上尾市教育委員会の「不都合な真実」その6

 

記事No.9

 前記事で、公用車の恣意的な使用問題とは別の、教育長や市教委事務局にとっての「不都合な真実」が露見したことに触れました。今回はそれについてお伝えしますが、内容としては、今年2月に館の住人(このブログの筆者)が起こした「住民監査請求=上尾市職員措置要求」へとつながっていくことになります。

■教育長のデタラメな「月別勤務表」が露見!
 <昨年5/11の午後1時頃、横浜から公用車で都内の自宅まで送らせた>ということは、記事No.7で市民のみなさんにお伝えしました。
同じ月、池野教育長は、岩手県一関市で開かれた「全国都市教育長協議会」なる会合にも出向いていることが判明しました。そこで、2018年5月分の「教育長の勤務の状況が判別できる月別表」を開示請求したところ、次のことが判明しました。

5/11の業務内容(月別勤務表)では夜間まで「関東地区都市教育長協議会」となっていますが、実際には午後1時頃帰宅(4時間のサボリ)

5/16~5/18まで「全国都市教育長協議会」となっていますが、実際には、必要もないのに前日の朝から岩手へ行っています(往路所要時間と「休憩時間」を除いても、6時間のサボリ)

つまり、池野教育長の昨年5月の勤務の中で、少なくとも10時間のサボリ時間が露見したのです。

※開示された文書をPDFで示せればよいのですが、画面にupすると、鮮明な画像でなくなるため、文章で説明しています。

 もしも5/11の午後、または5/16に市教委事務局に教育長宛ての電話がかかってきた場合、「教育長は関東地区(or 全国)都市教育長会議で不在です」と相手に伝えたことでしょう。事実は5/11午後は教育長は自宅で昼寝でもしていたかもしれないのに、です。

■「月別勤務表」の中の「お休み」ってなあに??
 教育長の「月別勤務表」の中の、5/1(火)・5/2(水)・5/14(月)の業務内容は「お休み」と書かれていました。
断言しますが、市内小中学校に勤務する教職員で「お休み」などという休み方をしている方は、誰一人いません。年次有給休暇であれば「年休届」を提出したうえで休むのが当たり前です。「お休み」などという休み方は、勤務時間・休暇条例・規則のどこを探してもありません。
疑問に思い、教育長が提出すべき「有給休暇の届」を情報公開請求しましたが、結果は何と「文書不存在」。つまり、何の手続きもせずに池野教育長は月に何度も「お休み」していたのです。

■市内教職員には厳しい通知を出す一方で、
 教育長自らの勤務は…
 池野教育長が悪質なのは、市内の教職員には「綱紀粛正」や「服務の規律を」などと通知を出しておきながら、自分の勤務は実にデタラメだということです。  情報公開請求により入手した、「綱紀粛正」や「服務規律」関連の通知は、教育長就任以降448枚にも及んでいます。こうした教育長のデタラメ勤務の実態が市内の教職員に知れわたったら、市教委の「威信(あればの話です)」が失墜するのは明らかです。

■市教委事務局は「忖度」と「黙認」
 池野教育長の、このような恣意的というよりデタラメな勤務の状況を放置していた市教委事務局の責任も大きいと言わざるを得ません。
教育長も勤務時間や休暇は条例が適用されるのですから、どうやって年次有給休暇の残日数を把握していたのか、これも情報公開請求によれば「文書不存在」とのことです。
教育長から「何日と何日は休むから」と口頭で伝えられ、年次有給休暇なのか特別休暇なのか、勤務の割振り変更なのかも確認せず、担当者は言われるがままに月別表に打ち込んだだけなのでしょう。
それを教育総務課長も部長も黙認していたという「不都合な真実」であることは明白です。

■いよいよ「住民監査請求」へ 
 以上のように、池野教育長に「サボリの10時間」が生じていることが明白になったことから、池野教育長に上尾市から支払われた 2018年5月分給与の一部(10時間分)を、上尾市に返却するよう求める「住民監査請求」を起こすことになります。
そこで
言及された、監査委員から池野教育長と市教委事務局への「厳しい意見」とはどういうものであったかは、次の記事でお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: 館の住人

上尾市民。 「ひとりでもできる行政参画」を目指しています。 とりわけ、上尾市教育委員会や上尾市についての情報公開請求を契機として、教育行政や市政が改善の方向に向かって行けばと考えています。