ブログ更新を再開します

当ブログ管理人の鈴木です。
しばらく更新をしていませんでしたが、管理人が1か月ほどの入院を経て、無事に退院しましたので、ブログの更新を再開いたします。
更新が滞っていた間も、多くの方々に当ブログを訪問していただきました。ありがとうございました。

今記事では、「日々の所感」として、私が入院・手術をした経緯をお伝えします。
もしかしたら、同じような症状に悩んでいる方もいるかもしれませんので、参考になれば幸いです。

No. 333

🔸「変形性膝関節症」で人工関節手術を選択
私が手術したのは、両膝の「変形性膝関節症」です。
ここでは、手術前の症状から、退院後の生活まで書き出してみます。

(手術前の症状)
*歩行時
や立ち上がる際に、恒常的な膝の痛みがありました。
*最も痛かったのは、何年か前に京都の神護寺や高山寺を訪れ(かなり歩きましたが)、帰宅したところ、夜中に膝が痛くて目が覚め、その痛さが1週間ほど続いた時です。
*趣味でテニスを続けていましたが、膝の痛みでボールを追えなくなったり、落ちているボールをしゃがんで拾い上げることが出来なくなってしまい、昨年の秋からはテニスが出来なくなってしまいました。
*整体院等に通ったこともありますが、私の場合、症状が進み過ぎており、
根本的な治療にはなりませんでした。
*今年の6月に右膝が腫れ、上尾市内の整形外科で見てもらったところ、「手術以外に治る見込みは無い」と告げられ、上尾中央総合病院宛てに紹介状を書いてもらいました。

(医師の診断と手術)
*上尾中央総合病院の担当医師からも手術を勧められたため、7月末に両膝の人工関節置換術を受けることになりました。
*人工関節置換術(略称はTKA=
Total  Knee  Arthroplasty)とは、傷んだ膝関節全体の骨、軟骨を切除して、金属(主にチタン)の人工関節を被せることで関節の痛みをとり、機能を再建する手術です。結果的にO脚やX脚を矯正します。筋肉への損傷は最小限としており、手術翌日から歩行練習などのリハビリを開始します。
なお、人工関節の耐用年数は現在、25年と言われています。
*私の場合は、7/22に入院。翌日左膝の手術。その1週間後には右膝を手術しました。
*手術は全身麻酔でおこないました。所要時間は左膝が約2時間でした。医師の話では、左はO脚、右はX脚だったので、右足のほうが時間を要したとのことでした。

(術後はリハビリの毎日)
*手術の翌日から、歩行のためのリハビリが始まりました。
*リハビリルームへ行く際は、最初は車いすを押してもらいましたが、回復するにしたがい、歩行器から杖使用となり、最終的には杖無しになりました。

(手術とリハビリの目的)
*手術の目的は、日常生活、とりわけ歩行時や椅子からの立ち上がり、就寝時などに生じていた膝の痛みを無くすことで、生活の質(QOL = Quality of life)を向上させることです。
*手術後、不思議なくらい、膝の痛みは無くなりました。退院後も続けているリハビリの目的は「膝を伸ばすこと」「伸びた膝を意識して歩くこと」です。

(入院生活)
*幸いなことに、個室(TV・トイレ付。シャワーは別室で予約制)に入ることができたこともあり、快適に過ごせました。食事の一部は選択制となっており、メニューはバラエティ豊かでした。
*療養費については、国保利用で高額療養費制度の適用となりますが、「限度額適用認定証のオンライン資格確認」を病院がおこなってくれるので、書類手続きは不要でした。
*PCを持ち込みましたが、ネット環境の不具合があったので、退院までPCは使わないことにしました。実際には、様々な検査や診察、リハビリなどがあり、時間的余裕はありませんでした。

(退院後)
*週に2日ペースで、通院してリハビリを続けています。医師からは「車の運転は1か月は控えるように」言われています。自転車もリスクが高いので避けています。
*家の中では、階段歩行に注意しています。リハビリの時もそうですが、とりわけ正面を向いて階段を下りるのは、TKAの手術を受けた身としては、かなり高度なスキルになります。今のところ、ゆっくりと後ろ向きに降りる練習をしています。おおむね、正面を向いて階段が降りられるようになるのは、手術後4か月ほど経過してからと言われています。
*私の目標は、1年後には軽いジョギングが出来るようにすることと、できればテニスを復活して、ゆっくりとラリーをすることです。
*膝自体の痛みは無くなったので、地道にリハビリを続けていきたいと思っています。
*なお、TKAの手術を受けた場合、現在、ほとんどのケースは「障害者手帳」は発行されません(術後の膝の可動域がほぼゼロの方は認定される可能性があります)。2014年までは「障害者認定」の対象となっていたようですが、医療技術が飛躍的に向上したこともあり、TKAは現在では「ごく普通の」手術であると言えるかもしれません。

🔸今後も、市民的視座から上尾市政・教育行政を考えていきます
入院前に、上尾市(&教育委員会)宛てに情報公開請求をおこないました。
開示請求した情報は、電子交付での送付を希望したため、入院中に送られてきた文書や資料があります。
当ブログは、「市民的視座から上尾の市政・教育行政を考えよう」がコンセプトになっています。入院中に市当局から送付された情報については、ブログの記事として随時お伝えしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。