五輪TV放送の影響 -日々の所感-

このところ、見たいと思うTV番組がありません。理由は明らかで、どこのチャンネルもオリンピックの話題ばかりだからです。
一方、新型コロナ感染者は連日爆発的に増加しているにもかかわらず、コロナ報道よりも五輪報道を優先しているように思えます。
今記事では、そんな話も含めて、「日々の所感」を書いていきます。

No.175

🔶スポーツ専用チャンネル化したTV
TVでニュースを見ようと思っても、情報番組では、どのチャンネルもオリンピックばかりで、「スポーツ専用チャンネル」のようです。
(現在のところ、「まともなニュース番組」は、BS TBSの「報道1930」くらいでしょうか)
しかも、各TV局では、「金メダルの数、日本は過去最高」などとの報道が目立ちます。

あらためて、オリンピック憲章を見ると、次のような規定があります。

オリンピック憲章/ ❻ オリンピック競技大会 
1. オリンピック競技大会は、 個人種目または団体種目での選手間の競争であり、 国家間の競争ではない 大会には NOC が選抜し、 IOC から参加登録申請を認められた選手が集う。

これを見ると、オリンピック憲章の「国家間の競争ではない」という理念と、「日本の金メダルの数が過去最高」とする報道との間には、とても大きな開きがあるのは明白です。

また、今回のオリンピックは「圧倒的に地元日本選手有利」と言われており、柔道などの選手たちは「選手村」ではなく、練習や調整が出来る施設からの「通い」であることは、あまり報道されていません。それらの「東京五輪の不都合な真実」は、後日の別記事でお伝えします。

🔶「日曜美術館」も五輪のため休止。
45年間続いている、NHKのEテレ「日曜美術館」。私は毎週楽しみにしていますが、残念ながら、五輪放送のため、7月25日・8月1日・8月8日・8月25日は休止。8月15日・22日はアンコール放送の予定となっています。
毎回リアルタイムでは見られないので、録画は「毎週予約」になっていますが、オリンピックが録画されてしまいました(即削除です)。

それでも、8月8日の夜には、「無言館の扉 語り続ける戦没画学生」というテーマでの放送があります。ただし、1年前の再放送です。
久しぶりに、以前録画してあったこの番組を見ました。

🔶無言館と窪島誠一郎氏
「日曜美術館」で司会者が訪れる「無言館」は、著作家・美術評論家である窪島誠一郎氏が信州・別所温泉のある塩田平(長野県上田市)に設立。戦没画学生(とくに東京美術学校から召集された若者たち)の作品を展示してあります。東京美術学校は、現在の東京藝術大学です。
館主の窪島氏は、「無言館」設立にあたり、次のメッセージを寄せています(無言館HPより)。

あなたを知らない
遠い見知らぬ異国くにで死んだ画学生よ
私はあなたを知らない
知っているのはあなたがのこしたたった一枚の絵だ
あなたの絵は朱い血の色にそまっているが
それは人の身体を流れる血ではなく
あなたが別れた祖国のあのふるさとの夕け色
あなたの胸をそめている父や母の愛の色だ
どうか恨まないでほしい
どうかかないでほしい
愚かな私たちがあなたがあれほど私たちに告げたかった言葉に
今ようやく五十年も経ってたどりついたことを
どうか許してほしい
五十年を生きた私たちのだれもが
これまで一度として
あなたの絵のせつない叫びに耳を傾けなかったことを
遠い見知らぬ異国で死んだ画学生よ
私はあなたを知らない
知っているのはあなたが遺したたった一枚の絵だ
その絵にきざまれたかけがえのないあなたの生命の時間だけだ
窪島誠一郎
1997.5.2(「無言館」開館の日に)

窪島氏は、画家である野見山暁治氏に触発され、戦没画学生の遺作の収集・保存に奔走します。番組では、修復家の山領まり氏のアトリエも紹介されています。
画家を志していた多くの画学生が戦争へと駆り出された不条理。
番組では、その志を、静かに伝えていきます。

周知のとおり、窪島誠一郎氏の父親は、『飢餓海峡』で著名な小説家・水上勉です。
また、個人的なことですが、窪島氏は私が通った高校(新宿区の海城高校)の大先輩でもあります。たまたま、那須海城高校(現在は閉校)で窪島氏の講演会があることを知り、お話を伺ったことがあります。

信州上田の塩田平には、もうひとつ、窪島氏が館長をつとめる美術館があります。「KAITA EPITAPH(エピタフ=墓碑銘) 残照館」です。
ここは、一昨年閉館した「信濃デッサン館」が母体となっており、夭折(ようせつ=年若く亡くなること)の画家の作品が集められています。その代表は村山槐多ですが、窪島氏の著作『鼎と槐多』も読みごたえがあります。鼎(かなえ)とは、信州・上田在住で、美術の大衆化、民衆芸術運動のなかに身を投じた山本鼎のことです。

オリンピックの放送が片がつくまで、この本や日曜美術館の録画でも見て過ごすことにします。

ところで、ネットを検索していたら【バッハ会長「原爆の日」黙とう呼びかけず】というNewsが目に入りました。
このことについて、広島県被団協・箕牧智之理事長代行は、「黙とうをしてもらえれば全世界に知らない人でも、8月6日の広島の出来事が分かってもらえると思った」と述べ、 また、広島市も「無理のない範囲で呼びかけたつもりだったので非常に残念」とコメントしています。

かの「ぼったくり男爵」は、何のために広島に行ったのでしょうか。
何をか言わんや、です。

「強行五輪祭り」開催中&終了後のコロナ感染拡大は「身の危険」レベル

コロナ感染が急拡大している現在、TVは五輪報道一色。
そうした風潮に、私は大げさではなく「身の危険」すら感じます。
上尾市でも、このところ、コロナ感染が拡大しています。
結果的には、私が市議会に「不要不急の上尾市独自イベントは中止を」と陳情したとおりのことが現実になってしまったと言えます。
今記事は、東京五輪と感染拡大を懸念する立場からお伝えします。

【追記
感染者数は連日最多を更新。
東京は土曜日なのに
4000人超え。

「強行五輪祭り」を開催したツケなのは明白!

No.174

🔶陳情書での私の指摘
私が6月市議会で提出した陳情書は、聖火リレー時の「上尾市独自イベント」を中止すべき、という内容でしたが、その陳情書で、私は次の指摘をしました。

上尾市でも、「聖火リレー」を強行すれば、旧中仙道をスポンサーの車列が「ドンガラガッチャ、さあ、みんなで盛り上げよう!」などと大音量でがなり立てることは目に見えています。そうしたことはコロナ感染防止のために「密をつくらない」ことに逆行することから、何とか避ける努力をすべきです。

すなわち、「密をつくらない」ということに傾注すべきであり、まさに不要不急の「上尾市独自イベント」は開催すべきではない、との趣旨で陳情書を提出しました。この陳情書は、市議会の議員に配布され、私の要望で市教委事務局(スポーツ振興課)にも届けられましたが、結果的には、残念ながら無視された形になってしまいました。

You Tubeに投稿された動画を見ると、7月8日の「ドンガラガッチャ聖火リレー」の際、スポンサーが景品を配ったらしく、投稿者が「また(スポンサーの)グッズをゲット!」などと大はしゃぎしていました。
動画を見る限り、私の目には「密」が作られているように思えます。

🔶上尾で増える感染者数
この「不要不急」の、「ドンガラガッチャ聖火リレー」&「上尾市独自イベント」が強行されたのは7月8日でした。
では、「上尾市独自イベント」がおこなわれた後の上尾の感染者数はどう推移したのか。ちなみに、コロナウイルスの潜伏期間は4日後~2週間と言われています(厚労省HP)。
次の表は、「上尾市独自イベント」が開催された4日後~2週間後に、5名以上の感染者が判明した日です。

感染判明日(出典:上尾市HP) 感染者数 備 考
7月12日(月) 6人 「独自イベント」開催後 4日
7月14日(水) 13人 「独自イベント」開催後 6日
7月16日(金) 8人 「独自イベント」開催後 8日
7月17日(土) 5人 「独自イベント」開催後 9日
7月20日(火) 9人 「独自イベント」開催後12日
7月21日(水) 16人 「独自イベント」開催後13日

それまで0人~4人であった感染者数が増えていることがわかります。
コロナ感染拡大と「上尾市独自イベント」とに関連性があるということに確証はないでしょう。しかし、上の表は「事実」を示すものです。

また、驚くことに、この「独自イベント」に、上尾市長・副市長・教育長が出席しているのです。とりわけ、教育長は「学校統廃合計画」の地域説明会に一度も顔を出さないくせに、この「ドンガラガッチャ聖火リレー&独自イベント」には顔を出し、あいさつまでしています。

一方、上尾市のHPでは、「東京2020オリンピック聖火リレーが行われました」という新着情報を掲載しています。しかし、コロナ感染については全く触れていない、能天気な記事と言わざるを得ません。

🔶「これでもか」と「にぱあ」
「これでもか」と続くオリンピック報道。NHKは、夜7時のニュースを流さずに、競技(柔道の初日)の中継を続けている時もありました。

私が強烈な違和感を覚えるのは、NHK(今は民放も同様)のニュースで、アナウンサーがコロナ感染者の増加や、医療現場がひっ迫している状況を深刻な表情で伝えたと思ったら、直後に突然表情を変えてオリンピックを伝えることです(最近は逆のパターン、つまりオリンピックの結果をこれでもかと流してから、申し訳程度にコロナ感染拡大について伝えるというパターンが多くなっている気がします)。
私と同じような違和感(アナウンサーの深刻な表情から「にぱあ」への変貌)を、ぼうごなつこさん(Twitterではなすこさん)の漫画が的確に伝えてくれています。

🔶「祭り」のあとは「感染拡大」が待っている?
「さあ、感動しよう!」と乗せられたとしても、「感動」は人から言われるようなことではありません。少なくとも私は今回の強行五輪祭りの報道を見て「感動」することはありません。
この強行五輪祭りの最中にも、多くの県で過去最多の感染者数になっており、間違いなく感染が拡大しているからです。

国立競技場やお台場では、五輪のモニュメントや「聖火」をバックに写真を撮ろうとする人で「密」になっていることが指摘されています。
しかしながら、そのことに対して規制するとかいう話は、都知事からも首相からも出ていません。東京では連日1000人を超える感染者が出て、医療現場は中等症の患者でひっ迫しているというのに、都知事からのメッセージは、五輪開幕後、極めてトーンダウンしています。

「強行五輪祭り」の最中に感染者が増えている状況や、終了後にコロナ感染が爆発的に増えたら、いったいこの国の誰が責任を取るというのでしょうか。

🔶五輪どころじゃない医療現場
五輪報道の陰に隠れていますが、医療現場がひっ迫しているというニュースも伝えられています。
(閲覧の際、音声が出るので注意してください)

🔶都知事は人命より五輪重視
小池東京都知事は、BBC News Japanのインタビューで、「人命より五輪重視」ともとれる「本音」を語っています(7月20日配信)。

このまま、異常な事態がパラリンピック終了まで続くのでしょうか?
大げさではなく、「身の危険」を感じます。
「強行五輪祭り」の最中に感染者が増えている現在の状況や、終了後にコロナ感染が爆発的に増えたら、いったいこの国の誰が責任を取るというのでしょうか。

上尾市教委7月定例会(市民の傍聴記)

上尾市教委7月定例会が7月21日に開催されました。しかし、中身と言えば、以前にもまして酷いものでした。
当ブログの読者でもあるY.Eさんから、この会議の感想がさっそく送られてきました。今記事では傍聴記を掲載いたします。

