「市民の意見を聴く」姿勢に欠ける西倉剛/上尾市教育委員会教育長

唐突ですが、上尾市の教育長が誰か、ご存知ですか? 限られたイベント以外、市民の前にはほとんど顔を出すことはないので、当ブログをお読みの方でも、上尾の教育長の名前も顔も知らないという方も多いのではないでしょうか。 今記事で…

来年度から上尾市の小・中学校の夏休みが「延長」される見込みです

教育委員会10月定例会(10/24)を傍聴しました。 その中の「報告事項」で、来年度から市内の小・中学校の夏休みを延長する見込みであることが市教委事務局(指導課)から報告されました。 今記事では、以前「秘密裏に」夏休み短…

“イングリッシュサロン” について「市民的視座」から検証します

《全国初!》と「鳴り物入り」で始まった上尾市の ”イングリッシュサロン” ですが、当ブログは従前からこの「地域英語クラブ」については「本当に必要な事業なのか?」との疑問を持ち、実態に基づく問題点等についてお伝えしてきまし…

『請願』が採択されたあとの扱いはどうなっているのでしょうか?

HPで公表されている教育委員会8月定例会の『報告事項』の中(P8)に、「請願の処理経過及び結果の報告について」という報告がありました。ですが、私(当ブログ館主)は今までこのような報告は見たことも聞いたこともありません。 …

総合教育会議の会議録から見えてくる「上尾市教委の不都合な真実」

私(当ブログ館主)が入院・手術をしている間(個人的なことですみません)にも、市の行政や教育委員会関係で、様々な審議会・協議会等が開催されました。また、それらの『会議録』や資料等も公表されつつあります。 今記事では、その中…

保護者への教室カーテン洗濯依頼、なぜ市予算で支出しないのですか?

今記事では、本来であれば学校が公費(市の予算)で支出するべきところ、「保護者に依拠している」と思われる実態についてお伝えします。 具体的には、「教室のカーテンの洗濯」です。この件を取り上げる契機となったのは、公表されたば…

上尾市長は「無責任な教育委員会」を側面から手助けするのですか?

学校に勤務する教育職員の時間外勤務について、当ブログでは高い関心を寄せていますが、直近では No.334 記事 &  No.335 記事で取り上げてきました。 上尾市教委は、R6年度末までに「時間外在校等時間=月45時間…

市内各中学校長には、現状の《決定的矛盾》の説明責任があるのでは?

前記事の続きです。今記事では、情報公開請求により入手した中学校の教員の勤務実態と、勤務時間や休憩時間を無視するような「部活動顧問」を決定する校長の実態などについてお伝えします。そのことも含めて、「教員の働き方改革」につい…

これは ”美談” ではなく、教員の「献身的サービス残業」なのでは?

上尾市教育委員会はR6年度末までに「時間外在校等時間=月45時間以内を100%にする」を目標に掲げています。 R6年度末までにということは、残り7か月ですが、残念ながらこの目標は達成できそうにありません。その理由は幾つか…

市内小中学校の修学旅行について「費用」の面から検証してみました

前記事では、上尾市教育委員会(事務局)が昨年度実施した「学校再編検討対象校に係るアンケート調査」についてお伝えしました。とりわけ、「子供たちの学びに望ましい学校について(自由記述)」の中の「修学旅行」に関する記述の信憑性…

[新しい学校づくり推進室]による「教育環境アンケート」への疑問

昨年度実施された「学校再編検討対象校に係るアンケート調査」の結果が、上尾市教育委員会5月定例会で[教育総務課/新しい学校づくり推進室]から報告されました。 今記事では、「学校施設更新基本計画」に付随する、このアンケート結…

児童・生徒を含めた「教育懇談会」の開催を拒む理由は無いのでは?

以前の記事で、私(当ブログ館主)と市民の連名で「教育長・教育委員と市民との懇談会」の開催を求め、上尾市教育委員会宛てに『請願』を提出したことをお伝えしました。 (No.325記事を参照) しかしながら、この『請願』は提出…

上尾市内小・中学校の「いじめ重大事態は現在6件」という深刻な事態

上尾市小・中学校の「いじめ」問題を考える「上尾市いじめ問題対策連絡協議会」。 5/16に開催された第1回協議会の『会議録』が公表されました。 しかしながら、この『会議録』から、上尾市における「いじめ問題」を考える際に見逃…

「部活動の地域移行」に隠された「不都合な真実」とは

『上尾市における部活動の地域移行に向けた基本方針』(以下、今記事では『基本方針』と表記します)が教育委員会5月定例会で「全員一致・異議なし」で採択されました。 ところが、この『基本方針』には「教員の働き方改革に関する非常…

市で募集している「市民コメント」の提出期限は6月7日(金)までです

現在、上尾市では「市民コメント制度」に基づき、2つの意見募集(図書館本館に関して &  学校給食施設の今後について)がおこなわれています。 しかしながら、同じ市の教育委員会(事務局)からの案でありながら、その中身と募集の…

市民が提出した『請願』を5か月間も放置している「教育委員」って?

前記事の続報です。 私(当ブログ館主)と他の市民が連名で教育委員会宛てに提出した『請願』。 長期間経過しているにもかかわらず、この『請願』が審議がされていないことについて、私は「行政不服審査請求」を提出したところ、教育委…

市民からの指摘で、公表した複数の資料の誤りを訂正する市教委って?

上尾市HPの中の「上尾市教育委員会」のページ。 一見すると多くの情報が閲覧できるようになっています。 先日、この市教委のページの「新着情報」に、ある「訂正」についてのメッセージが掲載されました。閲覧して、「これ、今頃にな…

市教育行政が「市民の行動でやっと気づいたこと」と「遅すぎる対応」

今記事では、大きく分けて二つのことをお伝えします。 一つは「市民の行動により、教育委員会がやっと気づいたこと」です。 教育委員会4月定例会での「住民監査請求の結果」の報告と、教育委員がどういう反応をしたのかに注目しました…

市教委指導課のお粗末さには、市監査委員も「ちょっとびっくりです」

当ブログ記事No.318 などで何回かお伝えしてきた「住民監査請求=上尾市いじめ問題調査委員会委員の報酬及び費用弁償の返還に関する監査請求」ですが、監査委員と担当課(市教委指導課)とのやり取りなどの文書を情報公開請求で入…