教職員の長時間労働の解決は、市教委による学校への関与を極力減らすこと。

<上尾市立小・中学校における働き方改革基本方針>(以下,<基本方針>と呼びます)が「いつのまにか」出されていました。文言の大半は県教委方針の「パクリ」であり,この<基本方針>については,教育委員会定例会での報告もされませんでした。いったい何のためにこれを作ったのでしょうか。

No.127

■教育委員会でも話題にならない<基本方針>
ブログ筆者は,ここ数か月,毎回教育委員会定例会を傍聴していますが,この<基本方針>については,全く話題になっていません。
それがこちら⇒ 上尾市立小・中学校における働き方改革基本方針

この<基本方針>については,幾つもの疑問が生じます。

■コロナの「コ」の字も無い<基本方針>
<基本方針>を一読してみると,強い違和感を覚えますが,その理由のひとつは,「肝心なことが書かれていない」ということです。
<基本方針>には,「コロナ」の「コ」の字もありません。
日々のニュース等を通じて「新型コロナウイルス感染防止対策」という言葉を聞かない日はありません。それは学校現場でも同じことで,コロナ感染防止で教職員の業務は明らかに増えました。ところが<基本方針>では,次のように述べられているだけです。

<基本方針>4頁より引用
教職員は,学習指導,生徒指導,進路指導,学級経営,学校運営業務等の学校が担うべき業務のほか,その関連業務についても範囲が曖昧なままに行っている実態があり,これらの業務の中には,必ずしも教職員が担う必要のない業務が含まれています。(色替えはブログ筆者によります)

なぜ文章の中に「コロナ禍で増えた業務」の例示をしないのでしょうか。当ブログでは,以前の記事(No.114)でトイレの消毒を教職員が担わなければならない実態をお伝えしました。
市教委が本気で<基本方針>を実行に移すのであれば,「教職員が担う必要のない業務」を具体的に示し,是正のためにスキルを持った専門業者等に依頼するなどの方策を取る必要があります。でなければ,まさに「範囲が曖昧なまま,ズルズルと教職員が担当する」ことになってしまうでしょう。

■なぜ2019年6月のデータを「現状」とするのでしょう?
教職員の時間外勤務労働について,<基本方針>では「時間外在校時間」と頑迷に言い張っています。つまり,「確かに残って仕事をしているが,校長が命じたものではない」という意味でこの言葉を使っているのです。
そしてこの時間外のデータで使用しているのが,2019年の6月の「時間外在校等時間」です。なぜ1年3か月前のデータを「現状」とするのでしょうか?それは,2020年の6月のデータは使用したくなかったからです。
前記事No.115でもお伝えしましたが,上尾小の校長が,学校運営協議会委員の目前で言い放った「本校のNo.1」の一つが「教職員の時間外勤務の長さ」でした。
ブログ筆者の調べによれば,上尾小学校の県費負担教職員26名の内、2020年6月に過労死ラインの80時間」を超えて時間外勤務をしている職員が19名。何とその割合は73%になります。<基本方針>では,小学校は10.8%とされ,著しい乖離があります。

過労死ライン超えが73%というのは衝撃的な数字ですが,上尾小は今年度の委嘱研究発表校であり,その準備のために長時間勤務をせざるを得ないと言えます。まさに市教委による強制的な委嘱研究が長時間勤務の要因であることが明らかになったデータでもあります。

■教職員の生の声を聞こうとしない市教委
上尾の教育行政の欠陥性は幾つも指摘できますが,「学校現場の教職員の生の声を聞こうとしない教育長・教育委員・事務局」はそのひとつです。市議会の文教経済委員会などの学校教育部長の答弁を聞いても,「現場の先生の意見は校長を通して報告を受ける」という姿勢を変えようとはしていません。
一方,ブログ筆者の元には,次のような学校現場の切実な声が届いています。

(中学校の学校現場の生の声)
*臨時休校で不足した授業数確保のために,7時間授業・30分の補習授業・土曜授業が押しつけられている。
*土曜授業の振替休がきちんと確保されていない。校長は「取れる時に取ってほしい」と言うが,普段の日課の中で取れるわけがない。
*授業時数の確保と言って6時間や7時間の授業に追われているのに,市教委は県の学力検査や上尾市の学力調査,さらに英語のGTECを強行して多大な時間をかけている。
*県や市の学力テストが子どもの学力を計るのにふさわしい内容なのか疑問。さらに,テスト自体が採点されて返却されないので,どこでどのようにつまずいているのかわからない。
*指導課訪問で全ての教員の授業をチェックし,一方的な「授業改善」という指導をしているが,その教科の力量がない指導主事による指導はお粗末。意味がない。そんなことのために,学校では指導案作成やよく見せるための環境整備が課され,ストレスと疲労感でいっばい。