No.173

🔶7月定例会の傍聴記
全文を掲載していますが、長目なので、随時区切ってあります。

7月上尾市教育委員会定例会を傍聴して      Y.E
本日、上尾市教育委員会を傍聴するために8時半に家を出て、市教委に8時45分に着いた。6月は、学校統廃合計画について審議されるということから、先着20名の椅子が用意されていたが、今日はホームページにはその項目が載っていなかったので、学校統廃合計画の報告は無いものだということもあり、傍聴者はたった4名だった。
9時からいつも通り、当たり障りのない質問だけが出る会議。市議会報告についてもヤングケアラーや水上公園閉鎖についてのみだった。
いじめ件数の増加(何と6月だけで小学校は99件も認知があり、解消が63件で取組中は165件もある! 中学校も認知19件、解消2件、取組中53件)についても「教育委員会(注:指導課)の取り組みは?」と中野委員が聞いたら「校長会で生徒指導・教育相談の充実、注意喚起するなど細かい対応をしている」との答弁でおしまい。「一学期の対応が大事」と中野委員が指摘したら「6月には学校生活に慣れてくるので、三者面談や家庭訪問で丁寧に対応する」と答えたが、家庭訪問は今「働き方改革」もあり、家庭の場所を確認するにとどまっているのに、その指摘もない。
更にビックリしたのは、大塚委員が市議会の井上市議の質問で「ふるさと財団」について触れているのを見て「ふるさと財団は、学校更新計画に関係しているのですか?」と聞いたことです!「そんなことも知らないのか!」と驚き桃の木山椒の木です!
後で、池田教育総務課長と話をする機会があったので、「教育委員がそもそも総務省から下りてきたふるさと財団を知らないのはおかしい!全国モデル事業に応募して補助金ももらっているのに、教育委員があの程度の認識で良いのか?しっかり勉強させないと✖ですよ!」と苦言を呈したら、「勉強会はやっています」という回答。
でも、内田教育委員が統廃合計画の地域説明会の意見を聞いて「私たちももっと学習しないとダメだと思いました。学習会をしてもらえませんか?」と発言したように、明らかに教育委員の学習レベルが低い! いくら市民が声を上げても、最終的には「教育委員会」で決定するのだから、教育委員をもっと鍛えなければダメだと思った。
また、事前に示されなかった「学校更新計画」についての「報告」が「その他」であり、➊先月取り下げされた実施計画の取り扱いについて、❷市議会全員協議会の報告、➌地域説明会について、❹今後のスケジュール、の四点について。これがとても重要なのに、説明資料が一枚も配られない!必死に書き取りをしたが、後ほどY氏が教育総務課長からメールで頂けることになったが…。事前に提示されていれば、もっと傍聴者もいただろうに…。わざと「その他」にして傍聴者を少なくしようとした可能性が…。
➊実施計画については庁内調整を個別に行い、議案とする。
❷市議会全員協議会の主な意見 ①小中一貫校は✖。方針決定おかしい。②ふるさと財団:総務省が統廃合を進めている。③自治会やPTAに説明。④検討協議会は条例で決めるべき。➄全保護者に説明すべき。⑥議会に情報を伝える。⑦実施計画を決めたら議会との信頼関係がなくなり、市長や教育委員の適格性を問わなければならない。⑧調査特別委員会を29人の委員で構成し、閉会中審査を行う。
➌地域説明会の参加人数7月21日までに11回257名。スライドで50分かけて計画概要を説明。 主な質問意見は①再編後の形は?②小中一貫は✖。③先進国は20人とか少人数に。④学校は地域のコミュニティー。➄通学距離は子どもを考えて。⑥大規模校になれば荒れる。⑦基本はお金より子ども。⑧先の事を今、決める事ない等。
ただ、その後「小規模校より適正規模校に」、「高校に行くと戸惑う」、「部活動の格差が大規模校とあり不公平」など大石公民館で若い親が発言した内容を自分たちの都合の良いように解釈して紹介。
その親が言いたかったのは「学区の調整」なのに一言もそれに触れず教育総務課は「いいとこどり」をした。
なお、「再編案」は保護者や先生の意見を幅広く聞いて、財政上のコストシュミレーションへの意見、学校の形や地区の実情を考慮したうえで「再編案」として作成するとの説明があった。
❹これからの日程としては、全33校と各自治会で説明会 ⇒ 幅広く意見を聞く ⇒ 再編案を教委で決定 ⇒ 地域説明会(今年度一杯)⇒ 新しい学校づくり検討協議会を開いていく……という。
最後に、プール指導は今年度中に「民間委託も含めて」検討!
小中一貫は一体校か義務教育学校かを含めて来年度中!
学校給食の配食方法は自校のコスト→サテライト廃止も含めて再来年度中に!という今後のスケジュールを説明して終了。
その後は、総合教育会議が開かれたが、また後日報告します。

🔶「統廃合計画」事前予告無しは姑息な手段
いつもながら、Y.Eさんの「感想の速報」には、そのスピードと的確な書きぶりに感嘆します。
7月教育委員会の中身は、大塚委員が「統廃合計画」について、「ふるさと財団」からの補助金をもらっている(つまり、総務省の言いなりにならざるを得ない)ことを知らなかったことに、私もあきれました。
さらに、私も「おかしいな?」「それはないだろう」と思ったことについて、Y.Eさんも傍聴記の中で疑念を呈しています。
すなわち、「学校統廃合計画」について、市教委事務局(教育総務課)は、報告する内容があるにもかかわらず、教育委員会の会議予告に、「報告事項」として掲載しなかったのです。このやり方は、露骨で、しかも姑息であると言わざるを得ません。

Y.Eさんの指摘にあるように、教育委員会の会議を傍聴しようとする市民は、「今回はどんな内容なのだろうか」を事前に確認してから出向くのが自然です。今回で言えば、「学校更新(=統廃合)計画」が議案にも報告事項にも示されていなかったことから、傍聴者が少なかったと思われます。

🔶「結果概要」にはシレっと報告事項として掲載
上尾市教委の「姑息さ」は、これだけではありません。定例会が終わったその日のうちに「報告事項」として掲載しているのです。

つまり、事前には予告すらせず、当日は資料も配布せず、市民にとって重要な、関心の高い事項を口頭で「報告」したにもかかわらず、シレっと「報告しました」としているのです。

これらのことは、まさに上尾市教育委員会の本質を如実に示していると言えます。傍聴記にある、大塚委員が「ふるさと財団」からの補助金について何も知らなかった件と合わせて、情報の開示を求めていくつもりです。何か分かれば、当ブログでお伝えしていきます。

「学校だより」から見える校長の姿勢

毎月配布される上尾市内小中学校の「学校だより」。
1ページ目の冒頭では、校長が「学校行事について」や「子どもたちの様子」あるいは「時の話題」など、何かしら書いているのが常です。
今記事は、「学校だより 7月号」に掲載されている校長の文章を読んだ感想などを私なりにコメントします。
とりわけ、無理やり強行されようとしている東京オリパラについて、「学校だより」のネタとして取り上げているかどうかに着目しました。

No.172

🔷「学校だより」は市教委のHPから閲覧可
前記事でもお伝えした上尾市教委HPのトップページ。上の段の真ん中に「市立幼稚園・小中学校」のバナーがあります。ここから各学校のHPに行けますので、「学校だより」を閲覧することができます。

🔷「東京オリパラ」関連話は小学校3校で
上尾市内の小中学校は33校(向原分校は東中にカウント)。
そのうち、「学校だより 7月号」がまだ学校のHPに掲載されていない学校は、小学校で2校あります(7月16日午後5時現在)。
今回、「東京オリパラ」に触れている学校は、小学校で3校でした。
中学校では、9校が「学校総合体育大会上尾市予選会」を話題にしています。曰く、「3年生は部活の最後の大会は終わってしまいましたが、たとえ負けたとしても、次の目標(高校受験)があるので頑張ろう」といった話がほとんどです(ただし、校長の文章が、中学生にどの程度影響を与えたのかについての検証は全くされていないのが常です)。

小学校3校では「東京オリパラ」について、どのような視点で語られたのでしょうか。うち、平方北小の「学校だより」では「東京オリンピックをひかえ……新型コロナ感染拡大が治まらず……誰もが複雑な心境で7月を迎えています」という、「ありきたりな」記述となっています。
そこで、あとの2校について見ていきます。

🔷疑問が生じる尾山台小校長の記述
尾山台小の「学校だより」の校長の文章、タイトルは「世界の動きを感じながら自分を高める」とはなっていますが、「世界の動き」に関しての記述はほとんどありません。文章の半分以上は「この夏東京で開かれる予定の夏季オリンピック」についての話です。
とりわけ、問題だと思う記述は、次の点です(いずれも原文ママ。ただし原文に朱書き等の色替えはありません)。

感染拡大を抑えながらいかに開催できるか、民力の高いと言われる日本人がどう開催するのか、世界が注目しているところであります。

まず、「民力の高いと言われる日本人」の出典が明確ではありません。
「広辞苑無料検索」では、【民力】とは、「国民の経済力や労働力」となっています。また、国立国会図書館のリサーチ・ナビでは、次のような説明がされています。

『民力』(朝日新聞出版 年刊)   都道府県別、エリア別、市町村別にさまざまな統計資料をとりまとめ、民力(人々の経済的な力)を多角的に測定することを目指した、エリアマーケティングの基礎資料です。2015年版をもって刊行を終了しました。

これらの説明にあるように、「民力」を「人々の経済的な力や労働力」と置き換えて、校長の文章を今一度読むと、「いったい何を言いたいのかよくわからない」と言わざるを得ません。
「経済的な力で感染を抑える」とはどういう意味なのでしょうか?
ましてや、「人々の労働力」とオリパラ開催との関連性は?

もうひとつの疑問があります。それは次の文です。

普段は当たり前すぎて気づくことすら少ない、日本人としての一体感や、喜び、自信といったものから、おもてなしや人の和を大切にする民族としての誇りを、子供たちと一緒に感じたいものです。

この記述については、疑問というよりは、非常に問題だと言えます。
まず、「日本人としての一体感」とは、だれを対象にして言っているのでしょうか。言うまでもなく、日本に居住している人は、「日本人」だけではありません。そういう方たちは、「一体感」から排除するというのでしょうか。
また、「おもてなしや人の和を大切にする民族」とは、どういう意味なのでしょうか。これについても出典は明らかにされていません。

思い出すのは、昨年の1月、選挙区での麻生太郎財務相の発言です。

…だから2000年の長きにわたって、一つの国で、一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝が続いているのはここしかない。いい国なんだなと。これに勝る証明があったら教えてほしい。

実はこの発言の前に、「平成31年法律第16号」で、アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律が成立しているのです。
麻生財務相の発言は、こうした背景をも無視するものでしたが、
尾山台小の校長の記述は、これに近いものがあるのではないでしょうか。

🔷原市南小校長のお気に入りは池江選手の話?
原市南小の校長の文章は、本人が「度々、競泳の池江璃花子選手の話を本紙面に登場させている」と記述しているように、池江選手の話がお気に入りのようです。私は「学校だより 7月号」しか見ていませんが、「度々登場させている」と校長が行っていることから、おそらく、池江選手の「努力は必ず報われる」発言についても、どこかの機会で何かコメントしているのだと思います。私は池江選手が闘病の末、水泳選手としてカムバックしたことにあれこれ言うつもりはありません。相当な努力を重ねてきたと思いますし、それを否定するものではありません。
ですが、それでも、「努力は必ず報われる」という言葉には、少なからず違和感を覚えます。現在、コロナ禍ということもあり、経済的に困窮し、進学をあきらめたり、大学を中退せざるを得ない若者も増えているという報道もされています。
今の日本は、国の愚策により、そうした若者の希望の芽を摘んでしまっている現実では、「努力は必ず報われる」とはとても言えません。

