教育委員会10月定例会を傍聴して

10/21に上尾市教育委員会10月定例会を傍聴しました。今回も「ツッコミどころ満載」の内容や発言が繰り返されており、「上尾の教育委員会は大丈夫か?」と思ってしまいました。

No.119

■「言葉」を選んで発言してほしい
定例会で話されている内容以前に、教育委員や事務局からの発言の中での「言葉の使い方」が気になりました。

★教育委員の発言から
発言の中で<父兄(ふけい)>という言葉を使っている教育委員の方がいましたが、これはもちろん、<保護者>というべきです。
参考のために、<父兄>という言葉について、NHKは次のように見解を示しています。

「父兄」は単純に父と兄を指すのではなく、児童や生徒の保護者の意味ですが、今では学校でも「親」「保護者」「父母」を用いています。「父兄会」についても、「保護者会」「父母会」などが用いられていますが、「保護者会」のほうがより一般的な表現になっています。文部科学省も文書用語として「父兄」を「保護者」としています。
「男女平等」「離婚の急増」「家庭内の父親不在」など時代の流れの中で、「父兄」や「父兄会」も時代にあわない形の表現になっています。 
(NHKことばのハンドブック参照)

出典:NHK放送文化研究所のHPより

<父兄>という言葉を使って憚らない教育委員は、つい先日市議会で再任が認められた方です。NHKの見解を聞くまでも無く、<父兄>の中に女性は入らないことから、使うべき言葉ではありません。
深く考えずに使用した言葉だとは思いますが、教育委員としての発言としてふさわしいか、つまり〈自分が使う言葉が、ジェンダーの問題や多様性に配慮したものであるかどうか〉について、この教育委員は考えていなかったということになります。

★市教委事務局の発言から
学校保健課長は自らの発言の中で、児童の登下校にかかわるスクールガードリーダーの活動について、<立哨(りっしょう)活動>という言葉を使っていました。
これについても、教育委員会定例会の場で使用することがふさわしいかよく考えるべきです。
広辞苑(第六版)で<立哨>を調べると、次のように説明されています。

【立哨】りっしょう
歩哨が一定の場所に立って監視に当たること。

とあるので、今度は<歩哨>を見ると

【歩哨】ほしょう
兵営・陣地の要所に立って警戒・監視の任にあたること。また、その兵。「ーに立つ」

ここにあるように、<立哨>とはもともと軍隊で使う用語です。そのことに少しでも考えが及べば、教育委員会事務局の課長が<立哨活動>という言葉を使うことの良し悪しの判断はつくはずです。

以上二人の発言についてブログ筆者が言及するのは、決して「細かい指摘」ではありません。本人の資質の問題もありますが、こうした発言をしたあと、周囲がどのような反応をするのかが大切なのです。
教育委員会の誰かが「あの言葉を使うのはまずいのではないか」とアドバイスすれば、本人も気づくのでしょうが、情報公開請求を通しての感触で言えば、おそらく、今の上尾市教育委員会内部には、誰もそうした「諫言(かんげん=目上の人の非をいさめること、また、その言葉)」を素直に聞く職員や、直接諫言する職員はいないでしょう。

もっとも、本人が当ブログを読み(その可能性は高いですが)、「ああ、そうだったのか」と考え直していただければ、今後は少しは言葉の選択について配慮するようになるかもしれませんが。

◎今の上尾市教育委員会(&事務局)は、市民から「これはこうではないか」と指摘(情報公開請求や住民監査も含みます)されて初めて自分たちの誤りに気づくという、残念ながらその繰り返しです。

■会議の内容は…
では、10月の教育委員会定例会の中身はどうだったのでしょうか。
最初は、「市議会の9月議会でこういう質問がされたので、こう答えました」と事務局が教育委員に説明したあと、教育委員から二、三質問や確認がされるという、いつものパターン。その中で「網戸が無い公民館がある」と二人の教育委員が発言していましたが、生涯学習課長から「それぞれの公民館からの要望に基づき対応しています」といなされていました。もっと聞くべき別の大事な問題があるように思いますが…。

それ以外で興味深かったのは、「学校施設のあり方に関する市民アンケート」の速報版です。このアンケートの「調査の概要」がこれ。⇒ 市民アンケート 調査の概要

つまり、「2020年5月1日の時点で上尾市在住で」「2014年4月2日以降生まれの子がいる方」を対象に、無作為に1,500名を抽出して、郵送により配布・回収したアンケートのようです。ちなみに回収率は41.5%(623通)でした。

これについては、来年1月にパブリック・コメントが実施されるようですから、それを待つことにします。
ひとつだけ、アンケートでは、1学級当たりの適正な人数を尋ねています。⇒ 1学級当たりの適正なクラス人数

これを見ると、《21~30人が適正なクラス人数である》と回答した方が全体の 75.9%もいることがわかります。
このことについて、上尾市教委はどう考えているのでしょうか。昨年9月の上尾市議会での次の質疑がされています。

(池田達生議員) 上尾市は、以前全国に先駆けて小学校1、2年生と中学1年生は30人学級が実施されていました。一人一人の子どもたちに行き届いた教育を進める上で、30人程度学級は非常に有効であると、学校現場や保護者からも大歓迎されていました。30人程度学級の復活は、現場の先生方からも強く要望が出されています。また、ほとんどの校長先生訪問のときに、校長先生の方からも教員の増員を求める声がありました。教職員の過密労働の解消にもつながりますが、実現への見解を伺います。
学校教育部長(伊藤潔) 30人程度学級を実施する予定はございません
(池田達生議員) あっさり言われてしまいました。これはぜひ検討してほしいと思います。 かつて上尾市は30人程度学級で非常に有名でした。全国から見学に来るほどでした。しかし、2011年4月、当時の島村前市長時代に突然廃止してしまいました。一人一人の子どもたちに目が行き届く教育のために、ぜひこれは復活を要望いたします。

いかがでしょうか。伊藤潔学校教育部長(現上尾中校長)の酷い答弁が際立ちますが、アンケート結果にも如実に示されているように、市民や保護者からの圧倒的な意見は「少人数学級の実現」です。文科省も重い腰を上げつつありますが、池田議員の要望にあるように、市独自の少人数学級の復活をブログ筆者も望むものです。

最後に教育総務課長から口頭で報告がされた[平方幼稚園は来年度の4歳児募集は行わない]件は、詳しく聞かないとよくわからない内容です。
ブログ筆者がメモをした範囲では、
10/5     市議会への説明
10/7・9   在園保護者への説明
10/12     入園希望者への説明
10/13・14 面談
と課長は言ったと思われますが、正確を期すため、さらに調べる必要があると考えています。
新たな情報が入りしだい、当ブログでもお伝えしていくつもりです。

なお、10/2 にこの件で臨時教育委員会が開催されていますが、会議の実施について事前の告知がされていないように思われます。これについても現在情報公開請求をおこなっているところです。

上尾小の校長による<本校はNo.1>発言に見る「不都合な真実」とは

上尾小のHPを見てブログ筆者は驚きました。とんでもないことが<上尾小学校のNo.1>として校長から語られているのです。その中身とは、いったい…?

No.115

■上尾小のHPに掲載されていたのは…
ブログ筆者が注目したのは、2020.8.31付けの<CSN2(2)>の記事です。現在は上尾小HPのトップページでは隠れているので、<RSS>の08.31記事をご覧になるとよいでしょう(ただし、この記事を公開した後で消される可能性もありますが)。
CSN2(2)>とは? Community School News第2号(2枚目)の略のようです。
コミュニティスクールとは、「学校運営協議会」のことであり、このNewsは、協議会委員を目の前にして、上尾小の校長が「本校のNo.1は…」と滔々(とうとう)と語ったことが記事になっているというわけです。

その記事がこちらです ⇒ 上尾小のNo.1

■上尾小の校長が言う<No.1>とは?
上尾小の校長は、3つのNo.1を挙げていますが、
ブログ筆者は、これらの根拠の開示を求めて情報公開請求をしました。以下、開示された資料の数字も含めて検証してみます。

【いじめの認知件数No.1?
これは、市内小学校における「いじめに関する認知件数」6・7月分が計52件ある中で、上尾小がその半数を占めるので、「先生方が小さな芽を見逃さず丁寧に対応しています」というわけです。しかしながら、個別具体的な内容はそれぞれ違っているのは当然であり、それに対してどのように指導・対応したかが問題になるのであって、他校と比較して<No.1>だとか最下位だとかいう話では全くありません

ICT活用率No.1?
この<No.1>も、およそ意味のない比較です。開示された資料によれば、(国語・社会・算数・理科・外国語・音楽)における「大型モニタ活用状況」が、市内の小学校の中で比較的高い、ということのようですが、これは完全に数字のごまかしと言えます。
なぜならば、前記以外の教科等(生活・図工・家庭・体育・道徳・総合・特活・特学)を含めた「全体平均」を見ると、上尾小は<No.1>には程遠い数字となっているからです。
そもそも、このようにICT活用率を比較すること自体が意味の無いことです。たとえば「生活科」を見ると、最も高い小学校が76.1%。最少は5.0%となっています。ちなみに上尾小は26.1%です。こうした比較は、授業の質と比例するとは考えられません

【在校時間No.1?
ブログ筆者が最も驚いたのは、この記述です。なぜこの【在校時間が市内No.1】であるということを学校運営協議会の場で校長が「誇らしげに」言うのか、全く理解できません。しかも、明らかに時間外勤務であるにもかかわらず、校長がわざわざ「在校時間」と言うのは、裏を返せば、「校長は時間外勤務を命じておらず、勝手に先生方が残って仕事をしている」と言っていることになります。
「教育熱心な先生方」に全責任を押しつける一方で、「過労が心配」と口で言うだけで何もしない校長の姿が見えてきます。

上尾小で教職員の時間外勤務が多い要因のひとつに、「委嘱研究発表会」の準備があることは明白です。
ブログ筆者が入手した資料がこちら ⇒ 上尾小6月分時間外勤務一覧

これを見ると、県費負担教職員26名の内、「過労死ライン」を超えて時間外勤務をしている職員が19名。何とその割合は73%になります
これは、いかに委嘱研究発表の準備が時間外勤務の要因となるかの証左でもあります。
上尾小校長は、すぐにでも過労死ラインを超えている「時間外勤務」が常態化していることを是正すべきであるとブログ筆者は考えます。

情報公開請求開示の際に判明したことですが、上尾市教委は、今年度の「委嘱研究発表会」を取りやめ、学校独自の報告のみに変更したとのことです。これはまさに朗報と言えます。ぜひ来年度以降も取りやめていただきたいと考えます。

■学校教育部長だった上尾小の校長
こうしたことを把握していて「在校時間No.1」などと言って憚らない上尾小の校長については、ブログ筆者の情報公開請求を契機に、上尾市教委学校教育部長からきつく「指導」がされたとのことです。

忘れてはいけないのは、現上尾小の校長も、元市教委の学校教育部長だったという事実です。つまり、元学校教育部長が、現学校教育部長から「指導」されたということになり、まさに漫画のような世界です。

ちなみに、この上尾小の校長は、コロナの影響で教職員が自宅勤務を余儀なくされていた際に、「自宅勤務の際は家族の世話はダメ」と言っていたのは、記憶に新しいところです。⇒ こちらの記事

こうした実態について、多くの保護者や市民の方たちと共有していくことも、上尾市の教育行政を「まともなもの」にしていく上で大事なことではないでしょうか。

また、市教委の学校教育部長と言えば、このブログの以前の記事<上尾中が謳う地域No.1校から受ける違和感>がすぐに思い出されます。
上尾中のHPのトップページをスクロールしていくと、今もまだ「地域No.1校である上尾中学校」と記載されています。
これについては、情報公開請求を通じて、「地域」とはどこのことを指しているのか明確になっていませんし、何のNo.1であるのかについても全く根拠が無いことが明らかになっています。ただちにHPの記述を変更すべきであるとブログ筆者は考えます。