■教育委員会の関与は極力減らすことが重要
こうした「学校現場の生の声」については,教育長も,教育委員も,市教委事務局の職員も,教育委員会の誰も聞く耳を持ちません(むしろ,そうした声は故意に聴こうとしないように見えます)。

市教委事務局について言えば,平方幼稚園問題の記事でも触れましたが,上尾市役所7階にいる「指導主事が6~7名減ったとしても,学校現場は全く困らないことは断言できます。
と言うより,市教委は教職員の長時間労働を助長する役目しか果たしていないとも言えます。
もちろん,国の施策でもあるSSS(スクール・サポート・スタッフ)などの配置については引き続きすすめるのは当然ですが,「委嘱研究」と「指導課訪問」なるイベントは希望制にすることと,来校する「指導主事」には,「すすんで模範授業をやって見せる」ような力量が求められます。

■<基本方針>にかかわる情報公開請求
ブログ筆者は,<上尾市立小・中学校における働き方改革基本方針>の関連で,情報公開請求をおこないました。
その内容はこちら ⇒ 「基本方針」にかかる情報公開請求
この中で,情報公開請求の対象校を上尾中と太平中に絞っている請求項目がありますが,その理由は,両校とも元学校教育部長の異動先となっているからです。上尾中のHPでは,校長が代わってもなお何の根拠もない「地域No.1校 上尾中学校の取組
」をいまだに掲げています(トップページを下へスクロール)。また,上述の「在校時間No.1」と言い放った上尾小の校長も元市教委学校教育部長です。
この3人(3校)の共通点は,「市教委事務局の言うことは絶対であり,教職員よりも市教委のほうを向いている」ということでしょう。

情報公開請求の中には,次の内容も含まれています。

*教職員の時間外が80時間を超えた場合,校長が「改善のため」と称して,「働き方改善シート」を出させており,それでなくとも多忙な教職員にとっては,その報告を出すこと自体がストレスになる。それを避けるために,いったんタイムカードを打刻したあとで時間外勤務をしている実態がある。

こうした深刻な状況は,市教委が学校現場の生の声を聞かない姿勢を崩さないことから,情報公開請求などで明らかにしていく必要があるとブログ筆者は考えています。これらの開示請求の結果は,明らかになりしだい当ブログでお伝えしていく予定です。

日々の所感:柳美里『JR上野駅公園口』が全米図書賞を受賞(追記あり)

1年ほど前,当ブログで柳美里の小説『JR上野駅公園口』を取り上げました(その時の記事[No.38]では,物語の結末も書いています。つまり「ネタバレ」です。念のため)。その記事はこちら⇒日々の所感:こんな今だからこそ読んでみたい小説)
その作品が先週,アメリカで最も権威があると言われる文学賞の一つである[全米図書賞]を受賞しました。今記事では,あらためてこの小説が描かれた背景について見ていきたいと思います。

■作品のテーマは<理不尽>
JR上野駅公園口』は,翻訳家モーガン・ジャイルズさんによる英訳版で,“TOKYO UENO STATION”と名付けられています。同作はこれまで韓国版、フランス版、英国版、ポーランド版が刊行されています。また,米タイム誌が選ぶ今年の100冊に選ばれたほか、米紙「ニューヨーク・タイムズ」「ワシントン・ポスト」の書評にも取り上げられるなど注目されてきました。

1964年に開催された東京五輪の建設工事のため,福島県から出稼ぎに出た男は,やがて家族を失い、最後は上野公園でホームレスになっていきます。作品の中では,男とその息子の生まれた年が,天皇家と対比される形で明示されます。男は1933年生まれで前天皇(明仁)と同年齢。息子に至っては,1960年2月23日,つまり現天皇の徳仁と同じ日の生まれです(柳美里の小説が書かれた時点ではまだ天皇は交代していません)。

同じ年に生まれて,片や家族のために必死で働いた挙句,ホームレスにならざるを得なかった人生,片や皇室に生まれたというだけで,上野公園の美術館で開かれる展覧会に厳重な護衛付きで御料車で乗り付ける,その一方で上野公園で寝泊まりせざるを得ないホームレスの人々は,天皇が来るというだけで事前に排除される……これを理不尽と言わずに何と説明できるのでしょうか。

■憲法14条との関連
この作品を読んで,まず頭に浮かんだのは,憲法14条の文言です。

(日本国憲法第14条)
すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。華族その他の貴族の制度は、これを認めない。栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴わない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

つまりこの条文は,すべての国民は,どこに生まれようが政治的・経済的・社会的に差別されないことを高らかに謳っているのです。何の偏見もなく普通に考えれば,天皇家であろうが普通の国民であろうが生まれにより経済的差別があってはならないのです。
柳美里はこの小説の中で,静かな口調で,しかし明確にこうした「生まれながらの不条理」を伝えています。