池江選手は株式会社ジエブの所属アスリート」であり、ボクシングの村田諒太選手、水泳の瀬戸大也選手もジエブ所属です。ジエブのHPには、「dentsu ジエブ」のタイトルの下に池江選手の顔写真が掲載されています。
また、HPの「企業情報」に、「ジエブは、電通の国内外のスポーツビジネス体制強化のため2011年7月に電通グループの一員に加わりました」とあります。つまり、池江選手は、電通との親和性が極めて深いのは、まぎれの無い事実です。
また、「電通の、電通による、電通のための五輪」と言われるくらい、電通が東京オリンピックに深く関与していることも周知の事実です。
池江選手はじめジエブ所属のアスリートは、東京オリパラについて何か発言すること、とりわけ批判めいたことを口にすることなど、あり得ないという状況なのです。
そうした背景を原市南小の校長は知っていて「ピンチをチャンスに」などと、池江選手の話を引き合いに出しているのでしょうか。

🔷避けなければいけない「ステレオタイプの見方」
尾山台小の校長の文にある「〇〇する民族」などの見方は、社会心理学では「ステレオタイプ」と呼ばれるものです。「ドイツ人は勤勉だ」「ブラジル人はサッカーが上手い」なども同様の見方です。
「ステレオタイプ」とは、ウォルター・リップマンという社会心理学者が生み出した言葉として知られています。彼の著書『世論』には、次の記述があります

 われわれはたいていの場合、見てから定義しないで、定義してから見る。外界の、大きくて、盛んで、騒がしい混沌状態の中から、すでにわれわれの文化がわれわれのために定義してくれているものを拾い上げる。そしてこうして拾い上げたものを、われわれの文化によってステレオタイプ化されたかたちのままで知覚しがちである。

「血液型のO型は社交的だ」などとネタにする程度であれば、コミュニケーションのひとつのあり方と笑っていられますが、「これはこうだ」「こうに違いない」という「ステレオタイプ的」な見方を、学校の校長がするべきではないと私は思います。
言葉の使い方を、その意味や背景を含め、正しく教える」というのは、学校教育の基本だと思うのですが、いかがでしょうか。

来月の「学校だより 8月号」では、オリパラについて何か書く校長がいるのでしょうか。引き続き見ていくことにします。

上尾市教育委員会の致命的な「瑕疵」。「学校統廃合計画」は白紙撤回を。

現在、土・日に「上尾市学校施設更新計画基本計画」に関する地域説明会が開催されています。しかしながら、この「説明会」自体の正当性に大きな疑問があります。今記事では、このことについてお伝えします。

※今記事タイトルの「瑕疵」とは、フリー百科事典『ウィキペディア』によれば、次のように定義されています。
「瑕疵(かし)とは、一般的には備わっているにもかかわらず、本来あるべき機能・品質・性能・状態が備わっていないこと。法概念としても用いられる。」

記事No.171

🔷いつのまにか変更されたHP画面
上尾市教育委員会のHPのトップページがいつのまにか変更され、次のような画面になっています。以前は一番右上の「学校施設の更新」というメニューはありませんでした。

🔷前代未聞。「実施計画」の取り下げ
この「学校施設の更新」メニューをクリックすると、次のような画面になります。


本来であれば、2021年6月24日に「上尾市学校施設更新計画基本計画 実施計画」を策定 と記載されるはずでした。
「実施計画」とは、「基本計画」をすすめていくための最初の5年間の計画のことです。

ところが、当ブログ前記事にあるように、市議会の全員協議会で批判を受け、立ち往生した挙句、同日の教育委員会議案として提案できず、取り下げるという前代未聞の事態に追い込まれたのです。

つまり、下図にある、「実施計画」が無いまま、「基本計画」をすすめるということになり、手続き的にも「瑕疵」があることは明らかです。


🔷市議会に「調査特別委員会」を立ち上げ
市議会全員協議会で全く納得してもらえず、実施計画も取り下げるという大失態の上尾市教育委員会。結局、6月28日、市議会は、さらに調査検討が必要であるということで、「上尾市学校施設更新計画基本計画調査特別委員会」を立ち上げました。
「調査特別委員会」の委員は議長を除く29人。期間は調査が終了するまでで、閉会中もなお調査を続けることになっています。
委員長は鈴木茂議員(政策フォーラム)、副委員長は4名。平田みち子(共産党)、田中一崇(同志会)、戸野辺直乃(公明党)、小川明仁(彩の会)の各議員が選出されました。

🔷学習しない上尾市教委
今回のような大失態は、6月議会で否決された平方幼稚園廃園の問題と非常に似通っています。
教育委員会事務局から提案された資料は十分であるとは言えないにもかかわらず、「平方幼稚園はその役割を終えた」と発言した前教育長職務代理者、それに対して「では、廃園ということでよろしいですね」と全肯定した教育長。それに対して全く異を唱えなかった教育委員たち
他の議案もそうですが、教育委員会事務局の提案に対して、客観的な視点からの検討はせず、教育長と教育委員たちは「全員一致・異議なし」で全てゴーサインを出し続けてきました
これでは、全く学習していないと指摘されても仕方がありません。

今回も同じような提案がされていますが、さすがに市会議員全員協議会では通用しなかったというのが実態です。
これから上述の「調査特別委員会」でも検討がされると思いますが、白紙撤回も視野に入れて、市民的視座からの議論が必要だと思います。

何ともお粗末な「学校施設更新基本計画/地域説明会(7月3日 初回)」

7月3日の午前中、上尾公民館で開かれた「学校施設更新基本計画/地域説明会」に参加しました。ところが、配布された資料の中には肝心の「再編案」が無いなど、何ともお粗末な「説明会」でした。
今記事では、このことについてお伝えします。

No.170

🔷教育長・教育委員のお歴々はなぜ来ない?
この「地域説明会」については、上尾市教育委員会のHPの新着情報に掲載されています。⇒「地域説明会の開催案内」
私が初回の説明会(7月3日:午前10時から)に足を運んだのは、「最初の回くらい、教育長か、少なくとも教育委員のあいさつがあるだろう」と考えたことが理由のひとつです。
ところが、教育長も教育委員も顔を見せることはありませんでした
「なぜ教育長と教育委員は来ないのか」と質問したところ、教育総務部長は「今回はこの体制(つまり、教育長と教育委員は来ないということ)でやらせていただく」という返事が返ってきただけでした。
この「学校施設更新計画(実態は学校統廃合計画)」をすすめたいのであれば、せめて最初の市民向け説明会で教育長自らがその目的について話すべきでしょう。このことからも、上尾市教委が本気で市民と向き合っているとは言えません。

なお、市教委側は「参加はおひとり1回」と言っていますが、市教委HPの募集の案内には、そんなことはひと言も書いていません。

🔷市教委事務局だけ机・アクリル板付きって?
初日の午前中(1回目)ということもあってか、40名定員の半分以下の参加者でした。
参加者のほうは椅子のみで、配布資料や持参した筆記具等は床に置くしかありませんでした。

その一方で、市教委事務局は、教育総務部長・課長・課員2名はそれぞれ机プラスアクリル板付きという状況でした。
これについては、当日、参加者の人数分の机を用意してもソーシャルディスタンスは十分取れる会場の広さでした。しかも、事前申し込み制なのですから、準備は出来るはずです。これは私のほうから次回以降参加者に配慮してもらうように要望しました。

🔷「学校ごとの再編(案)」をなぜ示さないのか
「説明会」は、市教委の不手際もあり、パワーポイントによる「説明」が約1時間、その後、参加者からの質問が相次ぎ、12時20分過ぎまで続きました。
参加した市民からとても多くの質問が出されましたが、中でも、「学校の統廃合案をなぜ示さないのか」という質問には、市教委事務局はまともに答えることができませんでした

この「学校ごとの再編(案)」については、「上尾市学校施設更新計画【概要版】」に記載されていますが、5月の教育委員会定例会の傍聴者に配布されていますし、6月24日の議員の全員協議会でも配布されている資料です。しかも、市教委のHP(ちょっと探しにくいですが)にも掲載されています。
それにもかかわらず、「説明会」の資料として配布しないことに対して、参加者から疑問の声が上がったのは当然です。
【概要版】掲載の「学校ごとの再編(案)」とは、次の資料です。

この(案)自体、それぞれ見ていくと大変問題が多いものですが、「説明会」の当日に配布をしないということを見ても、上尾市教委の姿勢が露呈したと言えます。
結局、参加者からの要望で、当日午後以降の「説明会」では配布することになりましたが、資料配布という、極めて基本的なことをやらなかった市教委の責任は大きいと思います。

🔷問題点が多すぎる「基本計画」
次に、私が投げかけた主な質問と、それに対する上尾市教委事務局の「回答」を見ていきます

私からの質問(上述以外) 市教委事務局の「回答」
6月24日に議員側の要請で開かれた上尾市議会全員協議会の録画(3時間18分)を全部見たが、賛成意見はほとんど無く、懸念や疑問ばかりが出された。このような状況では、更新計画にかかわる多額の予算を伴う議案や、条例・規則の改正は否決されると思われるが、今後どう対応していくのか。 市議会全員協議会が3時間以上かかったのは事実。今後は議員側とも話をしていきたい。
全員協議会の直後に開催された教育委員会6月定例会では、「学校施設更新計画実施計画(最初の5年計画)」の取り下げという事態に市教委は追い込まれた。
取り下げた「実施計画(案)」は、どのような条件をクリアしたら再度議案として復活するのか。あるいは白紙撤回するつもりなのか。
議員にもていねいに説明していくことで再度実施計画(案)を提出していきたい。
学校の適正規模化のために、今まで(ここ20年くらい)どのような努力をしてきたのか。現在のように大規模校と小規模校がある現実をどう捉えているのか。 学校を選択できるように、学区調整をおこなってきたが、ご指摘のように大規模校と小規模校が存在することは事実である。
市議会全員協議会席上、教育総務課長は、昨年秋に未就学児を持つ市民1500名を対象にアンケートを実施したと説明しているが、実際には回収は623通であった。しかも、市民からの回答の中には「意図的に誘導する問いがあり、不信感を覚えた」とか、「統合するのはやむを得ないと市民が回答しているので統合する、という責任を市民に押しつけるためのアンケート」であるという指摘が幾つも寄せられている。
今回もこれと同様の手法で、自分たちに都合の良い部分だけを取り上げて、それを「市民の意見」として集約するつもりなのか。あるいは、市民から反対の声が多ければ、白紙撤回するということでよいか。
(明確な回答無し)

🔷まだまだある「統廃合計画」への疑問
「説明会」では、上尾市が委託した業務の仕様書の公開を求める意見や、教育の中身に関する問題なのに、教育総務課が推し進めようとしていることへの疑問、「ふるさと財団」応募に対する不信感など、多くの質問や意見が出されました。7月3日の午後や、これからおこなわれる「地域説明会」でどのような質問や意見が出されたのか、市教委としてきっちりと市民に公開していくことが求められます。

◎当ブログでも、この問題については引き続き強い関心をもっていきたいと考えています。

『あげおくらしのガイド』誤記載問題。誰も責任を取ろうとしない行政とは?