今記事で取り上げたように、校長の中には「とても考えられないような発言」をする人もいます。そうした情報がありましたら、当ブログの「お問い合わせ&情報提供」経由でご連絡ください。

小中学校のトイレ清掃・消毒は教職員でなく外部委託に(後編)

前記事の〈前編〉では、ブログ筆者が調べた市内の公的施設の大半が清掃業務を外部委託していることを、委託先も含めて示しました。今記事はその〈後編〉として、小中学校のトイレ清掃(消毒)の実態をお伝えします。

記事No.114

■情報公開請求の結果は?
ブログ筆者がおこなった情報公開請求は以下のとおりです。誤解のないように言えば、この開示請求は、<各学校のトイレ清掃や消毒は、スキルを持った専門業者等に任せるべきである>ということを前提としておこなったものです。それには、まず小中学校の実態を把握する必要があります

<教職員および来校者が使用するトイレについて>
市内33校全ての小中学校において、「教職員および来校者が使用するトイレの清掃を誰が担当するのか」が判別できる文書・資料等(例えば、年度当初の校務分掌一覧表等)

結果、26校分が開示されました。残りの7校は「文書不存在のため非公開」でした。厳しい言い方になりますが、この7校については、校長の姿勢を含めて、問題があると言えます。
とりわけ、現在のようなコロナ禍にあって、感染防止対策が喫緊の課題となっている中にあって「教職員および来校者が使用するトイレの清掃」については、「なんとなく誰かがやってくれている」「決まっていないので、職員のボランティアかな?」などという状態で良いのでしょうか。
やむなく教職員が担当している学校も同様ですが、担当が決まっていないのであれば、校長は市教委に対して「外部委託をお願いしたい」と要望すべきなのです。

■開示された学校では
コロナ感染防止対策もあり、実に細かく清掃や消毒の方法が決められている学校が多いのに驚きます。そして、「児童のトイレ清掃は、床を掃き、流しの清掃、ゴミ捨てのみとします。便器等の清掃、消毒は教職員でおこないます」などというように、清掃・消毒を教職員に依拠している学校がほとんどです。
多くの学校で、職員用トイレ(来客用と兼ねている場合が多い)の清掃(消毒)を教職員の輪番でおこなっています。大半の学校では輪番の中に校長は含まれていないのですが、「職員用のトイレの消毒については、これまで、男子トイレを校長(不在の場合は主幹教諭)が行ってきた。…しばらくの間これを継続する」(高崎線西側の小学校)という学校も中にはあります。

また、「職員個人のゴム袋(共有はしない)=破損したら個人購入」という方針が堂々と示されている学校もあります。学校に配当されている消耗品費(市の予算)では足りないのであれば、「これは市教委が現物で配布すべきである」となぜ言わないのか、甚だ疑問です。市教委に対する遠慮なのでしょうか。あるいは職員が言っても校長がそれを市教委に伝えていないということも十分考えられます
さらに、「トイレ清掃は、当分の間教員が行う」とする学校もありますが、正しく表現するのでしたら、「トイレ清掃は、教職員が行うべき業務ではない。やむを得ず全教職員で担当せざるを得ない現状であるが、上尾市の責任で一日も早く専門業者に外部委託すべきである」としたうえで、学校としても市教委や市行政に強く要望すべきでしょう。

一方、用務員さん(上尾市シルバー人材派遣)の仕事として「男子職員の清掃」を位置付けている学校もあります。ただし、派遣元がきちんと清掃・消毒についての研修をおこなっているのか、仕様書にはどう決められているのか確かめる必要があると思います。

■保護者などの協力は本来は不必要
ある学校のHPには、[すっきりし隊]とのタイトルで、「今年度第1回目のトイレ清掃のご協力ありがとうございました」との記事が掲載されています。「今年度第1回目」となっているので、続けて2回目・3回目もありそうですが、ブログ筆者は賛成できません。
あるいは、他市の例ですが、「生命保険会社の社員による北本市立の全小中学校のトイレを消毒する奉仕活動が始まった」という記事がありました。これを〈美談〉として捉えてしまうと、ことの本質を見失うことになりかねません。トイレ清掃は毎日のことなので、保護者の協力を仰ぐのではなく、外部の専門業者に任せるべきです

■「黙働」って何?
今回、市内小中学校の職員・来客用のトイレを誰が清掃・消毒しているかの情報公開請求をしたわけですが、開示された資料の中には「清掃計画」も含まれている学校もありました。
その資料の中でブログ筆者が気になるのは、子どもたちの掃除を<無言清掃>や<黙働>という名目で位置付けている学校が多かったことです。このことについては、コロナ禍の前から増えてきていることが情報公開により判明しています。<黙働>という聞き慣れないことを教育の手段とする動きに、ブログ筆者は非常に違和感を覚えます

「黙働を徹底する」「今年のテーマ:黙働しよう」「もくもく清掃」「三点突破の一つである黙働清掃」「自問清掃」「膝つき清掃」などの<清掃についての聞き慣れない言葉>がズラッと並びますが、いずれも「とにかく黙って清掃をすること」ということです。「あそこにもゴミがある」とか「まだそこは拭いていない」とかの会話は、清掃の際にはむしろ自然だと思うのですが。
これが「黙々児童(生徒)集会」や「だんまり下校」へとエスカレートしていかないとは言えません。

黙働>などという、一部の学校現場でしか通用しない言葉や方式は「常態化」する前に考え直したほうがよいのではないでしょうか。

小中学校のトイレ清掃・消毒は教職員でなく外部委託に(前編)

前記事までで、「学校の消毒を教職員でなく外部委託に」と要望したにもかかわらず、その後何のcheckもしない教育委員の実態についてお伝えしました。ブログ筆者は、ひとりの市民としてこの問題について調べてみました。

記事No.113

■市の公的施設のトイレ清掃の実態は?
 ・中学校以外の公的施設は、トイレの清掃・消毒を外部委託しているであろう」という〈仮説〉を立てて、情報公開請求しました。
その際、公的施設については、利用者の中に子どもや保護者がいるのではないか、という推測に基づき、市内の12施設を選びました。
その結果がこちらです ⇒ トイレ清掃委託状況

12か所のうち、外部委託をしているのは10施設でした。以下、施設のいくつかについて、特徴的なことを見ていきます。

つくし学園 いきいき埼玉シルバー人材センター(1年契約)

つくし学園は、発達に心配のある就学前の児童の療育・保育を目的として、上尾市が設置・運営している児童発達支援センターです(担当は子ども未来部発達支援センター)。トイレ・手洗い場の清掃作業のマニュアルは次のとおりです。

洗剤・ブラシを用いた清掃作業。トイレットペーパーの補充。トイレ用ピューラックス溶液を含ませた雑巾で手洗い、ドアノブ、便器、物入れつまみ、電気スイッチ、窓桟を拭き上げる。床はピューラックス溶液を含ませたトイレ用モップで拭き上げる。

つくし学園は、いきいき埼玉(けんかつ内)と「用務員派遣契約(1年)」を締結しています。もし、小中学校でも清掃・消毒業務を外部委託するとしたら、この方式が実現性が高いと思われます。

平方幼稚園 (外部委託無し)

平方幼稚園は、小・中学校と同様、トイレ清掃と消毒についての外部委託をしていません。文書不存在なので詳細は不明ですが、おそらく、小中学校と同様に教職員が清掃・消毒作業にあたっていると思われます。

児童館こどもの城 (株)オンロード(1年契約)

児童館こどもの城は、指定管理者である上尾市地域振興公社が、(株)オンロードに発注し、業務委託契約しています。業務の内容は清掃及び有人警備業務となります。

図書館本館 (有)下水管理興業(1年契約)

*上尾市図書館は、本館・瓦葺分館(尾山台出張所含む)・平方分館を含めて(有)下水管理興業に委託業務をしています。業務内容は、仕様書で細かく決まっていて、日常清掃では開館時間の朝9時までに1階・2階のバキューム清掃、トイレと洗面所、ブックポスト内の本の整理、新聞の整理などを毎日おこないます。定期清掃はビニールシート(年6回)、じゅうたん(年3回)、天井(年1回)、蛍光灯(年1回)など、細部にわたっての清掃範囲が定められています。

原市公民館図書室 太陽管財(株)(3年契約)

*市図書館は、本館・分館(5館)・公民館図書室(3室)がありますが、公民館図書室(原市・上平・大谷)の担当は市教委生涯学習課となっています。公民館の施設自体を対象として、日常清掃と定期清掃を業務委託しています。

上尾市青少年センター (株)旭ビル管理(1年契約)

*市教育センターと青少年センターは、ともに旭ビル管理に業務委託しています。日常清掃ではトイレの衛生陶器、鏡及び床の清掃等、また特別清掃としてトイレ換気扇カバー清掃を年2回おこないます。なお、トイレットペーパーは発注者である上尾市が用意します。

以上のように、ブログ筆者が情報公開請求で調べた12施設のうち、平方幼稚園と子育て支援センター(保育士が清掃)以外は業務委託をしていることがわかります。

これらの情報については、施設によって担当がバラバラに分かれていることが挙げられます。また、各担当課からの開示の通知文を受け取る際に「小中学校の実態をご存じですか?」と聞いてみました。そうすると、ほとんどの施設の職員は学校現場の実態を知らず、むしろ「トイレ清掃は外部委託が当然」と思っていたようです。

■市教委事務局の「検討」の進捗状況は?
 前記事でもお伝えしたように、学校保健課長は「シルバー人材への業務委託について検討する」と発言しています。本来でしたらスキルを持った専門業者に外部委託するのが良いのですが、教職員の負担を少しでも減らすための策としての業務委託について真剣に考えてもらいたいと思います。

◎ブログ筆者は、各小中学校のトイレ清掃の実態についても資料を入手しました。それについては、次回以降お伝えしていきます。

<check機能不全>の教育委員への報酬《時給換算3万円也》は高すぎます。

前記事で、法定の「教育委員会の事務に関する点検評価」について何も言わない教育長と教育委員の方々についてお伝えしました。
一方で、7月の教育委員会定例会では珍しく「少しはましに思える意見」を述べたかに見えた教育委員のお歴々でしたが、8月の定例会では<check機能不全>の「いつもの姿」に戻ってしまいました。

No.112

■教育委員の7月定例会での発言
まず、教育委員による7月の教育委員会定例会での発言を見てみましょう。従来と違い、少しは「まともな意見」に思えるものもありました。以下は、「教職員が消毒活動で時間が取られる実状を改善できないか」という趣旨の質問と教委事務局の回答の要約です。

小池教育委員 教職員は普段から忙しい職務を担当しているが、コロナ禍の長期間の臨時休業に伴い、さらに消毒活動で時間を取られるということは先生方の負担が大きいのではないか。予算の都合などもあるとは思うが、消毒作業の専門の業者にお願いすることの検討は。
荒井学校保健課長 外部委託については、財源確保が必要になるので、他市の状況等を見ながら研究していきたい。
中野教育委員 学校応援団の協力での消毒は、感染リスクを考えて外部の方が学校に入るのを避ける意味で教職員が消毒していると聞いているが。
荒井学校保健課長 消毒は毎日行うことなので、保護者や地域の方に協力をお願いするのは難しさがある。外部委託については用務業務をシルバー人材センターに委託している経緯から対応できないか検討を進める。
中野教育委員 外部委託も含めての検討をお願いしたい。
細野教育長職務代理者 消毒の外部委託について、教職員の負担軽減のために、外部委託の予算措置を推し進めていただきたい。限りある予算だが、子どもたちのために頑張っていただきたい。

これらは、教職員が毎日教室やトイレの消毒を行っていることは、決して本来の業務ではないことを、教育委員の方たちが理解しはじめたからこその質問だと思われます。すなわち、以前の記事に書いたように、教育委員のお歴々がブログ筆者による〈第二の書簡〉に添付した拙ブログを読み、事の重大さに気づいたゆえの発言だったと考えるのが自然です。