憲法14条(法の下の平等)と憲法1条(天皇)との間に「齟齬」が生じているのではないか,という問題は,ブログ筆者にとっても様々なことを考える契機となっています。
憲法1条は,終戦の際に昭和天皇が「国体護持」つまり天皇制の維持に拘泥したことを背景にし,その結果「象徴天皇制」となったのは自明です。柳美里が言うところの「天皇家の人々」は,生まれながらにして生活費の心配なく過ごしています。最近では,現天皇の弟が継承順位1位になったことを内外に知らせるという,わけのわからないイベントに多額の税金が無駄に使われています。
一方で,憲法14条が本来の意味で尊重されているかと言えば,心もとないと言わざるを得ません。「人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」ことの大切さは,普遍的な価値であるとブログ筆者は考えます。

■「全米図書賞」の重み
この小説が“TOKYO UENO STATION”として英語に翻訳され,訳者を通して読んだ人々にどんな感銘を与えたのか,何が伝わったのか,もう少しすればそうした感想や意見が伝わってくると思います。全米に拡がった格差や人種差別と,それに抗う動きの中にあって、柳美里のこの作品が与えた影響は少なくないと考えます。

ちなみに,この『JR上野駅公園口』については,上尾図書館に新刊本2冊,文庫本1冊が蔵書としてあるようですが,本日(11/23)在,新刊本の貸出予約人数は「35人」となっています。

(追記)
ここ何日か更新されなかった柳美里氏(福島県南相馬市在住)のブログですが,さきほど見たら,全国図書賞受賞の感想も含めて更新されていました。⇒ブログ「柳美里の今日のできごと」

池野教育長の本性は[その場しのぎ] ー 平方幼稚園問題(その4)

平方幼稚園をめぐる問題は,今回で4本目の記事となります。この問題を検証していくと,教育長や上尾市教育委員会による「その場しのぎ」の対応,あるいは職務代理者の問題発言などが目につき,市民に背を向ける体質がいよいよ明らかになってきました。

No.125

■教育長の「その場しのぎ」の発言を検証
2020.09.17に実施された平方幼稚園の保護者や関係者と教育委員会との話し合いの席上,池野教育長や教育委員職務代理者の発言を「その場しのぎ」「思いつき」という括りで整理してみましょう。
以下,教育長や職務代理者の発言と,それに対する反応やブログ筆者の感想を記しました。

[見苦しい言い訳]
(池野教育長)<行政改革について>皆様にとっては、本当にはなはだ教育委員会が何の力にもならない、という風なお気持ちを持たれたのは当然だと私も思っています。本当に申し訳なかったと思います。力が足りないというのであればそれなんですけれども,なかなかこの牙城を崩すのは,現状もなかなか難しいところがございます。
(池野教育長)<給食導入に関して>なんとか,あの,時間が限られていたという焦り,といいますかねというのがあったと思います。その中で,なんとか試行でもいいからやらせてもらえないかという中でやっぱそれが実現できなかったというのが実態であります。
(池野教育長)<平方小空き教室利用に関して>それは,国の方に承認を取ればいいのですから,私からすると,事実そのことで,いろいろ各課がやったんですけれども,ま,結局できなかったことからすれば,いいわけにすぎないと皆さまが感じられて当然だと思います。
[心にもない謝罪]
(池野教育長)コロナ禍がありまして,4月からすぐに対応が出来なかったことにつきましては,心からお詫びを申し上げたいと思います。
(池野教育長)ま,あの,行政としてですね,結局大局的に時間軸のあるいは長期的な見地に立って,判断した結果,ま,あー当時(2017年当時のことらしい)これについてもご要望に応えられなかった,ということは私としても慚愧に堪えない次第でございます。
[本当にそう思っているのかわからない発言]
(池野教育長)<2019年12月に閉園条例が否決されたことについて>私も議会での否決をいただいたことは非常に重く受け止めています
(池野教育長)<予算要求について>教育委員会が,じゃ,しょうがないですよねと言ってしまったら,いけないということは常々思っております。
[自らの力不足を認める発言]
(池野教育長)<行政改革について>なんとか風穴をあけたかったんですが,ま,力不足だったというしか,言いようがないですし,わたくし自身の責任であるという風にしか,あっ,言えませんので,本当にここでは,私自身の気持ちとしては,本当に,え,まー慚愧に堪えない,自分としては,ま,恥じ入るところでございます。
[出席者から:教育長に苦言を呈する発言]
それぞれの部署からの意見要望等がなければ行政改革がまとまっていきません。行政改革の委員や担当の責任に転嫁を絶対にしないでほしい。これは教育委員会,教育長,池田課長も含めて肝に銘じてください。最終的に「これは市が決めたことだから」「我々は市に言えないから」これは逃げです。
[その場しのぎの発言]
※言っていることとやっていることが違う典型
(池野教育長)教育というのは,私は費用対効果だけではないと思っているんです。費用対効果は大事なんですけれども,私は教育っていう,教育行政というのは,それまったく他の一般行政と同じように考えたらなにもできないということを常にお願いしてきました(注:どこへお願いしたのか不明)。
(池野教育長)教育に一番大事なのは,やっぱり,え,その,将来に向けてどれだけ投資するかと。…ここは,投資として,ここには予算をつけてほしいということを正直,市長も含めて行政の中でそうした予算を精査する方々にはお願いしてきたつもりでいます。
(池野教育長)やはり,本当にあの,これが,理解していただけなかったっていうのが,私の本当に力不足だったと思っていますが,しかしわたしは,べつにそれでもうあきらめてしまったつもりは全くありません。
(池野教育長)やっぱり市長部局の方におねがいすることはきちんと今後もなんとか,何ができるか,何だったらできるのか,検討していきたいなという風に考えております。