当ブログNo.163記事で、『あげおくらしのガイド2021-22』の「誤記載」問題について取り上げました。調べてみると、さらに別の問題が浮上してきました。今記事ではこのことについてお伝えします。

No.169

🔷市は「誰が書いたのかはわからない」と主張
『あげおくらしのガイド2021-22』で「あってはならない誤り」が実際に起こったことについて、『広報あげお7月号』では「あげおくらしのガイドの誤植」という文を掲載しています。
文中では一応「おわびして訂正します」とは書かれているものの、表題の「誤植」という表現は、いかにも「自分たちは悪くないが、(印刷業者など、自分たち以外の外部が)字句を間違えた」のように取れる書きぶりです。自分たちが誤ったのは事実なのですから、文中にあるように「誤記載」とするか、もしくは「誤謬=誤り」とするべきです。

このことについて、担当課である上尾市広報広聴課の職員と面談し、事情を尋ねると、にわかには信じがたい「言い訳」が返ってきました。
「※令和4年3月末に閉園します」と書いた職員は誰だかわからない。
というのです。いったい、こんなことがあり得るのでしょうか。

🔷平方幼稚園廃止条例は市議会で否決
『広報あげお7月号』に「議会で継続審査中」とされていた、平方幼稚園を廃止することを目論んだ「議案32号」は、6月28日に少数否決されました(廃止条例に賛成した議員は1名のみ)。
また、『あげおくらしのガイド2021-22』への誤記載の問題は、私が聞いた限りでは、6月15日の文教経済常任委員会や、6月23日の一般質問でも取り上げられています。

🔷起案・決裁書には上尾市幹部の認印も
問題の『あげおくらしのガイド2021-22』は2年に1回の発行です。
前回はもちろん「※令和4年3月末に閉園します」などとは書かれていなかったわけですから、必ず誰かによって書かれたことは間違いありません。そこで、起案・決裁書を入手しました。
起案・決裁書

「決裁」欄には、市長・副市長・室長・次長・課長・主幹・グループリーダーたちが押印していることがわかります(起案者氏名については、私のほうでマスキングしてあります)。
つまり、「誤記載」を含めた『あげおくらしのガイド2021-22』について、市長を始め、何人もの管理職がお墨付きを与えているのです。

🔷「管理監督責任」はどこに??
もうひとつ、別の資料があります。上尾市における「懲戒処分」の一端が判別できる文書です。
画面が見にくいかもしれませんので、太枠の上から3つ目の処分例を挙げると、次のようになっています(氏名・職名は市のほうでマスキングしてあります)。

処分内容 処分事由 処分者 実施者
口頭注意 管理監督責任(保険料納通の誤発送) 市長 副市長
口頭注意 管理監督責任 市長 副市長
口頭注意 管理監督責任 市長 副市長
口頭注意 管理監督責任 市長 副市長

つまり、この例であれば、「保険料納通の誤発送」という業務上の誤りについて、4名の管理職員(または相当職)が口頭注意を受けている、ということなのです。

これを『あげおくらしのガイド2021-22』誤記載問題に当てはめれば、百歩譲って、広報広聴課が言うように、「誰が書いたかわからない」としても、上述の決裁で押印した市長・副市長や管理職員は少なくとも「口頭注意」程度の懲戒処分を受けるのが当然ではないでしょうか。
(市長は、自ら襟を正して、自分に口頭注意することになりますが)
でなければ、今回も「誰も責任を取らない上尾市行政」と言われても仕方ないのでは?

「安全・安心」など、全くの噓っぱち。「危険・不安」だらけの東京五輪。

いよいよ、国民の不安が現実のものになろうとしています。来日したウガンダの選手のうち1名が新型コロナ陽性であることが判明しました。
「濃厚接触者」である他の選手8名はそのまま大阪・泉佐野市に向かったそうですが… 今後、何万人も来日するオリパラ関係者のことを考えると、不安しかありません。
今記事では、「危険・不安」だらけの東京五輪についてお伝えします。

画像【追記】6.23東京五輪反対行動(都庁前)

No.168

🔷陰性証明書の信憑性に疑問
報道によれば、ウガンダ選手団は、ワクチン(アストラゼネカ)を2回接種し、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書も提出していたということです。それにもかかわらず、到着後の抗原検査で陰性とならず、PCR検査を受け、陽性が判明したとのことです。
また、泉佐野市によると、到着したのはボクシング、重量挙げ、競泳の選手やコーチら計9人で、合宿期間は7月19日までだそうです。
この人たちは、「濃厚接触者」なのでは?という疑問が生じます。
参考:東京新聞web「東京五輪出場で来日のウガンダ選手団の1人、成田空港で新型コロナ陽性判明 陰性の8人は大坂泉佐野市へ

ウガンダ選手団 合宿先の大阪 泉佐野に到着 ホテル待機を要請 | 新型 ...

泉佐野市に到着したウガンダ選手団 出典:NHKニュースWEB

🔷「開会式」には2万人が入場?
東京五輪についての「呆れる&恐ろしい情報」は山ほどありますが、直近では、次のような開会式に2万人を入れるとの報道がされています。

(TBSTVニュースより)  東京大会の観客数について、組織委員会などは「まん延防止措置」が解除された後の国の大規模イベントの基準に従い、収容人員の50%以内で最大「1万人」とする方向で調整しています。しかし、来月23日に国立競技場で開かれる開会式については、観客数の上限を「2万人」とする方向で検討していることが関係者への取材で分かりました。  開会式にはIOCやスポンサーなどの大会関係者の来場が多く、一般客の1万人とは「別枠」で入場させる予定だということです。(20日17:07)

これが事実だとすれば、もはや、権力側の「やりたい放題」状態になっていると言えるでしょう。「ぼったくり男爵」バッハ会長をはじめとした「IOC貴族」や、「ドンガラガッチャ聖火リレー」のスポンサーなどにはこれ以上ないくらいの「おもてなし」を見せる一方で、国民が感染することには目をつぶるという姿勢が丸出しになっています。

🔷それでも、オリパラ反対の声は消せない
6月23日は、NOlympic  Day (=No Olympic Day)ということで、次のような反対行動が計画されています。私はウエブ中継を見ることや、当ブログで発信することで2020オリパラ反対の意思表示を続けるつもりです。

オリパラ反対! 6・23 全国・全世界同時行動の呼びかけ
6月23日ってIOCが決めたオリンピックデー(オリンピックの日)だって知ってまし た?
この日は東京オリンピック開幕(7月23日)のちょうど一か月前にあたります。とい うことで、全国全世界に「NOlympic Day」の同時行動を呼びかけることになりました。東 京では18時から都庁前で抗議スタンディング&デモです。以下、呼びかけのメールテキス ト&告知バナー等です。拡散を!

オリパラ強行開催が一か月余り後に迫っています。わたしたちは開催一か月前の6月23日 に全国全世界に同時行動を呼びかけています。#オリンピックより命を守れ#CanceltheOly mpics #AbolishtheOlympics #NOlympicsAnywhere
などのハッシュタグとともに、オリン ピックに反対するメッセージ、画像、動画、プラカードなどで一緒に意思表示しましょう。 ご近所や最寄り駅などで同時スタンディングも大歓迎です。ぜひSNSでシェアしてくださ い。以下の呼びかけ文に賛同いただける方や団体はこちらのアドレスまでお知らせくださ い。(info@2020okotowa.link)
東京では18時から都庁第一庁舎の2階(都庁通り)正面玄関前で抗議スタンディング&ア ピール、19時から新宿繁華街に向けてのデモを予定しています。ウェブ中継も行います。
配信アドレス→https://youtu.be/qmCf3tzjQMU
呼びかけ団体=  反五輪の会/オリンピック災害おことわり連絡会/東京にオリンピックはいらないネット /オリンピック終息宣言実行委員会/アジア女性資料センター/ふぇみん婦人民主クラブ /オリンピックの中止を求める松本の会/オリンピックいらない人たちネットワーク(長野)

今日(6月20日)、「オリンピック選手村」が報道陣などに「お披露目」されました。外の歩道橋の上からは「オリンピック反対!」の声やプラカードが掲げられました。私の見た限り、テレビ朝日が夕方のニュースでその映像を流したのを確認しましたが、夜7時のNHKニュースは、オリンピック反対の行動は「完全黙殺」でした。
今やNHKは「大本営発表」とも言える状況になっているようです。
オリパラ報道だけに限らず、真実を伝えるメディアやネットの役割が、非常に重要になってきていることを実感しています。

国と県からの「すぐに答えよ」指示は、あまりにも強引ではないのか

情報公開請求によって、上尾市の行政だけではなく、県や国の実態が見えてくるケースがあります。今記事では、ワクチン接種にかかわっての国や県の強引とも言える「指示」について見ていきます。

記事No.167

🔷昼に送信されて、〆切は午後4時??
今までの後手・愚策とも言うべきコロナ対策の失策には口をつぐんで、「ワクチン!ワクチン!」としゃかりきになっている政府。菅首相の「7月末までに高齢者にワクチン」という尋常ではない号令のもとで、必然的に、国 → 県 → 市という「指示」の流れが作られます。
以下は、情報公開で明らかになった、埼玉県から上尾市へ流されたメールです。
IMG

PC以外では少し見えづらいかもしれませんが、このメールの中身は、
「高齢者接種の目標率及び7月末までの2回接種見込み数」を報告(文書では「照会」)せよ、というものです。
見ると、送信日時が 4/30   11:37  であり、提出期限が何と当日の16時になっていることには驚かされます。ごていねいに「期限厳守でお願いします」と書かれています。国から県への回答期限も同様に「すぐに回答せよ」ということであることは想像に難くありません。果たして、上尾市は正確な回答を送信できているのでしょうか。
ちなみに、上尾市は「高齢者接種の目標率」を77.5%、2回接種見込み数を50,982人と回答しています。それ以外で開示された資料では、他の市町村はマスキングしてあるため、見えなくなっています。

🔷急いで回答を求めるられるのは日常茶飯
数が多いので、2・3種類のメールをコピーするだけにしましたが、同様の急ぎの調査は他にもあります。
たとえば、次のメールです。

送信日時 2021年5月6日  22:16
「コロナワクチン照会・回答」
照会事項① 5月10日の週(5月16日まで)に高齢者向け接種を実施する予定がありますか。
照会事項② 5月10日の週の接種は、5月3日の週(第4クール)以前に納入されたワクチン、または、医療従事者向けに分配されたワクチンを使用して実施しますか。
回答期限 5月7日 12時〆  ※期限厳守でお願いします。

このメールでは、前日の夜中に県から送信されており、次の日の昼までに回答を求めています。このようなことが国からの指示により、日々繰り返されています。唯々諾々と従わなければならない担当の方には、お疲れ様としか言いようがないと思う一方、何のための調査なのか、何を急いているのかとの疑問も湧いてきます。

🔷県内自治体での2回目終了は7月末だけではない
上の「照会」の結果(5月10日現在)についても開示されました。
それによると、埼玉県内市町村の2回目の接種終了時期が明らかにされています。7月末と「報告」している市町村もありますが、他の時期との報告も見られます。

埼玉県/高齢者向け接種の2回目終了時期の見込み(5月10日現在)
7月末まで   上尾市・さいたま市など  40市(63.5%)
8月中     熊谷市・川島町など    21市(33.3%)
9月中     羽生市           1市( 1.6%)
10月以降   新座市           1市( 1.6%)

これ以降の報告については情報公開請求では開示されていませんが、国や県が無理を強いている最中に、「10月以降になる見込み」と回答している新座市は、むしろ堂々としているようにも思えます。
埼玉県の調査結果からは、「高齢者へのワクチン接種 7月末までに終えられる自治体93%に」というNHKの報道(2021.05.21)は「本当なのか?」と思ってしまいます。

◎情報公開開示の際、健康増進課の職員も言っていましたが、とにかく県から(すなわち、国からという意味)やたらとワクチン接種についての調査を含めたメールが次から次へ届き、提出期限は当日ということがほとんどであるとのことです。

◎あまりに急ぐあまり、ワクチン接種で間違いが起こらないとも限りません。国は、当初言っていたとおり、自治体に任せたらどうでしょう。
「無理が通れば、道理が引っ込む」という状態にならないためにも。

「人流」をわざわざ作り出し、感染リスクが高いという専門家の指摘には耳をかさず、「なぜそこまでしてオリンピック・パラリンピックを強行するのか」との問いにまともに答えられない菅首相。
 感染リスクの高い、多くの国民にとっては安心でも安全でもないオリパラを中止にしたとしても、普通の国民は困らないと考えます。

大野知事は、一刻も早く「公道での聖火リレー中止」の決断を!