■「その後」を聞こうとしないのは何故?
ブログ筆者は8月の教育委員会定例会を傍聴しましたが、教職員が毎日消毒していることについての学校保健課長の回答(外部の専門業者や、あるいはシルバー人材に委託できるかについての検討)について、残念ながら「その後どうなったのか。どう検討したのか」という質問や発言は教育委員たちの誰からもされませんでした

たとえば、小池委員の質問に対し、学校保健課長は「他市の状況等を見ながら研究していきたい」「シルバー人材への委託を検討する」と述べています。
本来でしたら、質問した教育委員は、次の定例会を待つことなく、事務局に「質問の件は現在どうなっているのですか?」と聞いてみる必要があります。それをしないのであれば、少なくとも翌月(8月)の定例会で「他市の研究をしてみた結果、どうだったのか」「シルバー人材への委託の件はどの程度進んでいるのか」と聞くべきなのです。
もし、「現在検討中です」などという〈官僚的答弁〉が返ってきたなら、「実際には何をどう検討したのか」と尋ね、議論を発展させることが必要なのです。
前回要望したからいいや」では、市教委事務局はほとんど動かないことに、教育委員はまだ気づかないのでしょうか。「この間のことはどうなりましたか?」と次の時にcheckするのは、市民的視座からも、レイマンコントロールの観点からも当然のことなのです。

定例会を傍聴していると、教育委員が時折引用する<PDCA>のうちの<C=check>が全く機能していないと思われます。
今まで、自分たちは Plan Do Action も無縁なのですから、せめてCheckくらいちゃんとやってくださいよ、と言いたくなります。

■これで「時給換算3万円也」の報酬?
今年の4月から8月の臨時会と定例会までを含め、教育委員たちに対して、なんと時給換算で約3万円の<報酬>が市民の血税から支払われています。⇒教育委員時間あたりの報酬の額

時々ちょっぴり良さげな質問や意見を言っても、「その後どうなったのか?」というcheckをしないのですから、教育委員への報酬は高すぎると言えるのではないでしょうか。

■教育委員再任を追認する議案
今開かれている上尾市議会の9月定例会では、次の「議案92号」が審議される見込みです。

議案第92号 教育委員会委員の任命について
教育委員会委員 大塚崇行氏の任期は令和2年9月30日で満了となるが、同氏を再び任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、同意を得るもの

おそらく市議会では何の質疑や意見も出されずにこの議案を「追認」するでしょうが、ブログ筆者はこの議案が提出されるまでのプロセスに関心を持っています。自薦なのか、他薦なのか、それとは別の動きがあったのか
今回は再任を追認する議案ですが、新任でも同じことで、新たに教育長や教育委員の任命を人事案として市議会にかける際に、「どうしてその人が教育長(教育委員)として最もふさわしいのか」「どのようにしてその人の名前が出てきたのか」が全く闇の中なのです。
ブログ筆者は、この「議案92号」が提出されるプロセス(教育委員再任にあたって自薦・他薦なのか、それとも別の動きがあったのかも含めて)について情報公開請求をしましたが、おそらく、形式的な決裁文書以外は「文書不存在」の処分となる公算が高いと思われます。

少なくない市の税金が給与や報酬として支払われている現在、少なくとも教育長や教育委員について、「どのようなプロセスを経てその人の名前が出てきたのか」について明らかにするのは、行政としての説明責任のひとつであると言えるのではないでしょうか

★教育委員のみなさんに差し上げた上述の《第二の書簡》に拙ブログを添付したこともあり、おそらく教育委員の方々は今記事についても高い関心を持ってお読みいただいていることでしょう。反論やご意見などは当然あると思いますので、このブログの「お問い合わせ」経由で送信していただくようお願いします。
または《第二の書簡》に同封した、ブログ筆者宛ての封筒を使用して返信していただければ幸いです。その際、教育委員同士で相談することなく、ぜひ「ご自分の言葉で」「ご自分の考えを」お寄せください。お待ちしています。

そして誰も何も言わなかった -上尾市教育委員会の「不都合な真実」

記事のタイトルとしてはアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』のパロディ風ですが、今記事でお伝えすることは、まぎれもなく上尾市教育委員会の「不都合な真実」です。

No.111

■教育委員会定例会で公言したのに…
2020年5月の教育委員会定例会の席上、教育総務課長は次の発言をしています(会議録より引用。下線はブログ筆者)。

(池田直隆教育総務課長)
続きまして「報告事項2 令和2年度上尾市教育委員会の事務に関する点検評価基本方針について」でございます。本年度実施する点検評価につきまして、基本方針を定めましたので報告するものでございます。右側3ページをご覧いただきたいと存じます。
基本的な進め方は昨年度と同様に進めてまいります。スケジュールといたしましては、下段になりますが、8月の教育委員会までに評価をまとめて、協議させていただきます。その後、学識経験者による第三者評価をいただき、10月の教育委員会において採決いただきたく予定をしております。なお、第三者評価をお願いする有識者でございますが、まだどなたにお願いするのか決定しておりませんので、今後人選を進め、別途報告させていただきます。また、昨年度の点検評価の審議の際に、委員の皆様からいくつかご意見を頂戴してございます。例えば、「今後の取り組みや改善策、方向性などが全く記載されていない」といったご指摘もいただいております。職員も「何のための評価をするのか」、この評価制度の意義を今一度考えて、進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。報告事項2の説明は以上でございます。

また、この発言に合わせて「点検評価報告」についての今後の日程が示されました。⇒今後のスケジュール

これによれば、8月の教育委員会定例会で「点検評価結果案に関する議案」を提出し、協議することになっています。ちなみに昨年度はこの案件が議案となって審議されています。
ところが、ブログ筆者は8月の教育委員会定例会を傍聴しましたが、議案・報告・協議いずれもこの案件は審議はおろか、提案すらされませんでした

■誰も何も言わない「不気味さ」
ブログ筆者は5月の教育委員会定例会も傍聴しています。その時点で今後この案件がどう扱われるか聞いていたので、8月の定例会で「点検評価の件はどうなったんだろう?」と疑問が沸きました。そして、「最後まで点検評価のことについて誰も何も言わない」ことに、「いったいこの人たちは何を考えているんだ?」と、不気味にも思いました。

教育総務課長や教育総務部長はおろか、教育長も何も言いません。それどころか、5月にこの件について聞いているはずの教育委員のお歴々もからも、この件に関しひと言もないのです。まるでそのことは何もなかったことのようです。

念のため、8月教育委員会定例会の会議録は未公表のため、ブログ筆者の「勘違い(99%無いですが)」かもしれないと思い、次のような情報公開請求を現在おこなっている最中です。

請求人は「2020年8月定例会」を傍聴しましたが、「点検評価」が議題とされなかった件については、池田教育総務課長から説明がされなかったと思いますが、会議録未公開のため確信はありません。
そこで、「2020年5月定例会」で公言したにもかかわらず、「2020年8月定例会」の協議事項とならなかったことについて、「2020年8月定例会」の席上で池田教育総務課長又は他の出席者から説明がされたことが判別できる文書・資料等。

もしもこれが「文書不存在のため非公開」という「処分」になれば、それはすなわち、「誰も何も言わなかった」ことの証となります。

■市教委の「点検評価」には別の問題点も
さらに、教育総務課長は5月の定例会で次のように発言しています。

(池田教育総務課長)
第三者評価をお願いする有識者でございますが、まだど
なたにお願いするのか決定しておりませんので、今後人選を進め、別途報告させていただきます。

このことに関し、文科省は次の通知を発出しています。

点検及び評価の客観性を確保する観点から、法律において、教育に関し学識経験を有する者の知見を図るものとされている趣旨に鑑み、学識経験者として、保護者や地域住民の意見を聴くことにするなど、更なる改善を図ることも考えられること。

つまり「学識経験者」を選出する際に、<客観性の確保>が重要視されることは前提条件なのです。【教育長+教育委員の合議体】が教育に関する事務の執行機関である以上、前年まで教育委員だった者が、自らが執行した事業の評価をする、などというのは「客観的な評価」とは言えず、当然あり得ないことなのです。

それにもかかわらず、上尾市教育委員会はそのことを無視して、前年の教育委員を自らが関わった教育事業の評価者としてしまったのです。これについては、以前の記事で取り上げていますが、簡単に言えば、次のような問題点があります。

H29年度の「上尾市教育委員会の事務に関する点検評価報告書」は、前年度(H28年度)の施策事業を対象として点検・評価するものです。しかしながら、<客観性を確保する>はずの「学識経験者」の中に、H28年度の上半期まで教育委員だった吉田るみ子氏が入っています。
もともと「教育委員会」とは教育長と教育委員の合議体であり、執行機関としてすべての自治体に置かれ、上尾市も例外ではありません。上尾市教委のHPにも「教育委員会のあらまし」としてそのことが書かれています。つまり、吉田るみ子氏は「自分が教育委員だったときに執行した対象事業を、自分で評価している」ことになります。
請求人が知る限り、現在に至るまで、吉田るみ子氏は「点検評価」の「学識経験者」として名を連ねていますが、このような経緯がありながら、またぞろ同氏を「学識経験者」として依頼することがあってはならないのです。

■「職員の倫理条例・規則」との関係
もうひとつの疑問として、以上の事実は「何らのおとがめも無い」ということになるのか?ということがあります。「上尾市職員倫理条例施行規則」には次のように定められています。

第3条 条例第2条第1項第8号の規則で定める行為は、次に掲げることを求める行為とする。  (注)条例=上尾市職員倫理条例のこと。
(1) 職務上知り得た秘密を漏らすこと。
(2) 職務の遂行の公正さに対する市民の疑惑や不信を招くようなことを行うこと。
(3) 前2号に掲げるもののほか,職員としての倫理に反することを行うこと。

学識経験者については「まだ誰にするか決めていない」と課長は言っています。この問題を含めて「点検評価」を今度どうするのか、また教育総務課長が公言したにもかかわらず、教育長も部長も誰も何も言わないのは、「市民の疑惑や不信を招く」ものであることから、「職員倫理条例&施行規則」に抵触するのではないかと考えられます。

また、職員倫理条例第4条では次のように謳っています。

(管理監督者の責務)
第4条 職員を管理し、又は監督する地位にある職員(第13条第3項において「管理監督者」という。)は、その職務の重要性を自覚し、率先して自らを律するとともに、所属職員への適切な指導及び監督を行い、公正な職務の遂行及び厳正な服務規律の確保を図らなければならない。

教育長は所属職員の管理監督者ですが、倫理条例で「公正な職務の遂行及び厳正な服務規律の確保を図らなければならない」とあるのには苦笑を禁じ得ません。なぜなら、つい昨年の3月まで、休暇届の提出などの必要な手続きもせずに「お休み」などと称していた池野教育長が「厳正な服務規律の確保を図る」というのですから。

しかしながら、所属職員が市民から疑惑や不信を招いていることは明白なので、当然教育長の責任も問われなければなりません。ブログ筆者はこの問題にも強い関心を寄せていきたいと考えています。

 

●折しも、今日は「菅内閣発足」に関する報道(それも持ち上げるような中身)ばかりで辟易しますが、いずれ「反・安倍/菅政権」というカテゴリーで記事にするつもりです。 

教育委員などの<報酬>は適正な額?

毎月の「教育委員会」の会議。教育委員のお歴々は、1時間ほどの会議に出席して、少しコメントするだけで<報酬>がもらえます。上尾市には他にも「特別職で非常勤」の方々がたくさんいます。その報酬の額は適正でしょうか…?