教育長の発言についてのブログ筆者の感想:昨年12月に上尾市教育委員会が市長経由で提出した「平方幼稚園廃園条例」が出席議員全員により否決されたことについて,教育長は「非常に重く受け止めている」などと口では言っていますが,条例提出までの教育長は「では廃園ということでいいですね」「説明は事務局のほうでよろしく」などと軽く見ていました。その「ツケ」が回ってきたというのが実態です。
また,9/17の保護者との話し合いの中では「費用対効果だけではない」「将来に向けての投資」などと言っていますが,教育長の考えの根底に「廃園ありき」があったのは明らかです。むしろ「その場しのぎ」の言葉の羅列は,外形的に保護者に寄り添うように見せかけるだけ罪深いとも言えるでしょう。

本当に池野和己氏が「自分の責任と力不足を痛感し」「慙愧に堪えない」で「恥じ入る」のであれば,自ら即刻教育長の職を辞任すべきでしょう。

[なぜそういうことを言うのか分からない細野氏の発言]
(細野職務代理者)ドラえもんの中にはジャイアンがいてのび太がいますけれども,あれは何かというと,僕は子どもの社会だと思っています。すなわち言葉は不適切かもしれませんが,いじめるような子もいて,いじめられるような子もいてそれをどこか抑える子もいて傍観している子もいる。すなわちいろんな子どもたちがいるというのがやはり小学校幼稚園は重要だと思っています。

細野氏の発言についてのブログ筆者の感想:これが本当に上尾市の教育行政に責任を持つ「教育長職務代理者」の発言でしょうか。教育委員会は「いじめ」を無くす取り組みをしていて,教育委員会定例会でもそのことを議題に上げているはずです。「言葉は不適切かもしれませんが」と前置きしながら,それでも「いじめる子がいることがやはり小学校幼稚園では重要」と言って憚らない姿勢は教育長職務代理者として極めて不適格だと思います。

また,細野職務代理者については,教育委員会定例会での発言の問題点も次のように指摘されています。「(平方幼稚園の)役割は終わった」というのは,絶対にしてはならない発言だと思います。

[出席者から:教育長職務代理者の2019年6月の定例会での発言について]
去年の6月の教育委員会の定例会の時の議事録を読ませていただきました。
教育委員会の方からいろんな話が出て,最後に細野職務代理者から「平方幼稚園はその役割が終わった」という意見が出て,そして池野教育長から「それでは廃園でいいですね」。ところが議事録をじっと読ませていただいたんですが,教育委員会として閉園について議論もしていない,提案もしていないんです。ところがどっかのところで急に廃園でいいですね,役割終わりましたね,て話が出ました。

■平方幼稚園園長からは「まともな」指摘が
一方で,10.07の保護者説明会では,平方幼稚園の園長から次のような指摘がされています。

(平方幼稚園園長)
数年前から上尾市の小学校には,すべての学校に特別支援学級を設置してくれているんですよ。それは,たとえ一人でも学級を設置しているんですよ。ということは,一人でも地域にお子さんがいたら地域で育てよう。上尾市の素晴らしい考えだと思っています。他の市町によっては,いくつかの学校でも違う学校に行って特別支援学級に通うっていうのが結構多いんですよね。上尾市は全ての学校なんですよ。これは,上尾市が勝手に判断することじゃないんですよ。埼玉県教育委員会にしっかりお願いしてやっていくもんなんですよね。特別支援学級は,教育は,今はこういう状況にあります。だったら,幼児教育,一人でも地域に入れたいっていうお子さんが家庭があるんだったら同じように考えていただきたい

園長の発言は,大変重要な指摘です。たとえ一人でも,少人数でも,上尾から公立幼稚園を消してはなりません。そのためにはどんな努力も惜しまないのが教育委員会の本来の役目であるとブログ筆者は考えます。

