続・上尾市みどり公園課の不都合な真実 ー市民からの意見不掲載問題ー

丸山公園の池の管理問題や、公園利用者への「誘導尋問アンケート」など、みどり公園課の「不都合な真実」については、当ブログでも何回かお伝えしてきました。今回、あろうことか、私が期限までに提出した意見書が掲載されないという問題が発覚しました(問い合わせの結果、現在は市のHPに掲載されています)。
今記事では、このことについてお伝えします。

No.145

🔷意見書が掲載されなかった経緯
みどり公園課が担当した「第2次上尾市緑の基本計画(案)」への意見募集期間は、昨年12月2日~新年1月4日 となっていたため、私は1月4日の23:06に、意見書をメール添付で送信しました。
同計画案についての意見書の公表期間は、2月1日~3月1日までとなっていました。しかしながら、公表された意見書の一覧を見ても、私の意見が掲載されていませんでした。

そこで、意見が不掲載になった経緯についての情報の開示を求めたところ、みどり公園課から、次のメールが送られてきました。

メールは1月4日23時6分にいただいていることは確認がとれました。
その際に、メールシステムのフィルタリング機能にかかり、1月5日に当課のアドレスに迷惑メールかどうかの確認がきていたのですが、確認作業のなかで、緑の基本計画の意見書と判断されずに担当のところに届いていませんでした。

この説明は、一読しただけでは意味がわかりません。開示請求処分通知の手交の際に説明を求めたところ、「メールシステムのフィルタリング機能」自体は、埼玉県のシステムが対応していることと、なぜ迷惑メールとして隔離されたのかは不明であるということでした。

🔷追加で公表された意見書と「市の考え方」
結局、情報開示を求めたこともあり、私が送付した意見書と、それに対する「市の考え方」が追加で掲載されるようになり、公表期間についても、3月19日まで延長されました。
「第2次上尾市緑の基本計画(案)」の意見募集の実施結果

みどり公園課のHPには、次のように記載されています。

2月1日より公表しておりましたが、意見書の受付漏れがありましたので、改めて、期間を変更して、公表いたします。貴重な意見書の受付漏れにつきましては、大変失礼いたしました。
変更後:令和3年2月19日(金)から3月19日(金)

すでに市のHPに掲載されていますが、以下、私が提出した意見と市の考え方を抜き出してみます。

上尾丸山公園
今まで、都市公園条例違反にもかかわらず、上尾市や市教委が釣りを認めてきた経緯や反省を含めた総括の記述が全くないのはおかしい。本当のことを包み隠さず記述すべきである。
市の考え方
貴重なご意見としてお伺いしますが、緑の基本計画は、都市における緑地の保全及び緑化の推進に関する計画書です。過去の都市公園の利用の経緯や、それに対する市の考え方を記載する予定はございません。今後、公園の水辺の自然再生、池の水質改善の取り組みを進めるなかで、大池や魚釣りの在り方について、市民の皆様とともに検討していきたいと考えております。

つまり、みどり公園課は、過去の都市公園の利用の経緯や、それに対する市の考え方を記載する予定はない、と明言しています。

そこで、示された「緑の基本計画(案)」をもう一度見てみようと思っても、すでに削除されています。このこと自体、市民に対して不誠実な対応であると言えます。

🔷みどり公園課の「不都合な真実」は以前から
当ブログでもお伝えしてきましたが、みどり公園課の「不都合な真実」は、次のようなものがあります。

記事No.131  「上尾市(みどり公園課)が市民に実施したアンケートが公開されました」 (内容)市民1000人に実施したアンケートの用紙についての情報公開請求に対し、当初「非公開」としたこと ほか
記事No.120「みどり公園課への情報公開請求の結果」 (内容)みどり公園課が丸山公園で実施した「誘導尋問的アンケート」 ほか
記事No.110「市役所・みどり公園課による数々の不都合な真実とは」 (内容)なぜ魚たちを「生き埋め」にするのですか? ほか
記事No.61「市教委が不存在とした釣り大会資料、やはり存在していた!」 (内容)「条例違反」の釣り大会について市教委は容認してきた事実 ほか

🔷課内だけで決めるつもりの「緑の基本計画」
行政改革や総合計画、図書館サービス計画など、様々な計画案が示されてきましたが、「市民コメントについて」を議題として会合を開いたうえで計画を策定している担当課や部署が多い中にあって、みどり公園課は、自分たちの課内で計画案を「修正」し、計画の策定は4月以降になるようです。

みどり公園課による「緑の基本計画」は、釣り行為について容認・奨励してきた経緯を無視して策定されるものです。市行政や教育行政の今までの経緯や対応を踏まえたうえでなければ、新たな計画は策定できないのではないでしょうか。

投稿者: 館の住人

上尾市民。 「ひとりでもできる行政参画」を目指しています。 とりわけ、上尾市教育委員会や上尾市についての情報公開請求を契機として、教育行政や市政が改善の方向に向かって行けばと考えています。

「続・上尾市みどり公園課の不都合な真実 ー市民からの意見不掲載問題ー」への2件のフィードバック

  1. 追加の意見があったので誰だろうと思ったら、色々と経緯があったとは知らず、ブログを拝見して驚きました。
    それにしても、「メールシステムのフィルタリング機能」って言ってますが、意図的に迷惑なメールとして拒否設定していますね。
    緑の基本計画(案)の公表期間を何で短くするのかも分かりません。
    早く計画の策定を済ませたい魂胆がみえみえです。

    1. おっしゃる通りだと思います。

      意見が掲載されなかったことを、私が言わなかったら「それきり」になっていたと考えると、恐ろしい気もします。
      基本計画(案)も削除してしまったみどり公園課は、丸山公園をどうしたいのか、「再生」とはどういう状態を言っているのか。
      彼らのやろうとしていることは、「偽の緑計画」とでも言うべきでしょう。

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