No.109

■「教育委員」「職務代理者」とは?
月に一度の定例の「教育委員会会議」。司会進行は教育長、出席者は「教育長職務代理者」1名+「教育委員」4名のお歴々に加えて「教育委員会事務局の面々」が出席します。市役所7階に足を踏み入れたことのない市民の方からすれば「教育長のほかに職務代理者がいるの?」と思われるかもしれません。

教育行政に関心があっても、「教育長職務代理者とはどういうものか」について理解されている市民の方は少ないでしょう。
市民の方と話していると、「教育長」と「教育委員長」を混同されている場合もあります。

「教育委員会の長だから教育委員長だろう」と思われるのも無理もないことですが、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」が改正されたことにより、以前の「教育委員長」と呼ばれた職は、現在「教育長職務代理者」となっているのです。
上尾市では2016年4月1日に臨時の教育委員会を開き、それまで「教育委員長」だった細野氏が「教育長職務代理者」となっています。

■教育委員の報酬は適正?
上尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」で、教育長職務代理者は月額75,000円、教育委員は64,000円となっています。これを公開されている2020年4月~7月の「会議の所要時間」で見ると、次のようなことが分かります。

月別 会議所要時間 職務代理者報酬 教育委員報酬
4月 62分 75,000円 64,000円
5月 76分 75,000円 64,000円
6月 62分 75,000円 64,000円
7月 64分 75,000円 64,000円
4時間24分 300,000円 256,000円
  時給換算 68,182円  58,182円

これだけの報酬が上尾市の税金から支出されています。毎月の教育委員の発言から考えて、これが安いか高いかは、当ブログをお読みの方はすでにお分かりのことと思います。なお、8月は教科書採択の関係で、いつもよりは会議に時間がかかったようですが、会議録公開前の暫定時間で8月分まで計算すると、職務代理者が時給34,938円、教育委員が29,814円となり、超高額の時給であることに変わりはありません。

■まだまだある「高額報酬」
上述の「上尾市特別職の職員で非常勤のもの」は、教育委員だけではありません。条例では様々な職の報酬が定められています(条例の「別表」を参照してください)。ブログ筆者が関心を寄せる職の報酬を見ると、次の額になっています。

監査委員 月額 75,000円
情報公開・個人情報保護審査会 (会長) 日額 16,000円
同上 (委員) 日額  15,000円
空家等対策協議会委員 日額   6,000円
上平地区複合施設検討委員会(委員長) 日額 16,000円
同上(委員) 日額 15,000円
図書館協議会(委員長) 日額   7,000円
同上(委員) 日額   6,000円
いじめ問題調査委員会(委員長) 日額 16,000円
同上(委員) 日額 15,000円
投票立会人(投票時間の1/2超) 日額 10,900円
期日前立会人(投票時間の1/2超) 日額  9,600円

はっきり言って、監査委員の月額75,000円は高すぎます。ブログ筆者が起こした住民監査請求は年に1度あるか無いかですし、監査委員により毎月監査が行われているのでしょうか。なぜ月額なのかも含めて情報公開請求することも必要かもしれません。

また、実質的に機能しておらず、ただ年に1回集まるだけの「いじめ問題調査委員会」の委員に日額15,000円は出し過ぎでしょう。委員の内の一人について、国際学院中学高校に推薦依頼しているのも、根拠が無く説明責任が問われます。

上尾市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」の適用を受ける職が58種類もあり、それぞれ報酬の額が異なることや、実質的にどのような業務や会議がおこなわれているのか、もう少し詳しく調べてみる必要がありそうです。

教育委員の一番の関心は<上尾シティハーフマラソンのコース変更>でした。

 6月の定例教育委員会の会議録が公開されました。前記事で「教育委員の発言に変化の兆し」と書きましたが、6月の会議では、教育委員の関心は<上尾シティハーフマラソン>、とりわけスタート位置やコース変更にあったようです。その一方で<住民監査請求の報告>には全く関心を示さなかったことが会議録で露見しました。

記事No.101

■教育委員会の会議録の公開時期は?
 例月の教育委員会の会議では、冒頭で前月の会議録を承認します。直近の例では、7月定例会(7/28)に6月定例会(6/24)の会議録が承認され、翌日市教委のHPで公開されました(ちなみに、会議録が不承認になったことは一度もありません)。ブログ筆者は6月の会議を傍聴していないので、文字化された内容は初めて目にしました。

■定例教育委員会での<画期的な報告>
 6月定例会で、急遽追加された報告として「住民監査請求に係る監査結果について」がありました。当ブログをお読みの方はお分かりかと思いますが、これは<画期的な報告>と言えるものです。
なぜならば、同じく教育長の行状に疑問を呈した前回(2019年4月)の〈住民監査の結果〉は教育委員会で報告されることはなかったからです。そうした市教委事務局の対応について、ブログ筆者は情報公開請求等の処分通知の手交の際などに「なぜ住民監査請求の結果を報告しないのか」と言ってきましたから、今回報告がされたということは、一歩前進と捉えることができます。

■教育委員の関心は別のところに…?
 では、6月の教育委員会の会議の中で、教育委員はどのような発言をしているでしょうか。6月の定例会の会議録はこちら ⇒ 6月定例教育委員会 会議録(9頁に住民監査請求の報告、10~13頁に教育委員の発言が記載されています)

 どうやら、教育委員のみなさんの関心は<上尾シティマラソン>の名称変更や、折り返し地点やスタートの位置がどうなるかにあったようです。
シティ(ハーフ)マラソンについては、とりわけ大塚委員は関心が高かったようで、たとえば、「折り返し地点に関する質問ですが、小泉地区スーパーバリューの地点よりも東側になるということなのか伺います」などと質問しています。こうなると、もはや教育委員と言うより、ただの参加予定者からの発言です。しかも、今年度はコロナ禍の影響でシティマラソンは中止との報告がされています(会議録7頁)。それにもかかわらず、このような発言は、開催されるかどうかも怪しい来年の11月のイベントのことについて、興味深く質問していることになります。

 ちなみに、この教育委員さんは上尾シティマラソンに何度か参加しているようです。上尾市のHP(トップページ)の最下部のバナー広告をクリックすると、この方が社長となっている会社のHPに飛びます。右肩の「社長からのメッセージ」を開くと、「アクティブな社長の社外活動はこちら」とあり、そこを見ると、「平成28年10月上尾市教育委員就任」や「マラソン」の記事があり、上尾シティマラソンに出場したとあります。さらに「社長からのメッセージ」に戻ると、「上尾市長より感謝状をいただきました」との記事が目を惹き、クリックすると、「本市の教育行政に深く理解を賜り多額の寄附をされました」と書かれた〈感謝状〉を、畠山市長と二人で笑みを浮かべながら抱え持つ大きな写真があります。その下の説明にもシティマラソンの話が出ているので、よほどマラソンに関心があるのでしょう。

 マラソン以外では、他の教育委員から図書館の報告について若干質問がされています。この報告(手交式)は、図書館のHPにも掲載されています。図書館協議会を傍聴すればわかることですが、図書館協議会委員からの「答申」の原案は、実は図書館側によって作成されており、協議会の席で協議委員からの質問に答えるのは図書館長、という摩訶不思議な事実を、質問した教育委員は知る由もないでしょう。

■住民監査請求の結果は「スルー」
 会議録を全部読んでも、住民監査請求の結果については、教育委員からの質問も意見も全くありませんでした。つまり、来年の11月に開催される予定(それも怪しいですが)のマラソンのコース変更等には執拗な関心を寄せても、<教育長の行状についてのcheck機能>という教育委員の責務(レイマンコントロール)は、全く果たしていないということになります。
ブログ筆者が手紙で質問し、それを教育委員が受け取ったのが6月の定例教育委員会当日であると思われます。後日送られてきた返事は「教育委員としての意見は定例会で示す」というものでした。
しかしながら、今記事で見てきたように、実態としては教育委員の誰も<教育長の行状に対するcheck機能>を果たしておらず、質問はおろか、何の意見も表明しないということが6月の会議録から明らかになったと言えます。

住民監査請求に関しての教育総務課長からの発言について、会議録では次のように記載されています。

 「本件請求がなされた事実に鑑みれば、今後はそうした観点も踏まえた上で総合的に判断するなど、公用車の使用にあたって市民に疑念を与えることのないよう、適正な運用が行われるよう望むものである。」と付言されてございます。今般の住民監査請求は、結論としては棄却となっておりますが、市民が疑念を抱いたことで住民監査請求がなされた訳でございますので、教育委員会といたしましては、今回の住民監査請求があったという事実を真摯に受け止め、疑念を持たれるようなことがないよう、公用車の使用や事務執行を行ってまいりたいと考えておるところでございます。

 ここに記載されているように、「疑念を持たれることのないように公用車の使用や事務執行をおこなっている」かについてcheckするのは、自分たちの責務でもあることを教育委員は自覚していただきたいものです。

ん? 少しばかり変化の兆し? 教育委員の発言を聞いて

 7/28に、定例の教育委員会の会議を傍聴しました。その中で、少しだけではありますが、教育委員の発言に「変化の兆し」が見られたような気がします。

記事No.100

■7月定例教育委員会では
 議案2件、報告4件でしたが、教育委員の発言が幾つかあったこともあり、1時間ちょっとの会議となりました。議案の中には、上尾市図書館協議会委員が小学校長会の都合(輪番で富士見小校長→上平小校長へ交替。図書館協議会委員に就任するにあたっての本人からの意見表明等は無し)で変更になることも含まれていましたが、お得意の<異議なし・質問もなし>で簡単に採択されました。

■教育委員の発言に変化の兆し?
 傍聴していて“あれ?少し変わったかな?”と思ったのは、教育委員(教育長職務代理者を含む)の発言です。従来の言わば「基本的に事務局の方針は是認したうえで、表面をそっと撫でるような質問や意見」とは少しばかりニュアンスが違っているようにブログ筆者には思えました。正確な会議録は8月末頃公表されますが、学校のトイレ等の消毒について、「(教師の負担を減らす意味でも)ぜひ専門業者等外部委託について検討してもらいたい」という、それまでには見られなかった強い調子での意見が出されたからです。

■〈第二の書簡〉を読んだことが好影響?
 前記事の中でお伝えした、ブログ筆者が教育委員全員に送った〈第二の書簡〉。これについては、教育委員が来庁したら渡してほしい旨伝え、7/17に教育総務課職員に届けました。7/28午後に情報公開処分通知手交があったので、その際同課職員に確認したところ、7/17~7/28の間に教育委員に渡した場合もある、ということでした。〈第二の書簡〉には、拙ブログの紹介もしてあることから、最近の記事、たとえば〈コロナ感染防止対策、学校のトイレは?〉についても目にしている可能性が高いと思われます。同記事は、<トイレ消毒については、専門の技術を持った業者に依頼すべきである>というブログ筆者の考えを中心とした内容でしたが、ほぼ同様の意見を、教育委員が発言したのです。

 ですから、もしも教育委員のお歴々が〈第二の書簡〉や拙ブログの記事を読んだうえでの発言であったなら、それらが相当な影響を与えたと考えるべきでしょう。

 おそらく、今まで市民から直接書簡をもらったり、教育委員自体がブログ記事のテーマになったことは皆無であったと推察されます。しかも、教育委員は「教育委員としての意見は会議の席上で(示す)」と言っていますが、実際には採決は20年にわたって<全員一致>、多くは<異議なし・意見なし>であることを〈第二の書簡〉において喝破されています。こうしたことは初めてだったでしょう。

 ブログ筆者からの〈第二の書簡〉に対して、教育委員から〈返事〉は来るのか、前回と同様に<全員一致>の文言になるのか、何らかの動きがあれば、当ブログでお伝えします。

■おかげさまで、100記事投稿。
 ブログ発信をして1年経過して、記事も100本目となりました。ブログを読んだ方から、「お問い合わせ」経由で様々なご意見や情報提供をいただき、大変感謝しております。
お問い合わせ」は、なるべく早めにお答えするようにしています。ブログ筆者として出来る範囲(お話を伺うこと。個人情報等に配慮しながら、情報公開等で調べること。内容を吟味してブログ記事にすること)は限られていますが、少しでもお役に立てればと考えています。

