「今日の内閣支持率」をご存じですか?
お聞きします。各メディアによる「内閣支持率」の調査、あなたはどのくらい信用していますか?ブログ筆者は「あんな調査の数字、本当じゃない」と思っていますが、興味深いサイトがありました。
記事No.71
■大手メディアはおおむね40%前後ですが…
<安倍内閣の支持率比較>
メディア名 | 調査日 | 支持率 | 不支持率 | サンプル数 |
日経・TV東京 | 3/27-29 | 48% | 42% | 1,085人 |
共同通信 | 3/26-28 | 45.5% | 38.8% | 1,032人 |
FNN・産経 | 3/21-22 | 41.3% | 41.1% | 1,000人 |
ANN | 3/21-22 | 39.8% | 38.6% | 1,096人 |
読売新聞 | 3/20-22 | 48% | 40% | 1,077人 |
朝日新聞 | 3/14-15 | 41% | 38% | 2,360人 |
毎日新聞 | 3/14-15 | 43% | 38% | 1,177人 |
時事通信 | 3/6-9 | 39.3% | 38.8% | 1,214人 |
NHK | 3/6-8 | 43% | 41% | 1,240人 |
調査日前に支持・不支持に影響を与える出来事があったかによりますが、これを見ると、内閣支持率はおよそ40%前後となっています。
(微妙に各社とも支持が不支持を上回っていますね 苦笑)
注目すべきはサンプル数の少なさで、ほとんどが1000人ちょっとの調査人員です。これに関しては、ある調査会社のHPでは、母集団100万人に対して必要なサンプル数は384人だそうです。昨年の日本の有権者数が約1億600万人ですから、必要なサンプル数は40,700となりますが、1000人程度のサンプル数でも、誤差の範囲なのでしょうか。
■「内閣支持率」リアルタイムのサイトでは…
これに対し、「今日の内閣支持率」というサイトでは、今現在の内閣支持率が表示されます。この投稿を書いている時点では、次のようになっています。
日付・期間 | 支持率 | 不支持率 | 有効投票数 |
4月5日 | 5.4% | 94.6% | 5,376票 |
過去1週間 | 6.9% | 93.1% | 16,462票 |
過去30日間 | 11.0% | 89.0% | 34,565票 |
さて、どちらを信用しますか?「今日の内閣支持率」のサイトでは、あなたも投票することができます。「あなたは、現内閣を支持しますか?」「あなたは、現内閣総理大臣を支持しますか?」という、簡単な設問です。ブログ筆者はさきほど、両方とも「不支持」に投票しました。
「今日の内閣支持率」こんなサイト知りませんでした。
とりあえず、二つとも不支持で投票しましたが、信憑性はどうなんでしょうかね。
信憑性については、ご指摘のような面もあるかと思いますが、設問が単純であるだけ、わかりやすいと言えます。
支持・不支持に細かい理由などいらないでしょう。NHKが支持の理由として挙げている「ほかの内閣よりよさそう」など、完全な誘導尋問のように思えます。
貴Blogには初めてコメントさせていただきます。
この記事を読ませていただいて、なんとなくホッとできました。
かねてより『こんなに問題満載で(モリ・カケ問題など)逃げまくっている政党、および内閣総理大臣の支持率がどうしてこんなに高いのか?』と不思議に思っていました。勿論、安倍さんが逃げに回った時に真実が判るという、とてもバカ正直な人なのですが(笑。
安倍さんが主要マスメディアの幹部と夜な夜な会食を持っているのは周知のとおりですが、その結果がこれです。安倍さんび策も問題ですが、それに乗せられているマスコミはもっと問題です。マスコミはどんな事があっても中立を保たなければなりません。もうマスコミは信じられませんね。それに比べ、ネット投票は分母が多いので信頼できます。ただ、こういうところに投票する人っていうのは、基本的に反対表明をしたい人ですので、分母の偏りも否定できません。
いずれにしても様々な問題が山積したままで解決しようとせず、新型コロナウイルス対策もまともにできない政府なんて要りませんね。
初コメント、ありがとうございます。
このブログでは、あまり国政については言及してきませんでしたが、今のように、暮らしに直結するとなると話は別です。
「なぜ安倍内閣を支持する人がこんなに多いんだろう?」という、疑問というかモヤモヤ感はありますね。
ご指摘のように、メディアのあり方も問われていると思います。偏向報道(NHK岩田記者の安倍政権擁護の解説などが典型)を始めとした「アベポチ」の垂れ流しばかりでは、多くの国民が騙されてしまうことも考えられます。
確かに、このサイトで投票する方は、もともと現政権に批判的な方が多いでしょうが、何らかの意思表示をすること(たとえワンクリックだけでも)が、今必要なのだと思います。
新聞社の世論調査が信頼できるのは無作為抽出法だからです。
サンプル数よりもバラツキが必要です。
わざわざ自分から投票に行くネットは、『常に偏ります』。ばらつかないで10万人いても信頼できません。ネットは偽装投票も簡単です(ビジネスになるならば、IPアドレス偽装のための請負業者が現れます)。
無作為抽出はまるで関心ない人まで尋ねます(だから回収率が50%と低いですが)。学生時代に訪問式の世論調査バイトしました。無作為抽出の人に絶対に面会なので大変でしたよ。割に合わないバイトでした。
各社での支持率の違いは設問や選択肢の違いとからしいですが、今は「○○新聞」というだけで回答者のバイアスも入りますから、その差かもね。
朝日新聞のサイトに、世論調査の「RDD(無作為抽出)」方式についての細かい説明がありますね。
↓
https://www.asahi.com/politics/yoron/rdd/
「詐欺を避けるために家の電話(固定)には出ない」という人も多い中で、各メディアも大変な作業だと思いますが、安倍内閣の支持率が半数近くあると、誘導的な設問ではないか? と疑ってしまいます。
※私も学生時代、市場調査のアルバイトをしたことがあります。なかなか話を聞くことができなかったのを思い出しました。