今記事は、前記事の続きです。
千葉県と神奈川県は、東京五輪のPV(パブリック・ビューイング)と公道での聖火リレーの中止を決めました。埼玉は、県内2か所のPVは中止にしましたが、まだ公道での聖火リレー中止は表明していません(6/11  21:30現在)。知事の一刻も早い決断が待たれます。
そうなれば、上尾市でも、スポーツ振興課(教育委員会事務局)は、聖火リレー独自イベントを中止せざるを得ないでしょう。

記事No.166

🔷神奈川では
6月28日~30日に予定されていた、神奈川県での公道の聖火リレーの中止が黒岩知事により表明されました。1都3県では、千葉に続いて2県目となります。

🔷北海道の例(6/13・14)
組織委員会のサイトでは、次のような記事が掲載されています。

東京2020オリンピック聖火リレー 北海道内の開催内容変更について

Day1 2021年6月13日(日)
会場:白老町 民族共生象徴空間(ウポポイ)
時間:14:00~15:30(予定)※無観客開催

Day2 2021年6月14日(月)
会場:札幌市 札幌市北3条広場(アカプラ)
時間:14:00~15:30(予定)※無観客開催

コロナ感染の防止のためには、聖火リレーも関連イベントもやらないのが一番ですが、神奈川県や北海道のように、とりあえずPVと公道の聖火リレーは止めるべきです。

🔷上尾独自イベントが中止になる条件とは
前記事の「陳情書」にある契約の解除のほか、特記仕様書というものがあり、独自イベントを中止する条件が次のとおり示されています。
※略称を用いていますが、仕様書には正式名称が記載されています。
(例)公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会=「組織委員会」 など

(1)IOC
オリパラの中止または延期の決定に伴い、「組織委員会」および「埼玉県実行委員会」が聖火リレーの中止または延期を決定した場合。

(2)「組織委員会」および埼玉県実行委員会
1.聖火リレーの中止または延期が決定したとき。
2.聖火リレーの縮小等により本市を通過しないことが決定したとき。

(3)国(政府)
1.国(政府)による緊急事態宣言が発令されているとき。
2.イベントの自粛の発令またはこれに類する宣言等が発令されているとき。

(4)埼玉県
1.埼玉県独自の緊急事態宣言が発令されているとき。
2.イベントの自粛の発令またはこれに類する宣言等が発令されているとき。

公道での聖火リレー中止が決定されれば、この中の青字に該当すると思われます。もちろん、一番良いのは、発注者の任意解除権による中止ですが、上尾市が自らそうした決断を下さない場合は、上記の中止条件に期待するしかないのは残念です。

常軌を逸した「聖火リレーに伴う上尾市独自イベント」は中止を!(追記あり)

【追記】あと一押し!上尾もやめさせよう!
五輪パブリックビューイング、埼玉も中止 知事「目的果たせぬ」 毎日新聞 配信 

大野元裕・埼玉県知事は7日、東京オリンピック・パラリンピック期間中にさいたま市大宮区の複合施設「ソニックシティ」などで予定していたライブサイトの開設を中止すると発表した。大型画面で競技を中継するパブリックビューイング(PV)や競技体験イベントなどを予定していた。大野知事は「室内で大声を出すこともできず、感動を共有するという目的を果たせない」と説明した。
(今記事はここから始まります)

「東京2020オリンピック聖火リレー実施に伴う上尾市独自イベント」の中止を求める陳情を提出しました。このイベントについて、何も問題ないという上尾市教委の姿勢に、全く納得できないためです。
今記事では、このことについてお伝えします(少し長いです)。

No.165

🔷提出した「陳情」とは
以下が、私個人で市議会議長に提出した「陳情」です。
(原本は色替え無し)

「東京2020オリンピック聖火リレー実施に伴う上尾市独自イベント」の中止を求める陳情             住所/氏名
要旨:2021年7月8日(木)に予定されている,「東京2020オリンピック聖火リレー実施に伴う上尾市独自イベント」(以下、本陳情では「上尾市独自イベント」と略記します)については、上尾市が定めた「臨時財政運営方針」に抵触すると考えられることや、コロナ禍により、市の主催による他の催しが続々と中止になっていること、さらに現下の情勢等を考慮し、中止を求めるものです。
理由:以下❶~❻の根拠や現状等に基づき、「上尾市独自イベント」の中止を求めます。
❶ 上尾市「臨時財政運営方針」と「上尾市独自イベント」との関係
上尾市が定めた「臨時財政運営方針」では、コロナ禍が収束するまでの間、次の5つの視点に基づいて事業を見直し、“危機対応モード”の財政運営を行うこととする、とされています。
(1)人件費の削減  (2)本市独自事業全般の見直し (3)各種イベントの休止・見直し等 (4)市民の安全確保等以外の工事や設備整備の先送り  (5)各種補助金の総額の削減
「上尾市独自イベント」は,この5つの視点のうち、明らかに(2) および(3) に抵触すると考えられます。
情報公開請求の結果、「上尾市独自イベント」では、業務委託費としてさいたま市のTSP東日本(株)北関東支店に1,692,658円を支払うことが判明しています(契約日は2021年4月26日)。
その一方で、「臨時財政運営方針」により、本年度の「上尾市美術展覧会」および「上尾市民音楽祭」については、事業の休止が決定しています。この二つの催しの費用は、平成31年度で約209万円、令和2年度で約124万円となっています。
すなわち、市の美術展や音楽祭については「臨時財政運営方針」の「危機対応モード」により、中止を決めておきながら、同様に予算を伴う「上尾市独自イベント」を実施することは、上尾市の「臨時財政運営方針」の趣旨から考えても、整合性に著しく欠けるものです。
❷発注者の任意解除権について 
この「上尾市独自イベント」にかかる「業務委託契約書」には、(1)オリパラが中止となった場合 (2)聖火リレーの中止または延期の場合 (3)国による緊急事態宣言が発令しているとき (4)埼玉県独自の緊急事態宣言が発令されているとき、にそれぞれ「解除」するとされています。それに加えて、「業務委託契約約款」第15条第1項では「必要があるときは、この契約を解除することができる」と定められています。「解除」した場合であっても、キャンセル料は13日前まではかからず、13日前から8日前までであっても、司会者にかかる人件費が30%かかるだけです。つまり、今からでもキャンセルは可能なのです。  
❸音楽会等の考え方の矛盾 
上尾市教委HPに掲載されている「令和3年度年間行事予定」では、「上尾市中学校吹奏楽演奏会」、「上尾市民体育祭」、「上尾市小・中学校音楽会」は中止予定とされています。
一方、「上尾市独自イベント」では、上尾高校の吹奏楽部による演奏が予定されています。このことは、聖火リレー関連イベントを特別視するものであり、発表の機会が失われる小中学生たちへの教育的配慮に極めて欠けるものです。
❹教育委員会事務局としての自覚の無さ
「上尾市独自イベント」の担当課は、市教委事務局のスポーツ振興課です。情報公開請求の開示の際、「上尾市独自イベント」の告知にあたって、市教委のHPには掲載しなかったことを担当課に確認しました。つまり、スポーツ振興課は、市教委事務局の一員でありながら、このイベントについて、市教委HPには掲載しないという判断をしたことになります。このことは、前記❷と合わせ、教育委員会事務局としての自覚の無さの現われであると指摘せざるを得ません。
❺「上尾市独自イベント」強行の根拠の薄弱さ
『広報あげお 5月号』によれば、このイベントは「57年ぶりに上尾市にやって来る聖火リレーを一緒に盛り上げましょう」となっています。しかしながら、公道を使用して実施した自治体では、「聖火リレー」とは言うものの、実際には、大音量でがなり立てるスポンサーの車列と、景品配り等のパフォーマンスが延々と続くものであり、いつまでたっても聖火が来ない、という実態であることが、動画サイトでも数多く発信されています。
このことについて、スポーツ振興課職員に確認したところ、「伊勢崎市と太田市の聖火リレーの下見に行ったので、スポンサーの大音量の車列は知っているが、聖火リレーを見に行ったのであって、スポンサーの車列を見に行ったわけではない」などという「説明」をしています。しかしながら、このような「説明」は、にわかには信じがたく、市民として納得できるはずはありません。すなわち、「上尾市独自イベント」を強行する根拠としては、極めて薄弱であります。
上尾市でも、「聖火リレー」を強行すれば、旧中仙道をスポンサーの車列が「ドンガラガッチャ、さあ、みんなで盛り上げよう!」などと大音量でがなり立てることは目に見えています。そうしたことはコロナ感染防止のために「密をつくらない」ことに逆行することから、何とか避ける努力をすべきです。
❻現下の情勢
各種世論調査でも、オリパラの実施には多くの国民が否定的なのは周知の事実です。オリパラのオフィシャルパートナーである朝日新聞からも、5月26日に「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」との社説が出されました。
識者からの中止を求める声は枚挙に暇が無く、オリパラの中止を求める署名は、短期間に40万筆を超えました。また、JOCの理事からも「東京大会に意義はない」という発言もされています。IOCの幹部による無責任な発言に加え、オリパラ推進派が、いくら「安全安心の大会にする」と主張しても、「バブル方式」や水際対策が完璧であるという科学的根拠を示すことはできず、むしろ国民の不安は増すばかりです。しかも、「選手村では酒類の持ち込みOK」との報道がされているに至っては、酒類提供の禁止を求められている飲食店が憤慨するのは当然です。
さらに、埼玉県保険医協会が「オリパラを開催すれば感染拡大を招くことは必至。医療関係者や国民に今以上の負担を強いてまで開催する意義はない」などと中止を求める声明を出した、と報道されています(出典:2021.05.29付 朝日新聞 埼玉版)。
以上の根拠や市教委の姿勢、また、現下の情勢から、ぜひ、「上尾市独自イベント」の中止を求めるものです。議員のみなさまには、「すでに予算化されているのではないか」と考える向きもあるかもしれませんが、今年度の予算案には、「上尾市独自イベント」の細案は示されていないことから、懸念する必要はないと考えるところです。さらに,前記「❷発注者の契約解除権について」からも、今からでも中止することは可能です。ぜひとも、この問題を委員会や本会議で取り上げていただき、市民を安心させていただきたいと切に願うものです。

🔷市議はこの問題に関心を寄せるべきでは?
この問題については、「陳情」でなく「請願」にしたらどうか、というご意見もあるかと思います。
実は、ある議員の方に水を向けてみたところ、「すでに予算が通ってしまっているので難しいのではないか」と言われました。もちろん、そんなことはなく、上記  ②発注者の任意解除権について に書いたとおりですが、今からでもキャンセルは可能なのです。
上尾市議会に、このような意識の方が多いとしたら、仮に紹介議員になっていただける方がいたとしても、委員会や本会議での採決で、わずか数票しか賛成が得られないことも考えられます。もしそうであれば、逆効果になってしまいます。であるならば、全議員にもっと関心を持ってもらうためにも、全員配布の陳情という手段を選びました。
ざっと見たところ、6月議会では、この問題を取り上げている議員の方はいないようですが、残念です

🔷解せない市議会事務局の態度
初めて陳情を提出したのですが、驚いたことがあります。
陳情の中身が市教委に関連するものであれば、少なくとも担当課(今回はスポーツ振興課)には陳情書が配布されるものと考えていました。
ところが…です。念のために議会事務局に確認したところ、陳情は担当課には配布しない」というのです。つまり、市民からこういう陳情が提出されている、ということさえ伝えないというわけです。
それはどう考えてもおかしい、ということで、何とか今回はスポーツ振興課長には渡してもらうことになりましたが、市民が当然と考えていることも、上尾市はやらないということがよくわかりました。この点は改善してもらう必要があります。