 このブログのコンセプトは「市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう」です。
ブログ筆者の関心は、上尾市の教育行政に関わる様々な問題、とりわけ「委嘱研究指定の弊害」・「教職員の過剰労働をなくす実効性ある方策」・「教育長や教育委員、あるいは校長等の資質の問題」・「市教委事務局の姿勢」・「いじめ調査委員等の選出方法」・「学校での給食や清掃について」・「学校行事」や、「図書館運営のあり方」等々多数に及びます。加えて関連しての市政の問題等も取り上げていこうと考えていますので、今後ともよろしくお願いいたします。ご意見(反論を含めて)等はコメント欄に投稿していただくほか、「お問い合わせ」経由でお聞かせいただければ幸いです。

「返事」の文言は、教育委員お得意の〈全員一致〉でした。

 ブログ筆者は、6月初めに教育委員・教育長職務代理者計5名の方々に手紙で質問をしました。それから約1か月ほど過ぎた頃から、手紙の「返事」がバラバラと届きましたが、その内容とはどういうものであったのでしょうか? 今記事では、そのことについてお伝えします。なお、記事の後半で挿入した、ブログ筆者による〈第二の書簡〉は、A4で8枚と少しあり、かなり長目です。時間の許す方は、ゆっくりとお読みください。上尾市教育委員会の抱えている「不都合な真実」の一端を垣間見ることができると思います。

記事No.99

■教育委員宛の手紙での質問とは?
どんな質問だったかは、前記事のとおりです。これを整理すると、次のようになります。

質問その1
池野教育長の「服務関係」や「公用車の恣意的使用」について、昨年と今年の2回にわたって<住民監査請求>が出されたのをご存じか。
質問その2
2019年2月の<住民監査請求>について、市の監査委員から池野教育長に対して厳しい指摘がされたことをご存じか。
質問その3
文科省が「教育委員会制度のあり方」で言及している「レイマンコントロール」についての意見を聞かせてください。
質問その4
コロナ禍の影響で、6月からの小中学校の再開は、土曜授業実施や夏休み大幅短縮などとされていますが、このような非常に重要な決定の際に、臨時の教育委員会が開催されていません。地教行法では教育委員2名以上が請求すれば臨時の教育委員会を開催できると定められているにもかかわらず、なぜそうしなかったのですか。

■質問に対する「返事」は<全員一致>。
5名の教育委員(内1名は教育長職務代理者)からは、次のような「返事」が届きました。中身がほぼ<全員一致>をいうのは、例月の教育委員会の議案に対する裁決が、少なくともここ20年にわたって<全員一致>となっている=つまり、異論を許さないことと、軌を一にするものと言えます。

【教育委員からの返事】※全員ほぼ同文。
 様々な意見や立場を集約した中立的な意思決定を行う合議制として(の)教育委員会の趣旨に鑑み、教育委員会委員としての意見につきましては、その議事の中で示してまいりたいと思いますので、個人としての意見を個別に行うことは控えさせていただきます。

 これらの「返事」は、わずかな字句の違いはあるものの、全員が同じ文言と言えるものでした。ただ、(の)が入らないと意味が通じにくい点や、「個人としての意見を行う」という表現そのものに疑問が残ります。それらの「国語的な点」を無視したとしても、矛盾に満ちた文言となっています。

 まず、<様々な意見や立場を集約した中立的な意思決定を行う合議制として(の)教育委員会>という表現は、文部科学省のこちらのサイトにも示されており、そこには「多様な属性を持った複数の委員による合議により、様々な意見や立場を集約した中立的な意思決定を行う」とあるので、おそらく、ここからの「引用」でしょう。
 文科省がここで述べているのは、<個人の精神的な価値の形成を目指して行われる教育においては、その内容は、中立公正であることは極めて重要である。教育行政の執行に当たっても、個人的な価値判断や特定の党派的影響力から中立性を確保することが必要>ということです。

■市教委HPには何と書かれているでしょうか?
地方公共団体が処理する教育関係の事務については、その政治的中立を維持することが強く要請され、また行政の安定性、継続性も求められていることから、すべての都道府県、市区町村などに合議体の執行機関として教育委員会が置かれることとされています」と上尾市教委のHPには書かれています。

 つまり、教育委員会は「政治的中立」を維持することが強く求められているのです。その意味では、当ブログの No.8の記事 や、No.35の記事のような、教育長や学校教育部長・教育総務部長の行状(市議会特定会派=「保守系会派」との酒席参加)は、絶対にあってはならないことです。
 情報公開請求や審査請求もされていて、しかも教育委員会の議案となっているにもかかわらず、会議の席上でも何も言わない教育委員のお歴々。これでは、「check機能」としての役割を放棄していると言われてもしかたないでしょう。教育委員の皆さんは、市教委HPに次のように掲載されていることの意味を今一度かみしめる必要があるのではないでしょうか。

上尾市教育委員会は教育長と5人の委員により組織され、教育、学術および文化に関する事項について大所高所からその基本的な方針などを決定します。

■ブログ筆者からの〈第二の書簡〉
 今回、<全員一致>とはいえ、返信があったことから、ブログ筆者は教育委員全員に新たな書簡を上尾市教委教育総務課経由で出しました。それがこちら⇒ 〈第二の書簡〉

この〈第二の書簡〉でブログ筆者が述べたポイントは、まず、<市教委事務局や教育長に対する
check機能(すなわち、レイマンコントロールとしての役割)を上尾市教育委員の皆さまが果たしているか>ということと、もうひとつは、<定例教育委員会の会議の席上、教育委員として何を語り、何を語らなかったか>ということです(むしろ、教育委員として「何を語らなかったか」のほうが、事の本質を突いているとも言えます)。

 7月の教育委員会定例会は、7/28(火)9:30より市役所7階大会議室にて開催される予定です。ブログ筆者からの〈第二の書簡〉は、当日教育総務課職員から教育委員全員に手渡されるはずです。
教育委員の皆さまは、いずれ当ブログをお読みいただくでしょうから、ぜひ<ご自分の言葉で>ご意見や反論をお寄せください。そのことも含め、教育委員サイドから何らかの〈反応〉があれば、当ブログを読んでいただいている方々にお伝えいたします。

中学校では、夏の一番暑い時期に弁当持参?

「授業数確保」を<錦の御旗>に掲げて、児童生徒に「授業」を強いる上尾市教育委員会。「(緊急事態宣言が再度発令されるとも限らないので)とにかく、今のうちに授業数を稼ごう」としかブログ筆者には見えず、そうした市教委の態度はある意味〈暴走〉とも言えます。今記事では、中学校の暑い時期の〈弁当持参〉に警鐘を鳴らしたいと思います。

記事No.97

■暑い時期の中学校給食は?
ブログ筆者が入手した資料「学校再開に係る対応について(学校給食関係)」には、次のように示されています。

【中学校給食=牛乳のみの期間】
7/17(金)、7/20(月)~7/30(木)
8/19(水)~ 8/28(金)
【牛乳給食のみ実施=弁当持参とする理由】
中学校は、中学校給食共同調理場のボイラー設備改修工事のため、給食調理、食器洗浄等が実施できなくなるため。

 この理由を見ると、<ボイラー設備改修工事>に約1か月かそれ以上かかるため、その間(16回分)は給食が作れないとあります。そうであれば、疑問が生じます。すなわち、「なぜ、ボイラー工事は 7/17~8/28の期間におこなわれるのか」ということです。4/30の時点では5月末まで学校を休業するのが決まっていたのですから、その時点で工事に入れなかったのか。あるいは、この時期に給食を出せるようにすると、「それでなくても高い給食費がさらに高くなってしまう」という考えが働いたか…このあたりは、情報公開請求で文書・資料を公開してもらう必要がありそうです。

■食中毒予防のポイントは
時期から考えて、食中毒には最新の注意が必要です。にもかかわらず、『新型コロナウイルス感染症防止対策/上尾市立小・中学校再開実施マニュアル(第2版)』には、弁当持参の際の注意点は記載されていません。ブログ筆者は、別に「お弁当による食中毒を予防するための10のポイント」文書を入手しました。それがこちら⇒お弁当による食中毒予防のポイント

 このプリントが各学校で配布されていればよいのですが、配られていないようでしたら、どうぞ参考にしてください。また、ポイントの中で、次のような文言があります。

9.冷やしましょう
・保冷剤や保冷パックを必ず利用し、食べる時間まで冷やしておきましょう。
・日の当たらないところに保管しましょう。

実際に、学校・学級ではどうしているのでしょうか。教室でこの条件を満たすのでしょうか。冷やして・日の当たらないところと言えば、冷房の効いた部屋に置いておくというのが考えられますが、特別教室のエアコン設置は100%ではありませんし、今年度上尾市の予算の目玉である「体育館のエアコン」はまだ調査段階ですし、気になるところです。どう考えても、「本来休んでいる時期に子どもたちに授業を受けさせる」のが無理筋ではなかったのかと思われます。

■他にも問題点はたくさんあります。
 夏休みを大幅に短縮することは、臨時の教育委員会(教育委員のお歴々が集まって重要な方針を決める合議体)を開催せずに決められました。それは教育委員の資質の問題でもあります。また、こういう時期に市教委事務局(主に指導課が中心)は<委嘱研究>に固執しており、その[本発表]を計画しています。これについては、何とか止めさせる必要があるとブログ筆者は考えています。

こうした「上尾市教育委員会の不都合な真実」については、引き続き当ブログで取り上げていくつもりです。上尾の教育行政を、何とか少しでも改善の方向に向かわせていくためにも、みなさまからの情報提供や質問等をお待ちしています。どうぞお気軽に「お問い合わせ」経由でお寄せください。

コロナ感染防止対策、学校のトイレは?

 コロナ感染について危険視されているのが「トイレでの感染拡大」です。国の新型コロナウイルス対策専門家会議(現在は分科会に改組)も、トイレでの感染リスクが比較的高いとして注意喚起をしていますが、ブログ筆者は「学校のトイレも十分な感染対策をしてほしい」と思っています。今記事では、そのことの関連をお伝えします。

記事No.96

■トイレの感染予防は?
 文科省の「新型コロナウイルス感染症に対応した学校再開ガイドライン」を参考にして、NPO法人日本トイレ研究所でも子どもたちのために、トイレでの感染予防対策のための資料を作成しています。
資料には、こういうものがあります。

 

 

 

 

 

 

トイレ消毒の8箇所とはこちら。  

■では、学校では?
上尾市教委は「上尾市立小・中学校再開実施マニュアル」を作成しており、現在は(第2版)が公表されています ⇒ それがこちら
このマニュアルで、「トイレの消毒」
については、次のように記載されています(朱書きはブログ筆者)。

感染経路を絶つこと
(3)消毒
 教室やトイレなど児童生徒が利用する場所のうち、特に多くの児童生徒等が手を触れる場所(ドアノブ、手すり、スイッチなど)は1日1回以上消毒液を使用して清拭する
【共用箇所の消毒】
ア 消毒作業については、教職員が原則実施する
イ 消毒用エタノールだけでなく、入手しやすい次亜塩素酸ナトリウム液も積極的に活用する。

  「清拭」は漢字の雰囲気から何となくわかりますが、念のため〈コトバンク〉を見ると、「セイシキ」と読み、意味は「病人などのからだを、タオルなどでふいてきれいにすること」だそうです。ちなみに「次亜塩素酸ナトリウムの希釈液」は、厚労省のガイドでは、モノ=〇、手指=×とされています。

■トイレの消毒も教職員の仕事?
 子どもたちをコロナ感染から守る」必要があるのは十分承知のうえで、あえて言えば、児童生徒が使う教室の他に、トイレの消毒作業教職員の仕事なのでしょうか?これについては、ブログ筆者は非常に疑問に思います。なぜならば、専門の技術を持った業者に依頼すべきだと思うからです。
それでなくても現在、市内の教員は「授業数確保」を<錦の御旗>として掲げる市教委から、やれ土曜授業だ、夏休みの大幅短縮だの言われ続けているうえに、コロナ感染防止のための消毒作業は、明らかにオーバーワークになるのは明らかです。
さらに、小中学校の場合、教室や児童生徒のトイレに加えて、「教職員用トイレ(来客用トイレを兼ねている場合が多い)」の清掃や消毒も教職員が担っている場合が多いのではないかと推測されます。
市内の他の公共施設では、来客用や利用者が使うトイレの清掃は、専門業者か民間委託をしているのではないでしょうか。もしそうであれば、学校だけがなぜ教職員が担当しなければならないのか、全くわかりません。