4回にわたって平方幼稚園の問題を取り上げてきましたが,現在は「閉園はしないが募集もしない」という状況となっています。これは教育長や職務代理者,あるいは教育委員会事務局の責任であることは明白です。ブログ筆者はこの問題について深い関心を寄せていますので,引き続き情報公開請求等をおこなっていくつもりです。
あらたな情報や動きがあれば,当ブログでお伝えしていきます。

<市民に背を向ける>上尾市教委の体質が露見 ー 平方幼稚園問題(その3)

前記事まで、平方幼稚園問題をお伝えしてきました。調べれば調べるほど、この問題については上尾市教育委員会の冷たい対応と市民に背を向ける体質が浮かび上がってきます。今記事では、10/2の臨時教育委員会関係で情報公開請求をした結果についてお伝えします。

No.124

■臨時会開催のHPでの周知はわずか22時間
前記事まで、時系列でこの問題の経緯についてお伝えしました。今記事では10月2日の「教育委員会臨時会」前後の市教委の「不可解な動き」についてお伝えします。

2020.09.24 定例教育委員会終了後、議案でも協議でもなく、教育長・教育委員・事務局による秘密の会合(ここで市民には伝えられずに重要なことが決められています)
2020.09.28 市長・副市長へ報告(教育総務部長・次長・課長)
2020.10.01 『広報あげお 10月号』にて「令和3年度平方幼稚園の入園は10/15以降市のHPでお知らせします」と掲載
    10/2の臨時教育委員会(下段)の開催を市教委のHPで周知した時間は10/1 12:00~10/2  10:00のわずか22時間。
2020.10.02 教育委員会臨時会(報告事項:上尾市立平方幼稚園の令和3年度新入園児募集について)
    ※この会議の中身がわかる会議録は今もって公開されていません
2020.10.05 市議会全議員説明会
2020.10.07 保護者説明会
2020.10.09 保護者説明会
2020.10.21  定例教育委員会にて、追加で口頭報告事項(上尾市立平方幼稚園について)

10月2日の教育委員会臨時会の開催については、市民にHPで周知されたのは10/1 12:00~10/2  10:00のわずか22時間であったことが、情報公開請求により判明しました。
ブログ筆者は、10/15に市教委HPに突然「教育委員会会議 結果」という「新着情報」が掲載され、初めて10/2に臨時会が開かれたのを知りました(今はその新着情報は消されています)。その結果概要はこちら ⇒ 教育委員会第2回臨時会 結果概要

しかしながら、これを見ても、単に「報告事項1 上尾市立平方幼稚園の令和3年度新入園児募集について」とあるだけで、内容は全くわかりません。すなわち、会議録がいまだに公開されていないのです。
10/21に定例会があったので、そこで臨時会の会議録を承認すれば会議録は公開できるはずですが、それもされていません。市民には徹底的に背を向ける市教委の体質がまたもや露見したと言えます。

■「どうせ非公開ですよ」と開き直る職員
今年の4月から、教育委員会の会議は少なくとも開催日の5日前までには日時・会場・内容等が告知(市教委のHPでの周知を含む)されなければならないようになりました。10/2の臨時会は、9/25には周知されていなければなりません。
前記時系列の ⑭ 9/24に、定例の教育委員会が開催されており、ブログ筆者は傍聴しましたが、実は、その会議のあとで市民には公開しない、言わば<秘密の打合せ>がおこなわれたことが判明しました。
ここで何が話し合われたのかについて、情報公開請求する予定ですが、「会議録は作成していない」などとして「文書不存在により非公開」とされるかもしれません。おそらくこの日に臨時会の開催を決めた可能性が高いと思われますが、そうであれば10/1に臨時会の周知をするというのは遅すぎます。

しかも情報公開請求の処分通知の手交の際、驚いたことに、教育総務課の担当者は「10/2の臨時会に来てもらっても、非公開ですよ」と発言しています。理由を尋ねると、「意思決定の会議だから」と言っています。これは、上尾市情報公開条例第7条の例外規定である以下の項目のことを指していると思われます。

(6) 市及び国等の内部又は相互間における審議、検討又は協議に関する情報であって、公にすることにより、率直な意見の交換若しくは意思決定の中立性が不当に損なわれるおそれ、不当に市民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定の者に不当に利益を与え、若しくは不利益を及ぼすおそれがあるもの

しかしながら、現在国でも問題になっているように、重要な施策を決める際に、このことを盾にして市民に会議を公開しないことは誤りであるとブログ筆者は考えます。
自分たちが会議の開催についてわずか22時間しか周知しなかったことや、あえて非公開の理由を後付けするところに、現在の上尾市教育委員会の市民に背を向ける体質が明らかになっていると言えます。

今記事は10/2の臨時会開催に関わる情報公開請求の結果が中心になりましたが、次回以降の記事で、教育長と教育委員会事務局の対応がどうであったかについてお伝えする予定です。

