〖イングリッシュサロン=英語クラブ〗創設の問題点の検証(2)

前記事のつづきです。 今記事では、市議会の予算特別委員会(3月5日)での、ばんどうともこ議員による質疑のつづきと、それに対する学校教育部長&市長の答弁について、関連する資料等を示しながら批判的観点で検証していきます。 N…

〖イングリッシュサロン=英語クラブ〗創設の問題点の検証(1)

〖イングリッシュサロン〗なる企画が市教委主導で行われようとしています。 2月の「総合教育会議」の際、私(当ブログ館主)はこの企画を初めて知り、同時に強い違和感を覚えました。そして、情報公開請求等で中身を深掘りしていくうち…

「上尾を暮らしやすく」 ━《大石中学校3年生から市長宛ての手紙》

上尾市の大石中学校の3年生264人が、上尾市長に宛てて「将来のために一人一人の意見を大切にしてほしいです」との手紙を書き、市に提出しました。このことは新聞でも取り上げられたので、ご存知の方も多いかもしれません。 今記事で…

市教委指導課による[学校図書館支援員]への《酷すぎる所業》とは?

当ブログには、<お問い合わせ>経由で、質問や内部通報などが寄せられます。 昨年12月、上尾市に採用されている[学校図書館支援員]の方から、《指導課に共済加入を強要され、断ったらボーナス無しに》との相談を受けました。 そこ…

「いじめ問題調査委員への公金の不当な支出」に関する請求人の陳述

おとといの2月13日、「いじめ問題調査委員会委員の報酬および費用弁償の返還に関する措置請求」(長いですが、監査委員事務局が付けてくれた「事件名」です)に関して、請求人としての陳述に出席しました。 傍聴のために足を運んでい…

[住民監査請求]の「請求人陳述」は2月13日(市HP掲載済)。

前記事でお伝えした「住民監査請求」が受理されました。 監査委員事務局が付けた案件名は「いじめ問題調査委員会委員の報酬および費用弁償の返還に関する措置請求」です。 今回の住民監査請求は、「上尾市いじめ問題調査委員会」の「各…

上尾市教育委員会による「いじめ問題調査委員」委嘱での致命的な誤り

上尾市内の中学校で起きた[いじめ重大事態]については、「上尾市いじめ問題調査委員会」から『調査報告書』が公表されています。 一方、昨年12月の市議会では、『調査報告書』は多くの不備があることから[いじめ重大事態]について…

授業をしない教諭=拠点校指導教員(初任者研修対応)の「不可解さ」

学校教育法で「必置義務」が課されている「教諭」。 その職務は「児童(生徒)の教育をつかさどる。」と定められています。 ですが、学校に勤務しているにもかかわらず、授業をしない「教諭」がいるのです。 それは「拠点校指導教員」…

上尾市の学校の先生が足りない!

文科省も指摘せざるを得なくなった「教員不足」。 上尾でも例外ではありません。深刻な問題となっています。 今記事では、「上尾市の学校の先生が足りない」現状についてお伝えします。 No.308 🔸上尾市の教員不足は22名(1…

児童生徒の2・3月の給食費無料は歓迎しますが、別の問題もあります

今年2月・3月分の小・中学校児童・生徒分の学校給食費が無料になることについては、補正予算として示され、上尾市教委HPの学校保健課の頁にも掲載されました。 当ブログでは、2021年9月の市議会で「小中学校の給食費無料化に関…

能登半島地震と原発のゆくえ、一方では岸田首相の「信じ難い言動」が

能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。 元日の地震発生から5日経過し、被害の大きさが明らかになりつつあります。 今記事では、能登半島地震と原発問題と、今回の地震をめぐっての岸田首相の「信じ難い言動…

「いじめ重大事態」問題について私たちが心に留めておくべきこと

上尾市議会最終日(12/25)に、市民から提出された請願が賛成多数で採択されました。 請願の件名(題目)は「上尾市いじめ問題調査委員会 調査に関する請願」です。 新聞やネットニュースでも取り上げられたので、請願が採択され…

上尾市会議員として最後の一般質問も舌鋒鋭く中身の濃いものでした。

市議選直後の上尾市議会12月定例会が終わりました。 今回で退任する議員は、議席順に、小川明仁・戸口佐一・渡辺綱一・鈴木茂・池田達生・長沢純・道下文男の各議員です。このうち、小川・長沢両議員を除き、5名が12月定例会の一般…

原市中HPに掲載の『学校だより(校長投稿)』への疑問と危惧

上尾市内の各小中学校で、子どもたちが何を学び、どのような学校生活を送っているのかを知るためには、それぞれの学校のHPの『学校だより』は欠かせません。 これから転居予定の方が「子どもが転入学する予定の学校の状況」を知るため…

市民による情報公開請求と「問い合わせ」で市教委指導課が慌てて対応

現在、教員の働き方改革に関連して「部活動の地域移行」が注目されています。 上尾市においても、「上尾市立中学校部活動地域移行推進協議会」が5月と10月に開催されました。5月の同協議会を私(当ブログ館主)は傍聴しました(傍聴…

疑問を契機にして、市民的視座から上尾の教育行政&市政を考えよう

当ブログで発信している記事の数が300を超えました。 記事の大半は、私(当ブログ館主)が情報公開請求等で入手した情報(すなわち、行政保有の資料)に基づいています。というのも、市政や教育行政が抱えている問題について、表向き…

立候補予定者からの「学校統廃合を考える市民連絡センター」への回答

昨日に引き続き、当ブログで入手した、市民団体から市議選立候補予定者に向けての質問とその回答についてお伝えします。 今記事では、「上尾の学校統廃合を考える市民連絡センター(事務局:吉田務氏)」から上尾市議選立候補予定者への…

年金者組合が上尾市議会議員立候補予定者にアンケートを実施しました

上尾市議会議員一般選挙が、11/26告示・12/3投票でおこなわれます。 (衆議院・参議院選挙は「公示」、それ以外は「告示」といいます) 議員がどのような顔ぶれになるのか、市民として大いに関心がありますが、「立候補予定者…

教育委員が5人は県内で9市のみ。7割の市では女性教育委員が複数。

当ブログでは、以前から「現在の定例会の様子を見ると、上尾市の教育委員は5人も必要無いのではないか」という観点での記事を投稿してきました。 私(当ブログ館主)があらためて埼玉県内の40市の「教育委員」について調べてみたとこ…

「統廃合ではなく、今ある学校をなくさないで!」の声を市教委に提出

11月2日、[上尾の学校統廃合を考える市民連絡センター]が広範な市民などから集めた「子どもたちや市民の願いにこたえる学校施設の更新を求める署名」が上尾市教育委員会宛てに提出されました。 今記事では、この署名の持つ意義と、…