■他の公的施設のトイレ清掃・消毒の状況は?
 上で述べたことを、少しでも明らかにしようと考え、ブログ筆者は小中学校や、それ以外の公的施設(児童館アッピーランドや図書館など)のトイレ清掃等の状況を把握するために、情報公開請求をおこなっています。この情報公開請求の結果は、8月9日までに示されるということですので、開示された際には、このブログでお伝えします。

<住民監査>教育長本人からは何も聞いていなかったことが明らかに。

 驚きました。記事No.92でお伝えした<住民監査請求>の監査の過程で、肝心な教育長に対して、監査委員の誰も、ひと言も本人に事情を聞いていなかったことが情報公開請求で明らかになりました。今記事では、このことについてお伝えします。

記事No.95

■これで「監査」と言えるのでしょうか?
 ブログ筆者は、住民監査請求の結果に疑問を持ち、以下の内容で情報公開請求をおこない、本日(7/10)その「処分」が監査委員事務局から通知されました。

情報公開請求内容
教育長に対して、誰が(すなわち、監査委員の誰が事情聴取したのか、それとも監査委員事務局が事情聴取したのか、また、監査委員が事情聴取した際に監査委員事務局が立ち会ったのか)、いつ(日付)、どのくらいの時間をかけて(所要時間)、どのような内容で監査をおこなったのか、上尾市教育委員の立ち合いはあったのか、市教委事務局職員他の立ち合いはあったのか、それは誰なのか、監査の経過で示された文書や資料は何なのかが判別できる文書・資料等。

この請求に対しての「処分」がこちら⇒ 行政文書非公開決定通知書

つまり、市民目線では考えられないことですが、<監査委員の誰も教育長本人に事情を聞かなかった>ということがバレてしまったということになります。

■多すぎる「知らされていない情報」
 一方、総務課と教育総務課への監査の様子について、情報公開請求で分かった事実があります。今回の住民監査請求のポイントになる〈事情聴取〉を見てみましょう。監査委員と職員とのやり取りに注目してください。

監査委員 連日松本まで日帰りで公用車を使用したことについて、どう考えるか。
総務部次長 住民監査請求があったことを重く受け止め、使用に際し疑念を持たれないようにしなければならない。
監査委員 本日聴取した内容を踏まえ、今後監査を進める。後日改めて追加調査をすることもあるので、協力をお願いする。
監査委員 今回の松本について公用車を使用する正当性があったのか。
前教育総務課長 教育長は3月から4月にかけて連日公務が続き、体調がすぐれないこともあり心配だったこと、電車の乗り換えによる体の負担を考慮したこと、公用車の中で書類に目を通したり、挨拶を考えたりすること。10日は教育長が戻り次第、打合せを数件予定していたこと、公用車の方が効率的で機動性、迅速性がある。そういうことも含めて公用車の使用を判断。運転手を通して車両を押さえてもらった。
監査委員 健康面の配慮ということだが、1か月先まで予測できたか。
前教育総務課長 先のことは予測できないが、教育長は連日公務が続き、体調がすぐれないこともあり心配だったので、健康面を考えて車両を押さえた

 ここまで読んで、前教育総務課長の発言に「はあ??」と思った方も多いと思います。「3月から4月にかけて連日公務が続き、体調がすぐれないこともあり心配だった」のであれば、松本なんか行かなければよかったのではないですか? もともと、関東都市教育長協議会総会なのですから、事業報告や計画、決算報告に予算など、お決まりの総会、夜は懇親会というパターン。記念講演は松本市長だったことを考えれば、「不要不急の出張」とも言えます。
電車の乗り換えによる体の負担を考慮したこと」は、教育長が都内某所から毎朝電車で通勤しているのを考えたら、全くナンセンスな言い訳でしかありません。
公用車の中で書類に目を通したり、挨拶を考えたりする」のは、公用車でなければできないことでしょうか? 教育長が公用車の中で挨拶の練習をしている図は、想像したくもありませんが。

 さらに、住民監査請求に至った市民には知らされていない情報の存在が明らかになりました。以下はそのやり取りです。

監査委員 請求人は公務にあたって効率的かつ安価を主張しているが。
教育総務課長 経費面では検討しなかった。ガソリン代高速料金等は総務部が負担するので、比較計算はしていない。
監査委員 運転手はなぜ日帰りだったのか。運転手が宿泊した場合に、どこの部署が負担するのか。
教育総務課長 電車から公用車で行くことに変更したため運転手の宿泊は予定していなかった。
監査委員 昨年9月の決算委員会で公用車の使用についての質問が議員からあったが。教育長が公用車を使用する何らかの基準はあるか。
前教育総務課長 具体的な基準はできていない。
監査委員 前回の住民監査請求を受けて、教育総務課の改善点は。
教育総務課長 年次休暇や振替などのシステム管理。復命書の作成及び情報提供、教育委員会への報告の徹底を図った。
監査委員 今回の住民監査請求を受けてどう考えるか。
前教育総務課長 出されたことを重く受け止めている。

 やり取りの中にある、「電車から公用車に変更された」ということは、ブログ筆者は全く知らされていませんでした。もし事前に知っていれば、監査請求の文面も大きく変わっていたと言えます。
また、このやり取りには「前教育総務課長」と「教育総務課長」が登場していますが、「前」課長が答えるべきところを、「現」課長が答えているのにも疑問符が付きます。

 事情聴取に答えている「前教育総務課長」とは、この中でも触れられていますが、昨年9月の決算特別委員会で議員から「教育長の公用車の使用について」の質問がされたにもかかわらず、そのことについて答弁しなかったM氏です。これらのやり取りは、2020.05.22の「第3回監査委員会議結果」にも示されています。

前回の監査結果を受けて改善された点もあったが、公用車使用に関しては改善していない。このことは市議会の決算特別委員会で質問があったが、対応を怠っていたため答弁をしていない

  実はこのことが今回の住民監査請求の肝心な点でもあったのですが、監査委員が「第4回監査委員会議結果」で、次のように判断しているのは、今回の問題の本質を逃したと言えます。

公用車の基準策定を行っているという陳述について。
住民監査請求は違法・不当な財務会計行為を対象。基準がないことについては対象外。

 2019年2月の住民監査請求の結果、「教育長の服務関係等について改善が見られたかどうか」について質問し、実際に改善されていることを肯定的に捉えているはずなのに、今回の住民監査の最も重要なポイントである「公用車の使用についての基準」が無い点については、なぜ対象外としてしまったのか、この判断は、どう考えても監査委員の大失策と言えます。

◎以上のように、住民監査請求の結果を疑問に思い、さらに情報公開請求をおこなったことによって、新たな事実が判明しました。それと同時に、新たな問題点も明らかになってきました。ブログ筆者は、引き続きこの問題について強い関心を寄せていきたいと考えています。

どうなっているの? 公民館等の利用についての疑問

 市内の公民館を利用される方にとって、コロナ禍の影響は大きく、当ブログにもコメントが寄せられています。今記事ではそれを紹介しながら、見えてきた問題についてお伝えします。

記事N0.94

■当ブログに投稿されたコメント
 前記事に寄せられたコメントは次のとおりです。

公共施設利用に関して(Kさんより)
  いつも上尾公民館を利用してサークル活動(高齢者)をしています。コロナ問題で暫く閉鎖となり、じっと我慢をしていました。国の緊急事態宣言が解かれ、やっと施設を借りられると思っていましたら、「公共施設を利用する場合」は、「予約段階で参加者全員の名簿を提出すること」が強く主張されており、これなくしては申し込みも出来なくなりました。コロナ感染対策の一環とのことですが、公共施設の利用は憲法にも保障された「集会の自由」個人情報の保護」からしても行きすぎだと思います。聞けばいくつかの市町村でもこうした事態が起きているようです。
文科省が5/14付でガイドラインをメールしたとのことですが、県とかしの対応がそれに支配されているのかわかりません。少し調べて、対応の行き過ぎを直していかねば、市民的権利の侵害につながります。

 コロナ禍で長く待たされて、やっと再開館したと思ったら、公民館の使用にあたって厳しい条件がつけられている、という趣旨のコメントです。
Kさんご指摘のとおり、市民や利用者は、「お上」の言うことを聞かなくてはならないような雰囲気があります。公民館は市教委(担当は生涯学習課)の管轄ですが、<コロナ感染防止>がまるで《錦の御旗》のような役割を果たしていて、市民が要望・意見を言えないのをいいことに、イベントや催しを中止してきたように思えます(今後も続く可能性が大いにありますが)。

■減らされた公民館利用者の定員
変更された<新定員>はこちら⇒ 公民館新定員(上尾市教育委員会HPに掲載されています)
ほとんどの公民館施設は、8月までは3分の1、9月以降は半分になっています。ただし[集会室兼体育室]のように、旧定員は200人だろうが300人だろうが、新定員は8月までは50人、9月からは70人としているケースもあり、あまり根拠は無さそうにも見えます。

■市民として調べてみましょう
 Kさんは「少し調べて、対応の行き過ぎを直していかねば、市民的権利の侵害につながります」と述べておられますが、非常に大切な指摘であると思います。

 ブログ筆者は、これらの疑問について情報公開請求いたしました。それがこちら ⇒   イベント中止と公民館定員
調べたり、市に意見を伝えたりするには〈市長へのはがき〉の投稿という方法もあります。肝心なのは、「おかしい、と思ったらとにかく声をあげる」ということではないでしょうか。

◎情報公開請求の結果については、わかり次第、当ブログでお知らせしていきます。様々な情報提供やご意見、疑問などをお寄せください。

さいたま市教委による「一斉拍手の強要」続報

 6月15日、さいたま市教育委員会により、子どもたちが「医療従事者に向けて」ということで一斉拍手を強いられたことについて、その後の新聞報道等により、様々な事実がわかってきました。今記事では、このことについてお伝えします。

記事No.89

■「拍手の強要」その後
 学校再開早々、さいたま市立の小・中・高で「医療従事者」に向けた一斉拍手の問題を、埼玉新聞が取り上げています。

新聞記事では、各学校での一斉拍手後、①さいたま市議会の文教委員会で説明がされたこと ②市教委「幹部」が「タイミングがここで良かったのか、心がこもった拍手になったのか、真摯(しんし)に受け止める」と発言していること ③発案者とされる細田教育長はこの文教委員会に欠席したこと ④16日までに電話やメールで69件の問い合わせや意見が寄せられたこと などが明らかにされました。

また、朝日新聞埼玉版でも「配慮足りぬ面あった」という見出しでこの問題について報じています

市教委の副教育長が「真摯に受け止める」などと発言しているのは、まるでアベ首相の答弁を真似しているようで、とても素直に受け止めることはできませんが、市民らから多くの意見が寄せられたことでこの発言になったと思われます。

■「待ってください、教育長」となぜ言えぬ?
 細田教育長の発案とは、「医療従事者に向けて子どもたちに拍手をさせよう」とでも言いだしたということだと思われます。しかしながら、学校再開後いきなり、というのは、教育長個人のパフォーマンスと言われても仕方ないでしょう。

 たとえば、児童会や生徒会で話し合いをして、どういう感謝の仕方があるのか、また、感謝する相手は「医療従事者」だけでよいのか、そのほかにも感謝する相手はたくさんいるのではないか、など子どもたちに自ら考えさせれば、学校ごとに違う取り組みになるのが自然なことです。

 細田教育長がそんなことを言いだしたら、周囲の職員が、「ちょっと待ってください。もう少し子どもたち自身に考えさせても良いのではないですか?」などと、なぜ言わないのでしょうか?