日本国内はもとより、世界から危惧されている東京五輪の強行。
もはや、「常軌を逸している」というしかありません。

それに関連する上尾市独自イベントも、上に書いた理由で、即刻中止の判断をすべきだと思います。

傍聴希望者23名は、上尾市教委による「学校廃止計画」への関心の高さの証左

5月の定例教育委員会の傍聴希望者は23名でした。これは、市教委が執拗に企図する「学校更新計画=実は学校廃止計画」についての市民の関心の高さの現われだと思われます。
入りきれなかった3名の方は、4月の私と同様、換気のために空けたドアの外で聞かざるを得ませんでした。ただ、4月の定例会での市教委事務局の対応の不十分さを何度か指摘したこともあり、広めの大会議室になったのは、少しだけ成果であると言っても良いでしょう。
今記事では、その教育委員会を傍聴した市民の方からの感想が当ブログに寄せられましたので、その投稿を中心にお伝えします。

No.164

🔷教育委員会5月定例会を傍聴して
以下、当ブログへの投稿です。

教育委員会(2021年5月27日)の議論を聞いた感想
Ageo0164
1.教育委員の仕事とは そもそも

⑴ 教育委員会制度の意義
政治的中立・継続安定性の確保・地域住民の意向の反映
 教育委員会制度の特性
=首長からの独立性・合議制・住民による意思決定 ですから、他の市民の意見を聞くことが教育委員としての大切な仕事です。行政の提案を承認する機関ではなく、住民の代表として意見を述べるべきです。

上尾市教育委員会は、上平保育所や平方保育所の問題で、市民が不満に思っていることは何だったのでしょうか。そのことの反省がない、今の教育委員を任命し続けてよいのでしょうか。

2.学校施設更新計画 基本計画

⑴ 背景(要旨)の問題点
①児童生徒数の減少 ②建物の老朽化 ③新たな教育や学習方法への対応 ④公共施設マネジメントの推進

順番はこのように書かれていますが、④が計画の中心ですと言い訳しています。

上尾市の最上位計画である「第6次上尾市総合計画前期基本計画」を根拠とし、「上尾市公共施設等総合管理計画」で財政支出が2055年度1792億円、この更新等に係る経費を35%削減すること。
それなら、個別施設ごとにしっかり計算すべきです。

経費を安くすることが本当の目的でなく、公共施設の面積削減が統廃合計画の主な理由と思える資料があります。『令和元年度 公共施設マネジメント調査研究会 報告書』令和2年3月 一般財団法人地域総合整備財団〈ふるさと財団〉

⑵ 児童生徒数の減少
前提となる児童生徒数の減少は確定した事実でしょうか。
少なくとも、一定年度ごとに児童生徒数の見直しが必要でしょう。
35年後の状況を正しく予想することができると思えません。

教育委員の一人は「コロナ禍で児童生徒数は予定より少なくなる」と発言していました。その根拠はどこにあるのでしょうか。

⑶ ③についての記述がありません。なぜ小中一貫校にすることが必要なのか質問する教育委員はいませんでした。

最近文部科学省は学級定数の見直しを進めようとしています。
そのことが今後どういう影響を及ぼすかについて質問した教育委員はいませんでした。

3.学校施設更新計画 実施計画

⑴そもそも住民説明会でどのように説明するかが議題にならなければおかしい。

「子どもの人数が減り、予算がないから、学校をなくします。」では、市民は納得するでしょうか。
少なくとも「統廃合によりどんな影響が児童生徒にありますか」
「悪影響がでないよう、どんな配慮をしますか」程度の議論をしてほしいです。

⑵学校ごとの再編(案)が具体化されました。

  年度順に並べると

   6年後 2027年までに 尾山台小 原市南小を統合

   8年後 2029年までに 大石南小 大石小を統合

   9年後 2030年までに 平方小 平方東小を統合

   9年後 2030年までに 鴨川小 富士見小を統合

   9年後 2030年までに 原市小中一貫校を開校です。 

 つまり、今年生まれた子どもが小学校に入学するまでに、なくなる小学校がでます。
(または入学しても卒業前に通学していた小学校がなくなります。)

 市民に説明し理解を得るには時間が少なすぎることを指摘する教育委員はいませんでした。保育所のときと同じです。

 Ageo0164さん、ありがとうございました。

この問題は、昨年実施された「市民アンケート」が布石となっていると考えられます。そのことを含めて、当ブログでも、この問題について引き続き高い関心を寄せていきたいと考えています。

上尾市の<大ポカ>は、中野教育委員の問題発言をさらに超えるレベルです。

ありえないことが起きました。  上尾市が発行している『あげお くらしのガイド』の「市立幼稚園」の欄に、とんでもないことが書かれていたのです。今記事ではこのことについてお伝えします。

No.163

🔷とんでもない大ポカ
まず、上尾市のHPに掲載された「新着情報」を見てみましょう。

スクリーンショットが見にくい方のために、市のHPに掲載されている文章を以下に転記します(分かりやすいように色替えしてあります)

『あげお くらしのガイド』2021-22の誤植について
掲載日:2021年5月25日
5月28日までに全戸配布を終了する予定の『あげお くらしのガイド』2021-22について、以下の箇所に誤植がありましたので、訂正し、お詫びさせていただきます。
今後、このようなことが起こらないよう、確認作業の徹底に努めてまいります。
【誤植の箇所】88ページ
平方幼稚園の注記に「※令和4年3月末に閉園します。」と誤記載
【誤植の原因】
3月定例会の議決の内容を反映させていただくべく校了日は3月30日とし、最終的に議決の内容を確認しながら編集を進めていましたが、当該箇所についての確認が漏れてしまったものです。

この文章が市HPの「新着情報」に掲載されたので、自宅に配布された『くらしのガイド』を見てみました。確かに88頁に「※令和4年3月末に閉園します」と記載されています(最下段)。

🔷議案は「継続審査」のはずなのに
上尾市の3月議会では、平方幼稚園閉園を執拗に画策する上尾市教委主導による「議案32号」は、文教委員会の審査結果を受け、継続審査とすることの賛否を問うものとなりました。
その結果、
賛成28票・反対1票で継続審査となりました。
すなわち、3月末の時点では、何も決まっていないのです。

この議案の採決は、3月23日におこなわれました。
ですので、「3月定例会の議決の内容を反映させていただくべく校了日は3月30日とし、最終的に議決の内容を確認しながら編集を進めていましたが、当該箇所についての確認が漏れてしまったものです」などという「言い訳」は見苦しいだけです。
ましてや、「誤植です」などと言って、自らの責任を誤魔化すことは、到底許されません。

※ちなみに、「反映させていただくべく」などという、聞いたことの無い表現は、少し調べるてみると、《意味的には、「~を可能にする」との、話し手の強い意思表明ですから、押しつけがましいことになり、せっかく「戴く」との謙譲表現を使いながら、背反する語尾が付く、いささか妙な表現と言わざるを得ません》と説明されています。

🔷「市立幼稚園は無くなった」と発言した中野委員
当ブログNo.152でもお伝えしましたが、3月4日に開催された教育委員会第2回臨時会の席上、中野教育委員(現在は教育長職務代理者)
から、驚くべき無知な発言が飛び出しました。
それは、「上尾市教育振興計画案」について、中野委員が発した「市立幼稚園は無くなりましたけど」というものです。
周知のとおり、3月市議会では「平方幼稚園閉園条例」は継続審査となり、まだ今後どうなるかは定まっていません。それを既定事実のように発言した中野委員は、「浅学非才」(4月1日に中野委員は自分のことをそう言っています)そのものだと言えます

🔷どちらも「救いようのない資質」丸出し
市のHPで「訂正とお詫び」を掲載してはいますが、なぜこのような記載になったのか、明白な誤りである文章を掲載した経緯についてもよく調べてみる必要があると思います。
一方の、中野教育長職務代理者も、本質的にこのような救いようのない資質の持ち主であり、自分で言うとおり、まさに「浅学菲才」そのものです。すなわち、地教行法で謳うところの「人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する」人物であるとは到底言えません。
上尾の教育を守り、開かれた教育行政にしていくためにも、中野教育長職務代理者には、一日も早く辞任していただくことを強く希望します。

上尾市「聖火リレーイベント」は、「臨時財政運営方針」に抵触するのでは?

前記事で、5月の定例教育委員会が、5月27日・市役所7階大会議室・傍聴定員20名になったことをお伝えしました。そちらもぜひお読みください。

(ここから今記事が始まります)
昨日、情報公開請求に対する「処分通知」がされました。これにより、「聖火リレー盛り上げイベント」なるものについての背景や詳細がある程度わかりました。同時に、新たな問題点が浮かび上がってきました。今記事では、このことについてお伝えします。

No.162

🔷情報公開請求の内容
上尾市教育委員会に対しておこなった情報公開請求書(4月28日請求・5月20日処分通知の手交)はこちら(PDF4頁。PCでの閲覧を推奨します。下部のボタンで改頁 & ズーム可能です

(情報公開請求)「聖火リレー」イベント

🔷イベントの業務委託先 & 委託金額が判明
このイベントには、市税が使われます。業務委託先は、「TSP東日本株式会社 北関東支店」、また、委託金額は 1,692,658円 であることが判明しました。金額の内訳は、ステージ設置・司会進行などの費用です。

🔷美術展や市民音楽祭は中止とされたのに…
「聖火リレー盛り上げイベント」なるものが強行されようとする一方、上尾市美術展覧会(10月)や上尾市民音楽祭(11月)は、すでに中止する旨、4月の教育委員会で報告されています。
その理由は、「臨時財政運営方針」に基づく、というものです。

この「臨時財政運営方針」には、次の記述があります。

 コロナ禍が収束するまでの間、市税収入の大幅減が継続することを前提として、次の5つの視点に基づいて事業を見直し、「危機対応モード」の財政運営を行うこととする。
(1)人件費の削減
(2)本市独自事業全般の見直し
(3)各種イベントの休止・見直し等
(4)市民の安全確保等以外の工事や設備整備の先送り
(5)各種補助金総額の削減

つまり、「危機対応モード」の「5つの視点」として、「各種イベントの休止・見直し等」が挙げられているのです。

すでに、「臨時財政運営方針」に基づくという理由で、市民の美術展覧会や音楽祭は中止とされました。そのような状況で「聖火リレー盛り上げイベント」なるものを実施するとしたら、全く整合性はなく、明らかに「臨時財政運営方針」に抵触するのではないでしょうか。

🔷この企画の多数の問題点
上述の問題点に加え、情報公開請求を通じて明らかになったのは、この企画には次に挙げるように、多数の問題点があるということです。
(情報公開の開示には、スポーツ振興課と生涯学習課が同席)

①誰が、いつ、この企画を提案したのか。
(スポーツ振興課の説明)企画自体は3年前(コロナ前)から、スポーツ振興課の発案による。その後コロナ禍となったが、企画自体を変更することはなく、今に至っている。
②このイベントは、市のHPには載ったが、市教委のHPに載せなかった理由は。
(スポーツ振興課の説明)市教委のHPに載せるということを忘れていた。

今回の「聖火リレー盛り上げイベント」は、トーチ巡回のときのように市長サイドからではなく、スポーツ振興課の発案だったそうです。
②についての説明には驚きます。どうやら、スポーツ振興課は教育委員会に属しているという自覚が無いか、あまりに教育的配慮に欠ける企画なので、教育委員会のHPには載せられなかったとも考えられます。

③「聖火リレー」と称して、スポンサーの車列が大音量でドンガラガッチャと通るのを知っているか。上尾でも同様なことが起きるのではないか。
(スポーツ振興課の説明)他の自治体の様子を見に、群馬県伊勢崎市と同太田市に行ったので、スポンサーの車列が大きな音で通るのは知っている。
ただ、聖火リレーを見に行ったので、スポンサー車列には関心が無い