(その2)平方幼稚園問題は、教育長と教育委員の致命的大失策

前記事で、当ブログを読んでくださっている方からの指摘で、平方幼稚園の園児募集停止の問題を取り上げました。経緯を見ると、上尾市教育委員会がいかにこの問題を軽んじてきたかが分かります。
はっきり言って、教育長や教育委員、関係した教育委員会事務局職員は辞任等を含めての明確な責任を取るべきです。

No.123

■時系列で検証(補足修正後)
前記事で掲載した時系列の表を、次のとおり一部加筆修正しました。

2018.12 「上尾市立平方幼稚園の教育・環境整備に関する請願」が上尾市議会で全会一致で採択
2019.06.26 上尾市教委6月定例会(市民に非公開の会議でコソコソと平方幼稚園閉園方針を決める
2019.08 平方地区区長会への報告(閉園の方針を説明)
2019.09.02 市教委から保護者へ文書発出(2022年3月閉園を通知)
2019.09.17 平方幼稚園PTAから市長・教育長へ質問状提出
2019.09.19 保護者説明会(閉園の方針を説明)
2019.11 保護者説明会(閉園の方針を説明)
2019.11.22 上尾市教育委員会11月定例会(平方幼稚園の閉園について12月議会で提案することを質疑・意見なしで了承
2019.12.13 上尾市議会 文教経済常任委員会 出席委員全員が否決
2019.12.24 上尾市議会にて平方幼稚園廃園条例否決(出席議員全員反対)
2020.08.31 保護者説明会(教委事務局・園長・市議2名同席)
2020.09. 平方幼稚園保護者有志から市長・教育長へ質問状提出
2020.09.17 教育長・教育委員と保護者との話し合い
2020.09.24 定例教育委員会終了後、議案でも協議でもなく、教育長・教育委員・事務局による秘密の会合
2020.09.28 市長・副市長へ報告(教育総務部長・次長・課長)
2020.10.01 『広報あげお 10月号』にて「令和3年度平方幼稚園の入園は10/15以降市のHPでお知らせします」と掲載
2020.10.02 教育委員会臨時会(報告事項:上尾市立平方幼稚園の令和3年度新入園児募集について)
2020.10.05 市議会全議員説明会
2020.10.07 保護者説明会
2020.10.09 保護者説明会
2020.10.21 定例教育委員会にて、追加で口頭報告事項(上尾市立平方幼稚園について)
2020.11.01 『広報あげお 11月号』にて「平方幼稚園は令和3年度の4歳児の募集を行いません」と掲載

昨年6月の教育委員会定例会以降の流れはこの表のとおりですが、表の中の⑦と⑧、とりわけ⑦の昨年11月定例会での「粗雑な提案」には呆れます。その会議録がこちら⇒2019年11月教育委員会定例会会議録(平方幼稚園関係は10頁)

この会議録によれば、森泉教育総務課長(昨年度)は「8月に平方地区区長会への報告を行い、9月と今月11月に平方幼稚園の園児の保護者への説明会を開くなどして、関係者に閉園の方針を説明させていただき、現在に至っております」と発言しています。しかしながら、教育総務課長の説明には、上記の表の⑤の質問状については全く触れられていません。

驚くべきは教育委員たちの態度で、この説明に対して「保護者への説明会の様子はどうだったのか」など、ひと言も質問・意見を発していないのです。結果、この閉園案は12月市議会に提案されることになりますが、教育長や教育委員たちの思惑は崩れ去ることになります。

■市議会文教経済委員会でのやり取り
平方幼稚園廃園ありき」で市議会を乗り切ろうとした教育委員会でしたが、そうはなりませんでした。教育委員会事務局は次のように発言しています(2019.12.13市議会文教経済委員会会議録から引用)。

(森泉教育総務課長)
平方幼稚園を取り巻く状況等を総合的に検討し、閉園することが妥当であるとの結論から、本議案を提出するものでございます。

「総合的に検討し云々」というのは、国会でもよく言い訳に使われていますが、上尾市も同様です。
粕谷議員の「説明会で保護者からはどんな意見が出されたのか」という質問に対して、総務課長は次のように述べています。

(森泉教育総務課長)
平方幼稚園を廃園(原文ママ)することに関しましては、やはり保護者の方にとってみると、なかなか承諾はできないという、そういった存続を希望される声を伺っております。

非常に疑問なのは、その1年前に出された請願が全会一致で採択されたり(上記表の①)、説明会での保護者の声は「何とか平方幼稚園を存続させてほしい」ということを知りながら、閉園するという案を市議会にかけるという、教育委員会の冷たい姿勢です。糟谷議員は次のように述べています。

委員(糟谷珠紀)
やっぱり保護者の皆さんからしてみれば、あまりにも話す場、話す余地がないまま、こうやって条例がもう出されてしまって、こういう今やっとというか、今回出されて、初めてこの幼稚園の状況だとかを事細かにそうやって言ってくるというところの不意打ちさ、これは本当に今まで市がどれだけ市民の声を聞いてこなかったかの象徴的なあらわれだと私は思います。もうやり方が本当に市民を無視してやっているというのは、今回に限らないけれども、本当に今までがそうだったように、何かやり方が本当に同じだと、私はもうそこは本当に感じるところです。