 このあたりの状況は、上尾市によく似ています。
上尾でも、池野教育長の「デタラメ服務」を許したり、公用車の恣意的な使用について周囲の職員は誰も何も言わなかったことが、住民監査請求に繋がっています。今回の「一斉拍手」問題は、上尾市教委もさいたま市教委も同様な状況に置かれている、ということが表面化したと言えます。

さいたま市教委は「押しつけの感謝の拍手」を止めるべきです(追記あり)。

 お隣のさいたま市では、明日の同じ時刻(6/15   10:00)、医療従事者に向けて「感謝の気持ちを込めて」子どもたちに一斉に医療従事者に向けて拍手をさせるそうです。ブログ筆者はこうした明らかな「押しつけ」には反対です

(追記2)香山リカさんがツイッターで発信しています。


(追記3)東京新聞の記事では、「感謝の強制?市民らから疑問の声」が寄せられたと伝えています。(追記1は文末に記載)

記事No.88

さいたま市教委の説明は?
報道機関に向けて発表された内容はこちらです ⇒ さいたま市教委記者発表
この「取り組み」なるものには、多くの疑問符が付きます。

①さいたま市立小・中・高等・中等教育・特別支援学校(168校)を総動員しての「取り組み」ということですが、誰がどう見てもこれは明らかに「押しつけ」です。さいたま市の保護者からは、こんな声も発信されています。

月曜日、医療従事者の方への感謝を込めてみんなで教室で拍手するんだって。茶番。気持ち悪い。でも市教委からの命令だから授業を中断してやるよ。時間も決められてるからね。うちのクラスだけやらなかったら後で何言われるかわからないし。
#さいたま市 #拍手 

 確かにこれは「茶番」と言えるものです。何よりも、子どもたちのほうから「こうしよう」と声を挙げたわけではないからです。一方、学校では「主体的・対話的で深い学び」ということがさかんに言われています。文科省の資料によれば、次のように説明されています。

「主体的・対話的で深い学び」の目的は、子ども達が生涯にわたり能動的(アクティブ)に学び続けるようにすること。
そこで子ども達が学習内容を深く理解し、必要な資質と能力を身に付けられるよう、学習の質向上に向け授業の進め方を改善する。

 では、月曜日に行われるという<Clap for Carers>は、果たして「主体的・対話的で深い学び」に結びつくでしょうか。答えは「否」と言わざるを得ません。明らかにさいたま市教委による押しつけのイベントだからです。

②<Clap for Carers >の意味は?
さいたま市教委は、「児童生徒が学校から、医療従事者の方々へ感謝の気持ちを込めて拍手を送る」と説明しています。イギリス発祥とも言われている(諸説あり)このイベントですが、<Carers> の意味を、さいたま市教委は正確に捉えているのでしょうか。
Carers (あえてカタカナ表記にすれば「ケアラーズ」)は、手元の辞書を引くと、「《英》(病人・老人の)世話[看護]をする人」となっています。ですから、「医療従事者の方」だけではなく、当然ですが「介護に携わる方」も含まれます。4月2日にイギリス全土でおこなわれたイベントでは、医療従事者、介護従事者、緊急サービス、配達ドライバー、店で働く人々、教師、廃棄物収集業者、製造業者、郵便局員、清掃業者、獣医、エンジニアなども含まれています。
もちろん、医療に携わる方たちへの感謝の念は忘れてはならないのは当然ですが、それ以外にも、多くの方がコロナ感染を防ぐために努力しているのです。さいたま市教委は、そのことについても子どもたちに説明すべきです。
なお、<Clap>は名詞では「拍手」、動詞も「拍手する」という意味ですが、各学校の校長さんは、ALT(英語指導助手)にこのイベントについて説明する際に、<Clap>を<Crap>つまり[L]を[R]と発音してしまうのは絶対に避けてください。なぜなら<Crap>は①愚かな考え②駄作③うんこ という意味だからです。

③「オンラインミーティング」参加小中学校は?
 どうやら、大宮の桜木小と浦和の岸中がオンラインミーテイングに参加させられるようですが、桜木小 学校だより(6月2日更新)にも、岸中学校のHPにも、全くこのイベントについて触れられていません(ブログ筆者の最終閲覧日 6/14  15:00 )。イベントの前日になってもそれぞれの学校のHPに掲載されていないことから、これは明らかにさいたま市教委が両校に半ば強制的に参加するように伝えたと推測できます。

(追記)朝日新聞(デジタル版)で、この問題についての報道がされています。新聞記事には、<「唐突で、なぜ拍手を送るのか子どもは理解していないかもしれない」と話すのは40代女性教員。「子どもたちからやりたいとなったわけではないし、周囲でも『感謝の気持ち』は指示されて生まれるものなのかという話が出ている」と言う。50代の男性校長も「ポーズっぽくて嫌だなという思いはある」と明かすが「深く考え出すと『私はやらない』という人も出てくる。良い風に解釈し実施したい」と語った> とあります。校長の話の中で「深く考えだすと『私はやらない』という人も…云々」というのは、「主体的・対話的で深い学び」を強調することと明らかに矛盾するものです。

*以上の理由から、さいたま市教委は、月曜に予定されているイベントを中止すべきだとブログ筆者は考えます。また、今のところ上尾ではこのような動きは見られませんが、さいたま市教委の真似をするということも十分考えられます。引き続き関心を持って見ていきたいと思います。

上尾市の教育委員の方々に手紙で質問しました。

 このブログのコンセプトは市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう」です。上尾市の言わば「不都合な真実」を指摘し、市民に向けて発信することはとても大切なことですが、ブログ筆者は、それに加えて「では、ひとりの市民としてどうするのか」についても模索していきたいと考えています。具体的には「情報公開請求」や「住民監査請求」を通じて、行政の抱える問題点を認識させ、改善に繋げるという方法もありますが、今記事では、教育委員の皆さんに手紙で質問したことについてお伝えします。

記事No.87

■教育委員に出した手紙とは
 手紙は「上尾市役所7階 教育総務課気付 〇〇 様[親展]」として6月2日に郵送しました。差出人はブログ筆者の個人名で、受取人は細野宏道氏(教育長職務代理者)、中野住衣・大塚崇行・内田みどり・小池智司の各氏(いずれも教育委員)の計5名です。
以下、その手紙の内容です(例示では細野氏宛になっていますが、文面はみな同じです)。

上尾市教育委員会 教育長職務代理者 細野宏道 様

突然の手紙で失礼いたします。
私は市内〇〇在住の〇〇〇と申します。

以前から上尾市の教育行政については、ひとりの市民として深い関心を寄せております。
お忙しい折、大変恐縮ではありますが、以下のことについて、細野様のご意見をお伺いしたく、このような手紙を差し上げることをお許しください。

質問は次ページとその次のページの二つあります。この便箋に直接ご意見等をお書きいただき、同封した返信用封筒に入れて送り返していただくか、あるいは下記メールアドレス経由でお答えいただくか、いずれかの方法でご返送(返信)していただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます

差出人の住所/氏名/電話番号/メールアドレス

質問その1)
上尾市教育委員会教育長である池野和己氏にかかわる服務関係や市の公用車の恣意的使用について、2019年2月および2020年4月の計2回、住民監査請求(上尾市職員措置請求)が提出されていることをご存じですか。
 また、2019年2月の住民監査請求について、上尾市監査委員から池野氏に対して厳しい指摘がされていること(監査委員事務局HPに掲載されています)をご存じですか(ご存じでしたら、そのことについてどうお考えですか)。
 さらに、文科省が「教育委員会制度の在り方」において言及している「レイマンコントロール」について、細野様のご意見をお聞かせください。
(どちらかに〇印をつけたうえで、ご意見をお願いします)
※用紙不足の場合は裏面にお書きください。
お名前 細野宏道 様
(  )住民監査請求がされていることは知っていた。
(  )住民監査請求がされていることを知らなかった。
……………………………………………………………………
(ご意見等をご自由にお書きください)
(質問その2)
コロナ禍の影響により、市内の幼稚園、小・中学校は6月から授業が始まりましたが、夏休みが大幅に短縮されたり、土曜授業をおこなうなどとされています。
しかしながら、このような非常に重要な決定に際し、臨時の教育委員会が開催された痕跡はありません。
地教行法第14条第2項の規定からすれば、上尾市の場合は教育委員2名以上の請求で臨時教育委員会が開催できるようになっています。他の自治体では臨時の教育委員会を開催して6月以降の方針を決定したところもありますが、なぜ「上尾市教育委員会(教育長と5人の委員により組織され、教育、学術および文化に関する事項について大所高所からその基本的な方針などを決定する合議体)」はそうした臨時教育委員会を開催しなかったのですか。
(ご意見等を自由にお書きください)
※用紙不足の場合は裏面にお書きください。
お名前 細野宏道 様
……………………………………………………………………

※質問その1の「レイマンコントロール」とは、文科省「教育委員会制度について」では、次のように説明されています。

住民が専門的な行政官で構成される事務局を指揮監督する、いわゆるレイマンコントロールの仕組みにより、専門家の判断のみによらない、広く地域住民の意向を反映した教育行政を実現する。

■手紙の返事(返信)はいかに?
以上の手紙は6月2日に投函しましたが、今のところ返事は来ていません。教育委員と言えども、頻繁に教委事務局に顔を出しているわけではないでしょうが、「教科書採択の事前学習」のために6月は教育委員会事務局に顔を出す機会もあると思われます。少なくとも次回の教育委員会定例会(6月24日)は出席するでしょうから、それまでには手紙を受け取るはずです(もちろん、教育総務課がすんなりと教育委員に渡すことが前提ですが)。ですから、遅くとも7月には何らかの反応(スルーされることも含めて)があると思いますので、結果についてはまたこのブログでお伝えします。

■図書館再開館についての教育長の回答は?
 以前の記事でお伝えした、教育長への質問の<回答らしきもの>がメールで届きました。発信者は「図書館文書主任」となっており、教育長の署名入りの返信ではありません。ただ、唯一文面の中で「」と記述されている箇所があるので、その部分についてお伝えします。

(質問&要望)教育長として、図書館が閉館していることで学ぶ機会が奪われている市民や図書館利用者に向けてメッセージを発出していただきたいと考えていますが、いかがですか。
(回答らしきもの ※教育長の署名無し) 図書館の休館により、市民の皆様には多大なご不便をおかけしております。しても早期の再開を望んでいることに変わりはありません。現在、図書館は、段階的なサービスの再開に向けて取り組んでおります。改めて、市民に向けてメッセージを出す予定はございませんが、新たな判断を行い、図書館から次のステップのご案内をさせていただきます。

 この「私」なる人物は、「図書館の長期間休館により、知る権利や学ぶ機会が奪われている市民や図書館利用者に向けてメッセージを発出していただきたい」という市民の質問&要望について、「市民に向けてメッセージを出す予定は無い」と冷たく言い放っています。きちんと署名をしたうえで返事をしないという<いい加減さ>も含め、「池野教育長なら、さもありなん」とも思いますが、残念な「返事」と言わざるを得ません。

違和感を覚えた「5月定例教育委員会」

5月26日、定例教育委員会を傍聴しました。聞いていて「あれ?おかしいな。変なことを言っているな」あるいは「なぜ、肝心なことを論議しないのかな?」という疑問が沸いたというのが感想です。今記事では、このことについてお伝えします。

記事No.84

■教育委員は今回も「蚊帳の外」
 児童・生徒はもちろん、保護者や市民の関心事は、「6月から学校はどうなるのだろう?」ということではないでしょうか。その肝心な議題は、追加の報告事項として示されました。概略は次の通りです。

【学校指導関係】原文ママ
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、分散登校を実施する。
分散の目安として、各教室内の児童生徒の人数を平常の半数(おおむね20人以下)にする。
・分散登校期間   6月1日(月)~6月11日(木)まで
・登校の方法 教育委員会が示した分散登校例を参考にし、各学校で定める。
「午前・午後の分散登校」または「1日置きの分散登校」