この発言にも正直驚きました。多くの自治体で、「聖火リレー」を見に行ったのにもかかわらず、大音量のスポンサーの車列ばかりが来て、市民から「見に行くんじゃなかった」という感想が出ているのは、調べればすぐにわかる話です。
参考:伊勢崎市聖火リレー(YouTube)
※音が大きいので視聴の際は注意してください。

④「臨時財政運営方針」に基づき、美術展覧会や音楽祭が中止になっている。その費用はいくらか。また、「聖火リレー盛り上げイベント」の費用の開示を。
(生涯学習課の説明)次のとおり。
市内美術展・音楽祭計 2020年度 1,241,000円 2019年度 約209万円
2021年度=止のため計上せず

(スポーツ振興課の説明)2021.04.26に契約済
委託先:TSP東日本株式会社 北関東支店  委託金額: 1,692,658円

🔷常軌を逸した企画は即刻中止すべきです
当ブログ記事No.156<上尾市は「聖火リレー盛り上げイベント」なるものを即刻中止すべきです>でも明らかにしましたが、「上尾市小中学校音楽会」や「上尾市中学校吹奏楽演奏会」は中止にしておいて、「聖火リレー盛り上げイベント」は強行するのは、教育的配慮に欠けると言わざるを得ません。
東京オリパラに延期・反対の意見は国民の7割とも8割とも言われています。こうした国民の声とは真逆に位置するこの企画は、即刻中止にすべきです。

(緊急)教育委員会5月定例会は「大会議室・傍聴定員20人」となりました

先月の教育委員会定例会の市教委の態度は、No.155 記事 <市民への配慮が足りない教育長&市教委事務局(教育総務課)> でお伝えしたとおり、市民に対する配慮に著しく欠けたものでした。
そこで、別の情報公開請求開示の際に改善を求めたところ、5月27日の教育委員会定例会は、大会議室・傍聴人数20人となりました。

No. 161

🔷市民への配慮が欠けた4月定例会
No.155 記事 <市民への配慮が足りない教育長&市教委事務局(教育総務課)> でお伝えしたとおり、教育委員会4月定例会は、傍聴者を門前払いするという、市民に対する配慮に著しく欠けたものでした。

そこで、後日、情報公開請求開示の場で、同じ教育委員会管轄の図書館協議会傍聴では、柔軟に対応していることなどを紹介し、市民への配慮をしてもらいたい旨要望したところ、今回の対応となったものです。

🔷5月定例会では『学校「更新」計画』が議題に
教育委員会5月定例会の日程・会場は次のとおりです。
2021年5月27日(木)午前9時30分(9時15分から受付)
会場   上尾市役所7階 大会議室
傍聴定員 20名

議案等の詳細は→ 会議のお知らせ(教育委員会5月定例会)

当日は、議案第31号として、「上尾市学校施設更新計画基本計画の策定について」が含まれています。
市教委がどんな提案をしてくるのか、市民として注意深く監視をしていく必要があります。

「上尾市独自の学力テスト」に反対する請願をめぐっての動き(その2)

前記事の冒頭に、宇都宮けんじさんの記者会見の動画を貼り付けました。これぞ記者会見という内容ですので、ぜひご覧ください。

(ここから今記事が始まります)
No.157の続編です。
「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願が、本会議で1票差で否決されるまでの経緯、とりわけ3月8日の市議会文教経済常任委員会での質疑と採択(4対3で請願採択)などを振り返ると、市教委事務局(指導課)が何に固執しているか、あるいは、議員の建前と本音が見え隠れしてきます。今記事は、このことについてお伝えします。

No.160

🔷全くの的外れな、指導課の<説明>なるもの
3月8日の上尾市議会 文教経済常任委員会の録画については、すでに公開されています。(該当部分= 01:10 ~ 34:35)

この委員会の冒頭で、田中指導課長(昨年度の役職)から、「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願についての「説明」がされていますが、ほとんど言い訳にしか聞こえません。
請願と市教委説明を対比すると、以下のようになります。

請願での主張 市教委の「説明」
このテストは、ほとんどの県内市町村で実施されていない。 言及無し。
コロナ禍で教職員の負担が増えているので、負担軽減をすすめてほしい。 言及無し。
答案用紙が児童・生徒に返却されず、見直しが出来ない。 言及無し。
テスト後の学習意欲に結びつかない。 言及無し。
全国学力テスト・全県学力テストで代用できるのではないか。 実施時期が異なるので、非常に効果的な調査である。
「上尾市独自の学力テスト」を廃止し、その費用をコロナ対策に回す。 言及無し。

🔷議員の賛否と質疑
次に、各文教経済委員の、この請願についての賛否の態度と質疑の状況を見ていきます(議員は五十音順)。

議員名(所属会派) 請願への賛否 質疑・意見等
秋山かほる(無会派) 賛成 質問・意見
大室尚(彩の会) 反対 質問・意見なし
尾花瑛仁(上尾同志会) 反対 質問のみ
鈴木茂(政策フォーラム・市民の声あげお) 賛成 採択のみ参加(委員長)
平田通子(日本共産党) 賛成 質問・意見
前島るり(公明党) 反対 意見のみ
矢口豊人(政策フォーラム・市民の声あげお) 賛成 質問・意見

秋山議員は、県内他市町村が実施していないことを指摘したうえで、費用対効果を疑問視。実証的に学力向上の検証が行われているかと質問。
これに対し、市教委事務局は「検証は委託業者に任せている」とし、委託業者に丸投げであると自ら明らかにしています。

尾花議員は、①県内市町村で学力テスト(国・県以外)を実施しているのはどこか。②外部委託なのか、その費用は。との質問をしています。
これに対し、市教委事務局は①3市町で実施している。②外部委託しており、800万円の費用がかかっている。と答弁しましたが、指導課長は「今、手元に資料がありません」などという始末でした。
(3市町は、市教委が後で南部教育事務所管内であると訂正)
不可解なのは、尾花議員の質問の様子から、現在行われている「上尾市独自の学力テスト」には反対であると思われるのですが、採択のときは
請願に反対している点です。所属会派の縛りがあるのでしょうか。疑問に思っても採択に結びつかないあたりが、尾花議員の限界でしょう。

平田委員は、請願に賛成の立場からの発言でした。塾に行っている子が多い学校は点数が上がる実態があること、また、学校ごとの点数が出されるのは、学校の競争主義につながるという指摘をしていました。
さらに、新型コロナ対応で学校現場は疲弊していること、その中でクラスごとの点数が表示されるのは逆効果になること、予算は学力テストではなく、別のことで学校教育のために使うべきであるとの発言でした。

前島議員の発言は、正直なところ、何が言いたいのかわかりません
そのまま引用すると、「公明党上尾市議団を代表してこの請願に反対します。この請願については私どもも内容について理解できないわけではありません。市の学力も各学校の学力も大切ですが、やはり一番大切なのは、そこからこぼれ落ちてしまっているかもしれない子どもたち一人一人にどう学力をつけていくか、これが最も大切であると思います
今後は、この請願を出された方の思いも深く受け止めて、これからの調査を、子どもたちの学びのためにしっかりと生かしていただきますことを要望申し上げ、この請願に反対いたします」というものです。

前島議員は、一度も質問をせずに、請願に反対する旨発言しています。
下線部が反対理由だと思われますが、やはり何を言っているのか理解できません。機会があれば、公明党関係者に聞いてみたい気もします。

矢口議員は、保護者や教職員から話を聞いたうえで、請願に賛成する立場で次のように発言しています。
①「上尾市学力テスト」は、問題・回答用紙が返却されない。そのため児童生徒は見直しをすることができず、保護者や教職員も、子どもたちがどこでつまずいているのか把握することができない。児童生徒の学習意欲の向上や教職員の指導方針策定に結びついておらず、十分に機能していないと考える。
②教育委員会が各学校の状況を客観的に把握することは大変重要であるが、おおむね内容が重複する国と県の学力テストの結果で把握することが可能。近隣自治体でもほとんど実施されていない。今後継続するには、具体的な必要性・必然性を示すべきである。現場教職員や保護者・児童生徒の声に耳を傾けるべきであり、一から見直しが求められる。

🔷現場の声を聞かない上尾市教委
矢口議員の「現場教職員の声に耳を傾けるべき」という指摘は全くそのとおりです。上尾市教育委員会の致命的な欠陥のひとつは、校長以外の現場の教職員から話を聴かないことです。従来の市議会(委員会)での質疑でも、「こうした現場の声を把握しているか」との質問に、学校教育部長は「そういう声は届いていません」などと答弁しています。
つまり、上尾市教委は、教職員の意見は校長を通してのみ把握していると言っているので、授業等で子どもたちと日々向き合っている教職員の生の声を聞こうとはしないのです。
これは、市教委事務局と各学校の校長との間で親和性が極めて強いことに起因しますが、このことに気づかない限り(あるいは、気づいていても放置している)、上尾の教育行政は正常化できないでしょう。

残念ながら、この請願は文教経済常任委員会で採択されたものの、市議会本会議で1票差で否決されてしまいました。とりわけ否決にまわった議員には、今一度、この請願の持つ意味を考えてもらいたいものです。

宇都宮けんじさん、オリパラ反対署名を5月14日提出&記者会見

【必見】5月14日 宇都宮けんじさんの記者会見
「イベント優先か それとも人々の命優先か」
動画は42分弱。「これぞ記者会見」という内容であり、菅首相の会見とは全く違います。現在133か国から賛同署名あり。

署名は 351,868筆(記者会見時)

No.159

(緊急)宇都宮けんじ氏の呼びかけによる「東京五輪反対」の署名(追記2件)

前記事「上尾市独自の学力テスト」問題についての続報を書いていた折も折、宇都宮けんじ氏のよびかけによる署名活動「人々の命と暮らしを守るため 東京五輪の開催中止を求めます」が、ネットなどで話題になり、本日の総理大臣記者会見でも記者からの質問の中で「国民の多くの声は東京大会に反対」として署名のことが出されました。
今記事は、(緊急)としてこのことについてお伝えします。

署名、30万筆を突破(5月9日 16:00現在)

【追記】宇都宮けんじさんのツイートより

No.158

🔷署名は宇都宮けんじ氏の Twitter から
私が署名した時は4万筆台でしたが、現在(5月7日午後10時)では23万筆を超えており、秒単位でその数が増えています。

留意点ー私も署名をしたい、という方に
下にある宇都宮けんじさんのツイートの赤枠をクリックすると、署名サイトである Change.org からメッセージが届きます。
次に進みたい場合は、✖をクリックしても、署名のサイトに行くことができます。

↓ 署名の趣旨を読み進めると、この文言が出てきます。

▼本署名運動詳細は下記をご覧ください
https://utsunomiyakenji.jp/stoptokyoolympic/署名をした後にも、Change.org から「まだあなたの力が必要です」というメッセージが届きますが、✖を付けて消したとしても、何ら問題はありません。
Change.org は財政を寄附でまかなっているため、こうしたメッセージが送られてくるようになっています。もちろん、寄附やカンパは個人の自由であることは言うまでもありません

菅総理は、少し前までは「人類がコロナに打ち勝った証」として東京五輪を成功させると言っていましたが、さきほどの会見では全くそのことを口にしませんでした。

札幌市民に外出自粛を求めておきながら、5日に開催した東京五輪マラソン競技のテスト大会。そのテスト大会が終わるのを待っていたかのようにその日の午後に「札幌市医療非常事態宣言」の発表と「まん延防止措置」の適用を国に要請することを決めました。市民から疑念の声が上がるのは当然です。また、大阪では1日としては過去最多の50人が死亡が発表されました。
このような状況で、本当にオリンピックが開催できるのか、政府は国民の声に耳を傾けるべきです。

「たられば」になってしまいますが ー 宇都宮けんじさんが都知事になっていたら、状況は今とは確実に違っていたと思います。

「上尾市独自の学力テスト」に反対する請願をめぐっての動き(その1)