まさにこの発言のとおりです。市政もそうですが、とりわけ市教委は市民の声を聞こうという姿勢はありません。もし聞いたとしても、その場限りの言い訳や、耳障りの良いことを言い、あとで冷たく切り捨てるというのは、このあと、教育長の発言を検証すれば、上尾の教育委員会の常とう手段であることは明らかです。

また、井上茂議員は次のように発言しています。

委員(井上茂)
幼児が減少していると言ったら、学校だってそうなってしまうでしょう。学校だって、では廃校ですという、向こうに行ってくださいというふうに、そんな2回の説明会でなると思います? 平方幼稚園だからなると思っているのですか。つまり、そういうやり方そのものが非常に問題だし、そこに例えばこの質問書に対する答弁も、全く教育委員会の意見は書かれていないわけです。厳しい状況でございますとか、要するに行革に位置付けられているとか、検討はしてきましたとかいうことで、教育委員会として平方幼稚園を本当にどうしようと思ってきて、ずっとだって減少してきたのは事実なわけだから、どういう努力をしてきて、もうこれ以上持ちこたえられないということで、ここで決断せざるを得ないというふうな形も出ていないわけだよね。ある意味2回の説明会でご理解しただきましたと、はっきり言い切るわけだから。

井上議員の言うとおり、教育委員会は自らの意見、たとえば上尾市教育委員会としてどう幼児教育を推進していくのか、という意見は全く出していません。
しかも「費用対効果」や「予算が無い」とは言いながら、経費を捻出するための努力や検討は全くしている様子も無いのです。本当に予算は捻出できないのか、前記事で述べたように、指導主事があんなに大人数必要なのかも全く検討されていません。そちらは安泰にしておいて、平方幼稚園を閉園に追い込む必然性がどこにあるのでしょうか。

結局、2019年12月の文教経済常任委員会では、平方幼稚園を廃園とする原案を全員反対で否決しました。

今回お伝えするのはここまでですが、次記事以降で池野教育長の本音はどこにあるのかを明らかにしていきます。

平方幼稚園問題は、教育長と教育委員会の致命的大失策(その1) ※一部追記有

当ブログをお読みいただいている方から、お問い合わせ・情報提供経由で「平方幼稚園についてはこういう問題がある」とのご指摘を受けました。ブログ筆者として、今までこの問題については平方幼稚園廃園の議案が市議会で否決されたことは知っていましたが、それ以上のことについて情報公開等をおこなってこなかったことを率直に反省しなければなりません。平方幼稚園を取り巻く数々の問題については、今記事を含めて、何回かに分けて今後もお伝えしていく予定です。

記事No.122

■教育長と教育委員の<致命的大失策>
平方幼稚園は現在「来年度の4歳児の募集はしない」と同時に「閉園はしない」という状況になっています。様々な資料を検証してみると、この問題は、<池野教育長と教育委員会による致命的大失策>であることが見えてきました。とりわけ、以前から自らの服務のデタラメさや公用車の恣意的使用を住民監査請求等で指摘されてきた池野氏ですが、今回の問題はそれらに増して教育長としての資質を問われることになります。
経緯や資料を検証すると、昨年12月に市議会で出席議員全員により反対されたにもかかわらず、表面は保護者の意見を聞くようなふりをしながら、平方幼稚園の閉園を執拗に狙う教育長や教育委員たちと事務局、それに反対する良識ある保護者や市民という構図が浮かび上がってきます。

■時系列での整理
現在起きている平方幼稚園を巡る主な経緯を時系列で整理してみると、次のようになります(2019.06.26以降)。[一部追記]

2019.06.26 上尾市教委6月定例会(市民に非公開の会議でコソコソと平方幼稚園閉園方針を決める
2019.09.02 市教委から保護者へ文書発出(2022年3月閉園を通知)
2019.09.17 平方幼稚園PTAから市長・教育長へ質問状提出
2019.12.13 上尾市議会 文教経済常任委員会 出席委員全員が否決
2019.12.24 上尾市議会にて平方幼稚園廃園条例否決(出席議員全員反対)
2020.08.06 市特別支援教育推進委員会で教育総務課長が「幼児教育に係る体制が十分ではない」旨の発言
2020.08.31 保護者説明会(教委事務局・園長・市議2名同席)
2020.09. 平方幼稚園保護者有志から市長・教育長へ質問状提出
2020.09.17 教育長・教育委員と保護者との話し合い
2020.09.24 定例教育委員会終了後、議案でも協議でもなく、教育長・教育委員・事務局による秘密の会合
2020.09.28 市長・副市長へ報告(教育総務部長・次長・課長)
2020.10.01 『広報あげお 10月号』にて「令和3年度平方幼稚園の入園は10/15以降市のHPでお知らせします」と掲載
2020.10.02 教育委員会臨時会(報告事項:上尾市立平方幼稚園の令和3年度新入園児募集について)
2020.10.05 市議会全議員説明会
2020.10.07 保護者説明会
2020.10.09 保護者説明会
2020.10.21 定例教育委員会にて、追加で口頭報告事項(上尾市立平方幼稚園について)
2020.11.01 『広報あげお 11月号』にて「平方幼稚園は令和3年度の4歳児の募集を行いません」と掲載

