<コロナ対策&専門家会議>の議事録問題を市議会で取り上げてください。

 上尾市議会〈本会議〉での一般質問とそれについての答弁、前半の3日間分(6/17~6/19)を市議会HP[最新の録画]で見ましたが、<台本読み>ばかりで、緊張感に欠ける質疑が多かったというのが感想です。来週の市議会ではブログ筆者が関心を寄せる〈コロナ対策&専門家会議〉の議事録についての質問と答弁を望みます。

記事No.90

■〈持ち時間〉一杯質問してほしい。
 今週(6/17~6/19)の市議会本会議での質問者は15名。質問時間は最短27分~最長57分となっています。《30分かそこらで質問を打ち切ってしまわず、時間一杯使って質問すればよいのに》とブログ筆者は思います。中には<台本読み>に終始するあまり「スミマセン、ひとつ飛ばしてしまいました」などと質問事項を抜かしてしまう議員もいました(この議員は、「33回目の質問です」などと言っていましたが)。これに対し、答弁する側も手元のメモを棒読みするだけなので、聞いていても、市側の《本気度》が伝わってきません。
6月22日からの一般質問では、とりわけブログ筆者が関心を寄せている<コロナ対策会議&専門家会議>の議事録問題について、ぜひ取り上げて質問をしてもらいたいと思います。

■市民も呆れる〈コロナ対策本部会議〉
当ブログ<お問い合わせ&情報提供>経由で寄せられたご意見をご紹介します(朱書きはブログ筆者によります)。

差出人:Kさん 
題名:上尾市の新型コロナウイルス対策本部会議について、市長へのはがきで質問しました。
問い
「市民生活及び地域経済に及ぼす影響を最小となるようにする」という目的について、対策本部会議で議題に上がったのか、上っていないのかを明確にお答えくださ い。また議題に上がっていた場合は、詳細な議事録をお示しください。
市回答
「市民生活及び地域経済に及ぼす影響を最小となるようにする」という目的そのものについては、議題として直接上がってはおりません。
以下私見です。
上尾市では新型コロナウイルス対策は、「上尾市新型インフルエンザ等対策行動計画」に基づき進めるとしています。
上尾市新型インフルエンザ等対策行動計画は目的として、感染拡大を可能な限り抑制することと、『市民生活及び地域経済に及ぼす影響を最小となるようにする』と上げています。そして「上尾市では、新型コロナウイルスの国内における感染拡大を踏まえ、庁内 の連携体制を強化して取組を推進するため、2月28日に新型コロナウイルス対策本部を設置しました」とあります。(上尾市ホームページより)
市長を本部長とし各部長を本部員として構成され20回以上開かれている新型コロナウイルス対策本部会議で、上記の目的について一回も議題に上っていないとは・・・
市民のためにどうすればよいのかを普通は自分の頭で考えるのでは、「議題に上がっていません」と平然と答えられる神経に上尾市政の問題の深さを感じます。

 Kさんの指摘にもあるように、<「市民生活及び地域経済に及ぼす影響を最小となるようにする」という目的そのものについては、議題として直接上がってはおりません>、と平然と言ってのける上尾市の姿勢について、「本当にそれでいいのですか?」と市議会でも質問していただきたいものです。

 当ブログの前の記事を読んだ議員の方からの問い合わせも来ていますので、6月22日の上尾市議会での一般質問に注目してみたいと思います。