当ブログでは、2回に分けて、上尾市3月議会でわずか1票差で採択に至らなかった「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願をめぐる、市議会での極めて不可解な動きなどについてお伝えします。
まず、今記事では、市議会に提出された請願の内容と、それに関連して寄せられた投稿を紹介いたします。

No.157

🔷「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願
最初に、上尾市議会3月定例会に提出された、<「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願> について見ていきます。

「上尾市独自の学力テスト」の廃止を求める請願
2021(令和3)年2月
上尾市議会議長 大室 尚 様        請願者 上尾市 I・H
要旨   例年、国と県で実施されている小中学校全校を対象とした「学力テスト」に加えて実施されている「上尾市独自の学力テスト」の廃止を上尾市教育委員会に求めるものです。
理由   新型コロナウィルスの感染拡大に伴う、市税収入の大幅減が見込まれる市財政運営の困難な状況の中、各部署にわたって歳出額を圧縮した具体的な対応策が求められています。上尾市教育委員会の施策にも求められます。

毎年実施される「上尾市独自の学力テスト」は、上尾市内の小中学校全校を対象として、児童生徒の学力の向上状況を調査するものですが、文科省が実施する全国学力テストや埼玉県教育委員会が実施する県学力テストと重複し、国・県のテスト結果で代用できると考えられます。また、全県的にも、ほとんどの市町村で実施されていないテストであり、近隣の伊奈町・桶川市・北本市・鴻巣市でも実施されていません。

コロナ感染の影響の下、学校現場では、休業中の遅れをとり戻す過密な教育課程、三密に注意しての授業や下校時の消毒作業など児童・生徒や教職員への負担が増え、少しでも負担軽減をすすめて欲しいとの切実な要望が広がっています。

また、「上尾市独自の学力テスト」については、答案用紙が直接児童・生徒に返却されず、見直しが出来ずテスト後の学習意欲に結びつかないなど、以前から評判の悪いテストとなっていました。

以上の点から、コロナの収束が心配され、市財政の厳しい折、「上尾市独自の学力テスト」を廃止し、その経費をコロナ防止対策等に回すことを、地方自治法第124条の規定に基づき請願いたします。

🔷当ブログへの投稿から
悪評高い「上尾市独自の学力テスト」問題について、当ブログへ投稿がありました。それを紹介します。
※改行と文中の(注)は私=当ブログ館主によります。

上尾市独自の学力テスト問題について
               上尾の教育を考える市民の会  E・Y
学力テストは、国が2007年から中3と小6の全員に実施することを決めました。以前行われた学力テストは教員がストライキで抵抗したり、生徒が白紙答案を出したりしたという歴史があります。全国一斉に「学力」を調査するということ自体の意味や平均点競争になるのではないか、できない子が休んだりして劣等感を持つこと等々、様々な問題点が指摘されていました。そんなに「学力」を測りたいのなら、悉皆調査(注1)ではなく、抽出で良いのではないか、という議論もありました。
その後、埼玉県が県独自の学習状況調査という名の学力テストを2015年から小4~中3まで行い、上尾市も小2以上に独自に行われたのはその前後と記憶しています。子どもたちは4月に進級すると、国・県・市の3つのテストを受けることになります。これだけでも負担になるのに、上尾市独自の学力テストには次のような問題があります。
➊問題が毎年同じ問題である。田中教育研究所という民間団体が作っているので、毎年違う問題を作る力はありません。また、市教委も同じ問題で平均点を比較しているので同じなのだと思います。ある学校で回収された筈の問題をコピーして子どもたちに事前にやらせてしまい、平均点が急にアップしてしまったという笑えない話があります。
❷そのため、子どもたちには問題用紙も解答用紙も返ってきません。一枚の紙ペラに得点と弱点等が書かれているだけです。学校で行うテストなら、両方とも返して「答え合わせと解説」を行い、子どものできなかった点を復習させることができますが、それもできません。
➌上尾市教委はこのテストの平均点を学年別に上位から最下位まで並べて教育委員会に提出・公表しています。各学校の名前は伏せてありますが、各校長は自分の学校の平均点を知っているので、国語は何位、算数・数学は何位、英語は何位ということがわかることになっています。それで校長によっては「学校の広報」に「うちの学校は平均点が市内で上位だった」とか書く学校もあり、学校間格差が事実上公表されています。そもそもいわゆる「学力」は塾などに通わせることができる「富裕層」の親が集中する市内中心部が高いことは周知の事実であり、経済格差が学力格差に反映する平均点競争を煽るようなテストは止めるべきです。
このように様々な問題を含む「市独自学力テスト」を廃止する請願を「上尾の教育を考える市民の会の代表・I氏の個人名で作成し、共同センターのN氏を中心に上尾市議会に提出しました。そして、市議の斡旋もお願いして、各会派周りを行いました。
最初は「彩の会」「同志会」「公明党」「政策フォーラム」「無会派」「日本共産党」という順番で回りました。彩の会は「見ておくから」という返事、同志会は立ち話で話を聞く、公明党は前島るり市議ともう一人の市議が椅子に座って聞いてもらえましたが、「団で相談する」という回答。無会派は佐藤えりい市議が対応、「問題用紙が返ってこないのは問題ですね」という反応。他の市議は不在。共産党は平田通子市議が文教経済常任委員会で取り上げるので、もちろん賛成の立場で詳しく聞いてもらえました。
そして文教経済常任委員会では同志会の尾花市議の鋭い質問で始まり、政策フォーラムの矢口市議や平田市議も質問し、討論では矢口市議と無会派の秋山かほる市議が賛成、公明党の前島市議は内容は理解できると言いながら反対、平田市議が賛成の立場で参加し、採決は3対3、委員長が政策フォーラムの鈴木茂市議だったので、委員長採決で4対3で要請が採択されました!(注2)
これは画期的な事だと思います。
市議会最終日に要請書の採択がされるので、その前に再度、彩の会の小川市議、無会派・維新の津田市議、N国の佐藤えりい市議の3名に要請行動をN氏や現場のS氏も呼んで行いました。話はよく聞いてくれました。小川市議は「やらなくても良いと言われた県の学力テストを休校明けの初日にやった学校がある」と言ったら、「え~!」とのけぞっていました。維新の津田市議は「話は分かりましたが、教育委員会にも聞いてみます。」と言っていました。このことが結局不採択につながったように思います。市議会では、最初に採択が行われましたが、質問・意見の中で市教委が回答を後程にといったため、休憩が1時間近くあり、私は用事があったので、出ざるを得ませんでした。N氏から14対15で不採択だったと聞いたのはその後でした。「ここまで頑張ったのに…」という思いはありますが、今後は市議選でやはり、そういう要望に応える市議を沢山当選させなければならないと痛感しました。
英検GTECの問題もありましたが、これは一応やらなくなったので、後日できたら報告します。以上
(注1)悉皆調査=悉皆(しっかい)とは、「のこらず」という意味。
ここでは、市内全校調査を指す ⇔ 抽出調査
(注2)3月8日の文教経済委員会における請願についての賛否
請願賛成=秋山かほる・鈴木茂(委員長)・平田通子・矢口豊人(4名)各議員
請願反対=大室尚・尾花瑛仁・前島るり(3名)各議員

この投稿から、「市独自の学力テスト」についての数々の問題点が浮かび上がってきます。
さらに、3月8日の文教経済委員会では、議員と市教委事務局とのやり取り、請願に対する各議員の賛否の態度などから、この問題の本質と議員の姿勢がより明らかになっています。
次記事では、そのことについてお伝えします。

◎現在、上尾市 & 市教委は、市民の間の「ワクチン争奪戦」を横目で見ながら、抜かりなく「悪行」をすすめようとしています。
今記事で取り上げた請願については、僅差で否決されてしまいましたが、こうした動きに対しては、市民的監視を強める必要があると私は考えています。

上尾市は「聖火リレー盛り上げイベント」なるものを即刻中止すべきです

たった2箱のワクチンをめぐって「争奪戦」が繰り広げられている間にも、上尾市では、悪しき計画が次々に打ち出されています。
学校数を現在の2/3にしてしまうという、市教委主導の「更新計画」も大問題ですが、現在、『広報あげお5月号』と上尾市のHPには、「とんでもないイベント」の告知がされています。
今記事では、このことについてお知らせします。

No.156

🔷市教委でなく上尾市のHPだけ掲載の意味は?
「東京2020オリンピック聖火リレー実施に伴う上尾市独自イベントの開催」なる長ったらしいイベント告知は、担当が「スポーツ振興課」となっています(更新日=2021.04.28)。
スポーツ振興課は、上尾市教委事務局教育総務部に属しています。
では、なぜ市教委のHPには掲載されていないのでしょうか。
それは、この長ったらしいイベントが、決して子どもたちにとっての「教育的効果」をもたらすものではない取組であるということを、スポーツ振興課自身が認めているからだと言わざるを得ません。

さらに下まで見たい方は→ 市HP「聖火リレーイベント」

◎この「イベント」は、4/28現在市教委HPには掲載されていません。

🔷小中学生の音楽祭や吹奏楽演奏会は中止なのに
市教委の4月定例会で、上尾市美術展覧会や市民音楽祭が「休止」とされたほか、「年間行事予定表」でも、上尾市中学校吹奏楽演奏会・上尾市民体育祭・上尾市小中学校音楽祭が中止予定とされています。

同じ上尾市教育委員会でありながら、市民の美術展や音楽祭を「臨時財政運営方針」に基づくという名目で休止や中止予定とする一方で、片や「聖火リレーイベント」のために高校吹奏楽部の演奏をおこなうということは、全く整合性が取れていません。
児童・生徒にとって、吹奏楽演奏会や音楽祭が中止になることは、大変ショックだ
と思われます。その一方で、「聖火リレー」を迎えるために高校の吹奏楽部は演奏できるというのは、不公平感を醸成するもの以外の何物でもありません。

🔷常軌を逸している企画
この「聖火リレーイベント」は、「定員50名(組)観覧者の募集」と銘打って、とんでもない条件をつけています。

(1)イベント実施の14日前から検温を行い、後日市から送付される検温表へご記入ください。検温表はイベント当日に持参し、受付で提出してください。
(2)以下の場合はイベントの観覧をご遠慮ください。
ア.検温表で1日でも37.5℃以上の発熱や感染疑い症状があった場合
イ.会場での検温で基準を超えた場合
ウ.当日、体調がすぐれない場合
エ.新型コロナウイルス陽性者と濃厚接触があった場合
オ.同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
カ.政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域への渡航、または当該在住者との濃厚接触があった場合
※エからカについては、いずれも過去14日以内
(3)会場ではマスクまたはそれに変わるものを必ず着用してください。

観覧希望者の「自己申告」によるものだとは言え、ここまで条件をつけてまで「どうしてもやらなければならないイベント」なのでしょうか。
私は大いに疑問ですし、この「不要不急のイベント」には反対です。

🔷「聖火リレー」「コロナ禍でのオリパラ」への疑問
2020オリパラスポンサーになっているTV・新聞ではほとんど報道されませんが、実態としては、「聖火リレー」とは名ばかりで、スポンサー企業による大音量の車列であるというのがネットニュース等で多数発信されています。
(画像はヤフーニュースより)

🔷デモツイートは20万件超え(4/29夜)
しかも、市のHPで更新がされた数日前から、オリンピック組織委員会(JOC)が、日本看護協会に看護師を500名派遣要請したことが猛烈な批判を浴びています。

#看護師の五輪派遣は困ります  のデモツイートは、あっという間に10万件を超え、4月29日夜には20万件を超えています。
こうした国民の声に全く配慮しない、今回の上尾市のイベントについて、経緯等を含め情報公開請求しました。結果については分かり次第、当ブログでお伝えします。