「閉園ありき」だった昨年6月の教育委員会
この問題を考えていく際には、2019年6月の定例教育委員会の会議録を確認しなければなりませんが、この問題を扱った「協議」は非公開とされてしまいました。「上尾市立平方幼稚園の在り方について」という重要な問題についての協議を<非公開>としたのは、「上尾市教育委員会お得意の手口」と言えます。市民に会議を公開せずにコソコソとした話の内容はこちら ⇒ 教育委員会2019年6月定例会会議録(平方幼稚園の関係は10~15頁参照)

この非公開の会議で出された教育委員や事務局による<本音の発言>については、次のようなものがあります。

森泉教育総務課長)注:職名は昨年度時点のもの
毎年、平方幼稚園には、年間約3,500万円から4,000万円の運営管理費がかかっており、園児一人当たりの市費負担について、平成30年度は約124万円、私立幼稚園は 約9万円であり大きな乖離があります。

発言の中の「園児一人当たりの市費負担」の比較は、公立と私立ということを考えれば、全く意味がありません。文脈から見て「平方幼稚園は閉園とする」方向に向けた意図的な発言と言わざるを得ません。

また「3,500万円から4,000万円」と試算する運営管理費についても、本当に捻出できないの額なのか。たとえば指導課・学務課・学校保健課に合わせて15名在籍している指導主事を6名減らせば、人件費として4,000万円程度は捻出できるはずです。もともとは埼玉県で採用され、いずれは学校現場に行く職員ですし、市教委事務局に置かなければならない定数が決まっているわけでもありません。
ブログ筆者が以前から指摘しているように、市教委事務局の指導主事の定数が減ったとしても、学校現場は少しも困りません。むしろ強制的な委嘱研究が無くなることにより、市議会一般質問でも上平小の問題点が指摘されたように、委嘱研究のための時間外勤務や学校への不必要な介入が減り、歓迎されるでしょう。見方を変えれば「指導主事は本当に今の人数必要か」という議論を避けてきたため、平方幼稚園問題が起こったとも言えるのです。

細野宏道 教育長職務代理者)
公立幼稚園の役割ということを考えた時には、ここではもう既に終わったという言い方はおかしいかもしれませんが、私立の幼稚園に代わっても、公教育から私教育も含めた教育という大きな観点から見ると、一つの役割は終わったのではないかなというふうに思います。

このように細野職務代理者は「(市立平方幼稚園の)一つの役割は終わったのではないか」と発言しています。本来であれば「公立幼稚園でなければ出来ない幼児教育とは何か」を真剣に考え、「存続のためには何をすればよいのか」という議論がされるべきだとブログ筆者は考えます。細野氏は思わず本音を漏らしたのでしょうが、この発言を知った保護者の方は、さぞがっかりしたことと思います。このような発言を市民に聞かせたくないのが、会議を非公開にした理由であることは明白です。

池野教育長)※朱書きはブログ筆者によります。
それでは、本件につきましては、教育委員会といたしましては、平方幼稚園の園児数の推移、施設の耐用年数、民間幼稚園の就園状況等を考慮し、閉園することが妥当であるとすることでよろしいでしょうか。
~委員全員から「はい」の声~
池野教育長)
それでは、そのような方針で、今後、利用者の方や地域の方に丁寧に説明し、ご理解をいただくよう事務局にお願いいたします。

それまで黙っていて自分の意見は言わず、補足も何もしなかった池野教育長が「まとめ」をしています。すなわち、池野氏にとっては「平方幼稚園は閉園するのが妥当である」という結論が先にあって、この教育委員会の協議をしたことになります。
しかも池野氏は、「利用者の方や地域の方に丁寧に説明し、ご理解をいただく」のを教育委員会事務局に丸投げしています。

平方幼稚園問題(その2)以降で触れますが、2020.09.17に、保護者に対する説明会席上で池野氏が「自らの考え?」を述べる機会があります。しかしながら、その発言の根底には、池野氏自身に「平方幼稚園は閉園」という考えがあったことは押さえておきたい点です。

今記事はここまでですが、時系列で述べたそれぞれについて、どれもが重要な意味があります。それらについては次記事以降でお伝えします。