 

【学校給食関係】
小学校 中学校
6/1~6/5 給食無し 給食無し
6/8・6/9 児童の半数へ簡易給食
牛乳・パン・デザート
生徒の半数へ通常給食
6/10・6/11 児童の半数へ通常給食 生徒の半数へ通常給食
6/12~7/30 全児童・生徒へ通常給食※
8/19~ 全児童・生徒へ通常給食※

※中学校の 7/17,7/20~7/30, 8/19~8/28 は「牛乳のみ」
※給食無しの日に、弁当持参の例も示されていますが、5月の教育委員会定例会の中では、食中毒防止への配慮などは議論されませんでした。

 表の中で、「教育委員会が示した(分散登校例)」とありますが、各学校では、どのように対応するのでしょうか。例として、上尾小学校のHPを見ると、すでに5/25(=定例教育委員会の前日には、「分散登校の実施と学校再開について」&「分散登校による上尾小学校日課表」が新着情報として掲載されています

これは、考えると大変奇妙なことです。なぜならば、分散登校の例を示した(つまり主語)は、「教育委員会」なのです。ところが、定例の教育委員会が開催されたのは5/26。上尾小ではすでにその前の日に定例教育委員会で示された内容が、HPに掲載されているのです。

上尾市教育委員会のHPには、「教育委員会のあらまし」として、次のように説明されています。

上尾市教育委員会は教育長と5人の委員により組織され、教育、学術および文化に関する事項について大所高所からその基本的な方針などを決定します。

 今回のコロナ禍で、学校が臨時休業する法的根拠の開示を求めたところ、「学校保健安全法第20条」(学校の設置者は、感染症の予防上必要があるときは、臨時に、学校の全部又は一部の休業を行うことができる。)を適用したということでした。学校の設置者は地方公共団体つまり上尾市ですから、教育委員の決定を待たずに、臨時休業することができました。

 問題は臨時休業が明けて、学校を再開するときです。何らかの法的根拠が無ければ、夏休みを短くしたり、土曜日や開校記念日に授業をすることはできません。
それについては、学校管理規則の第3条を適用させます。

2 校長は、教育上必要があるときは、教育委員会の承認を得て休業日に授業を行うことができる。ただし、運動会、学芸会等恒例の学校行事に伴う授業については、教育委員会の承認を得ることに代えて、あらかじめ教育委員会に届け出るものとする。

では、各学校が夏休みを大幅に短縮したり、土曜日を授業にしたり、開校記念日さえ授業をおこなうとしたことについて、教育委員のお歴々はどのようにかかわったのでしょうか?

 ブログ筆者は、このことについて情報公開請求をおこないました。その請求内容は以下のとおりです。

(情報公開請求内容)「教育長と5人の委員により組織されている教育委員会」として、<休業日を授業日とすることにどのようにかかわったのか>が判別できる文書・資料等。

 この請求に対する「処分(すなわち結論)」は、「上記のことが判別できる文書・資料等は、作成されていないため公開できない」というものでした。
つまり、夏休みを短縮したり、土曜日に授業することには、5人の教育委員は、何にもかかわっていない、ということになります。
蚊帳の外」とはこういうことを言うのではないでしょうか。いったい、何のために報酬をもらって「教育委員でございます」と言えるのかが不思議です。

 折しも、本日、都立学校の夏休み短縮を教育委員会会議を開催して決めた、というニュースが流れました。上尾においても、夏休みの大幅短縮のような大事なことは、臨時の教育委員会を開催して決めるのが、教育委員の務めではないでしょうか。2人の教育委員が会議の招集を請求すれば、臨時の教育委員会は開催できる(地教行法第14条第2号)のですから。

◎5月定例教育委員会では、今記事で取り上げた以外の問題も出されました。それらについては、次回以降の記事でお伝えします。

「住民監査請求」の陳述に出席しました

 昨日(5月22日)、ブログ筆者は住民監査請求(正式には教育長の令和元年5月分出張費の一部返還に関する措置請求」という案件になります)にかかわる「証拠の提出および陳述」に請求人として出席し、なぜ今回の住民監査請求に至ったのかについて陳述しました。今記事では、そのことについてお伝えします。なお、このような時期にもかかわらず、傍聴に来ていただいた市民の方々には、心より感謝いたします。大変心強く思いました。

記事No.83

■請求人陳述の様子
 会場は市役所7階の大会議室。3密を避けるため、大きめの部屋が用意されました。監査委員事務局の進行のもと、請求人の陳述がおこなわれ、所要時間は30分。傍聴の市民の方たちの他、「立会人」として「池野教育長の代理」の教育委員会事務局の課長も同席していました。なお、相手方の教育委員会にも陳述の機会は与えられていますが、その権利を市教委は放棄しています。

 結論から言えば、あくまでも請求人としてのブログ筆者の感想ですが、時間配分・陳述内容を含めて、「伝えたいことはうまく伝えることができた」と思います。前回の<教育長に対する給与の一部返還を求める住民監査請求>(2019年2月)の際に出された監査委員の意見があったからこそ、教育長の「デタラメ服務」が少し改善された、という事実経過に敬意を表したこともあり、事務局も昨日の陳述に好感をもったようでした。当日の陳述の様子はこちら ⇒ 住民監査 陳述
(大きめの字ですがA4版6枚あります。陳述を傍聴しているつもりで、ゆっくりとお読みいただければありがたいです。)

■繰り返される教育長の恣意的な公用車使用
 毎年5月に開催されている1泊2日の「関東都市教育長会議」なる会合。この会合に参加する際に、池野教育長は市の公用車を使用しているのですが、2018年(横浜市)・2019年(信州・松本市)とも、極めて恣意的な公用車の使い方をしています。
 つまり、1日目は都内の自宅まで公用車で迎えに来させ、そのあとは高速道路を利用して現地まで行き、その日は池野教育長は宿泊。公用車は上尾に戻させます。2日目は上尾から公用車を呼び寄せ、分科会(午前中せいぜい2時間位で終わってしまう程度の会です)が終了した後、自宅または上尾に戻ってくるというパターンです。
 共通しているのは、横浜にしても松本にしても、会場となるホテルが駅から至近距離にあること(つまり、徒歩で十分な近さ)と、会場が分散していないので、ずっと同じホテルで間に合うこと、それに加えて、横浜も松本も<電車で行ったほうが安い>ことです。つまり、公用車で行く必然性が全く無いのです。
 2018年の横浜行は、同月の岩手行と併せて<サボリの10時間>問題として、今回同様住民監査請求に至りました。その結果は、上尾市監査委員事務局のHPに住民監査の結果」として掲載されています。

■ひとりの市民でも、教育行政を変えられます
今回の陳述でも触れましたが、こうした「監査委員の意見」が教育行政に反映したことがわかるのが、昨年9月の市議会決算特別委員会での糟谷議員の質問と、それに対する教育総務課長の答弁です。
教育長の公用車使用問題を含めての質問に対し、教育総務課長は、「監査委員の指摘があったので、教育長の服務等に関して(教育委員会規則等を変更して)一般職員と同様にした」と答弁していますが、公用車の使用問題については何も触れていません。というのも、何も対応・改善していないので、答弁しようにも出来なかったのです。

 陳述の際にも監査委員に伝えたのですが、もしもブログ筆者が住民監査請求を起こさなければ、池野教育長の「デタラメ服務」は現在もなお続いていたことは明らかです。つまり、ひとりの市民が起こした住民監査請求の〈声〉が監査委員に届き、教育行政を少し改善させた(というより、普通の状態に戻させた)ということになります。
同様のことは、例のブロック塀事件でも言えることです。もしも住民監査請求(ブログ筆者も請求人の一員として名を連ねましたが)が起こされなかったら、そのまま放置された可能性が大でした。

 今回の住民監査の結果は、請求後60日以内、つまり6月23日までに請求人であるブログ筆者に通知されます。その結果は当ブログでお伝えしますが、現在までの感想としては、教育行政や市政について「これはおかしいな」と思ったら、たとえひとりの市民であっても、〈声〉を上げることで、行政側を動かす契機になるのではないかと実感しています。

住民監査請求について(続報)

 前記事で、今回受理された「住民監査請求」(=「上尾市職員措置請求書」)というのは、“教育長が信州・松本に行った際の公用車の使用は、極めて恣意的なものであり、市民の血税の無駄遣いなので、余計に支出した分を返還してください”というものであるとお伝えしました。今記事はその続報です。

記事No.82

■「新たな証拠」の提出
付け加えたのは6種類の資料ですが、いずれも、今回の住民監査請求の正当性を裏付けるものです。その概要は、

*「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第4条第1項により任命されている上尾市教育委員会教育長は、人格が高潔であることが前提となっています(市教委HP「教育委員会のあらまし」の中の「教育長」の説明にこのことが書かれています)。

教育長自らの勤務態度や公費の使い方について、市民から疑念を持たれることがあってはならないことは自明です。

*しかしながら、池野教育長は以前から自らの服務や公用車使用に関して疑念を持たれ、結果として2019年2月の住民監査請求、すなわち「上尾市教育委員会教育長の平成30年5月分の給与の一部返還に係る監査請求」につながりました。当該監査請求を通して、上尾市の監査委員から「意見」(クリックすると、監査結果の最後の部分が「意見」となっています)として様々な指摘がされています。

*そうした意見を尊重し、池野教育長は地方自治法第2条の規定(=「最小の経費で最大の効果を」)を遵守し、市民の血税を使う際には、より自制的な対応が求められます。そのことを明らかにするための証拠を提出するものです。

  教育長がそれまで「お休み」と称して、届も出さずに休んでいた「デタラメ服務」は、ブログ筆者が起こした前回の住民監査請求により、少し改善されました。
また、2018年5月
に岩手県に「出張」と称して行ったにもかかわらず誰にも何も報告しなかった問題も、1年も経過した2019年4月に、やっと教育委員会定例会の席上で「報告」されました。
 こうした問題は、昨年9月の市議会「 2018 年度決算の審査を行う決算特別委員会」でも取り上げられています。池野教育長の公用車使用に関するやり取りはこちら

このやり取りで注目は、教育総務課長の答弁です。議員が「そういう疑われるような公用車の使い方とか…」と質問し、教育総務課長も「教育長の公用車の利用等に関しましてご質問をいただいた件でございますが」と答弁を始めたにもかかわらず、公用車使用の件には全く答えていないのです。

 つまり、教育長も、上尾市教育委員会(事務局を含む)も改善する機会がありながら、教育長の公用車使用に関して基準を整えるとかの対応を全くしていないのです。

■市民からの応援メッセージがありました。
 市民ブログ「まちウォッチング」で、この問題について記事として取り上げていただきました。

池野教育長の出張費の一部返還を求める住民監査請求
請求人「上尾オンブズマン」からの陳述が行われます。
5月22日(金)10時~10時半、会場は上尾市役所7階 大会議室

 これについて、お礼のコメントを投稿したところ、次のような返しがありました。ありがとうございました。

「上尾オンブズマン」さんの情報公開制度を生かした調査と分析による不正や不適切の究明のパワーには日頃から敬服してきました。
今回の住民監査請求は、一市民でもこれだけのことができることを証明する事例となっています。
監査委員会がどのような判断下すかを多くの市民が注視することを呼び掛けて行きたいと考えています。

 当ブログは「市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう」がコンセプトです。そのために、市民がひとりでも市政や教育行政に参画できる手立てのひとつとして「情報公開請求」や、ハードルが高そうに見える「住民監査請求」があると考えています。
何の後ろ盾も無いひとりの市民が起こす行動は、傍から見れば物足りなく見えることもあるでしょう。「こういうやり方もあるのではないか」という指摘もいただくこともありますが、それでも、市民が「これはおかしいのではないか」と思ったら、それぞれのやり方で声をあげる、ということが大切であるとブログ筆者は考えています。