「安全・安心」など、全くの噓っぱち。「危険・不安」だらけの東京五輪。

いよいよ、国民の不安が現実のものになろうとしています。来日したウガンダの選手のうち1名が新型コロナ陽性であることが判明しました。
「濃厚接触者」である他の選手8名はそのまま大阪・泉佐野市に向かったそうですが… 今後、何万人も来日するオリパラ関係者のことを考えると、不安しかありません。
今記事では、「危険・不安」だらけの東京五輪についてお伝えします。

画像【追記】6.23東京五輪反対行動(都庁前)

No.168

🔷陰性証明書の信憑性に疑問
報道によれば、ウガンダ選手団は、ワクチン(アストラゼネカ)を2回接種し、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書も提出していたということです。それにもかかわらず、到着後の抗原検査で陰性とならず、PCR検査を受け、陽性が判明したとのことです。
また、泉佐野市によると、到着したのはボクシング、重量挙げ、競泳の選手やコーチら計9人で、合宿期間は7月19日までだそうです。
この人たちは、「濃厚接触者」なのでは?という疑問が生じます。
参考:東京新聞web「東京五輪出場で来日のウガンダ選手団の1人、成田空港で新型コロナ陽性判明 陰性の8人は大坂泉佐野市へ

ウガンダ選手団 合宿先の大阪 泉佐野に到着 ホテル待機を要請 | 新型 ...

泉佐野市に到着したウガンダ選手団 出典:NHKニュースWEB

🔷「開会式」には2万人が入場?
東京五輪についての「呆れる&恐ろしい情報」は山ほどありますが、直近では、次のような開会式に2万人を入れるとの報道がされています。

(TBSTVニュースより)  東京大会の観客数について、組織委員会などは「まん延防止措置」が解除された後の国の大規模イベントの基準に従い、収容人員の50%以内で最大「1万人」とする方向で調整しています。しかし、来月23日に国立競技場で開かれる開会式については、観客数の上限を「2万人」とする方向で検討していることが関係者への取材で分かりました。  開会式にはIOCやスポンサーなどの大会関係者の来場が多く、一般客の1万人とは「別枠」で入場させる予定だということです。(20日17:07)

これが事実だとすれば、もはや、権力側の「やりたい放題」状態になっていると言えるでしょう。「ぼったくり男爵」バッハ会長をはじめとした「IOC貴族」や、「ドンガラガッチャ聖火リレー」のスポンサーなどにはこれ以上ないくらいの「おもてなし」を見せる一方で、国民が感染することには目をつぶるという姿勢が丸出しになっています。

🔷それでも、オリパラ反対の声は消せない
6月23日は、NOlympic  Day (=No Olympic Day)ということで、次のような反対行動が計画されています。私はウエブ中継を見ることや、当ブログで発信することで2020オリパラ反対の意思表示を続けるつもりです。

オリパラ反対! 6・23 全国・全世界同時行動の呼びかけ
6月23日ってIOCが決めたオリンピックデー(オリンピックの日)だって知ってまし た?
この日は東京オリンピック開幕(7月23日)のちょうど一か月前にあたります。とい うことで、全国全世界に「NOlympic Day」の同時行動を呼びかけることになりました。東 京では18時から都庁前で抗議スタンディング&デモです。以下、呼びかけのメールテキス ト&告知バナー等です。拡散を!

オリパラ強行開催が一か月余り後に迫っています。わたしたちは開催一か月前の6月23日 に全国全世界に同時行動を呼びかけています。#オリンピックより命を守れ#CanceltheOly mpics #AbolishtheOlympics #NOlympicsAnywhere
などのハッシュタグとともに、オリン ピックに反対するメッセージ、画像、動画、プラカードなどで一緒に意思表示しましょう。 ご近所や最寄り駅などで同時スタンディングも大歓迎です。ぜひSNSでシェアしてくださ い。以下の呼びかけ文に賛同いただける方や団体はこちらのアドレスまでお知らせくださ い。(info@2020okotowa.link)
東京では18時から都庁第一庁舎の2階(都庁通り)正面玄関前で抗議スタンディング&ア ピール、19時から新宿繁華街に向けてのデモを予定しています。ウェブ中継も行います。
配信アドレス→https://youtu.be/qmCf3tzjQMU
呼びかけ団体=  反五輪の会/オリンピック災害おことわり連絡会/東京にオリンピックはいらないネット /オリンピック終息宣言実行委員会/アジア女性資料センター/ふぇみん婦人民主クラブ /オリンピックの中止を求める松本の会/オリンピックいらない人たちネットワーク(長野)

今日(6月20日)、「オリンピック選手村」が報道陣などに「お披露目」されました。外の歩道橋の上からは「オリンピック反対!」の声やプラカードが掲げられました。私の見た限り、テレビ朝日が夕方のニュースでその映像を流したのを確認しましたが、夜7時のNHKニュースは、オリンピック反対の行動は「完全黙殺」でした。
今やNHKは「大本営発表」とも言える状況になっているようです。
オリパラ報道だけに限らず、真実を伝えるメディアやネットの役割が、非常に重要になってきていることを実感しています。