上尾市図書館休館がさらに延長
記事No.73
■市図書館の休館は5月6日まで再々延長
上尾の図書館の休館がさらに延長され、昨日(4/10)市のHPに掲載されました。ブログ筆者は昨日午前中に図書館職員の方と面談し、情報公開請求してあった公文書=今年度の「委託契約書」の写しの交付を受けました。そうした場合には、図書館問題に関心がある市民の方(一人か二人)が同席する場合もあるのですが、現在のようなコロナ禍の状況から、ブログ筆者のみ説明を受けました。
すでに市議会予算特別委員会でも若干話がされているように、今年度から上尾市は図書館運営業務(主にカウンター業務)を上尾市都市開発から(株)ナカバヤシに変更しました(委託契約の問題については、契約書の中身をよく見てからこのブログでもお伝えします)。
席上、図書館休館について話が及び、やはり5月6日まで再々延長する意向であるということでした。そうなると、
3月4日・5日=一部サービス停止(いつ通知されたか不明)
3月6日~3月31日休館(3月6日当日HPで通知)
4月1日~4月15日休館=再延長(3月27日HPで通知)
4月16日~5月6日休館=再々延長(4月10日HPで通知)
以上のような時系列になります。
しかしながら、3月6日の「お知らせ」が市のHPから削除されたこともあるので、ブログ筆者の意見として次のことを伝えました。
①延長するのであれば、早く市民に知らせたほうがよい。
②前回までの「休館のお知らせ」はHP上に残しておくべき。
前回までの「お知らせ」がHPに残っていないと、図書館がコロナ禍に対してどう対応したのか、その痕跡が市民に分からなくなってしまう、つまり市民側からの検証ができなくなってしまうからです。
事実、3月4日・5日の「サービス一部停止」について利用者にいつ知らされたのか、すでにわからなくなっています。
さらに、3月6日に突然休館したことは、HPに残っていないので、市民ブログの記事しか頼りになるものがありません。
「5月6日まで休館」の「お知らせ」が昨日中に掲載されたこと、今のところ3月27日の「お知らせ」がHP上に残されていることから、ブログ筆者の要望を取り入れていただいたと考えています。
一方、図書館側の説明では、「前回の通知を残しておくと誤解する利用者の方がいる」(たとえば、<休館は4月15日までではなかったのか?>、と言ってくる利用者の方もいる)とのことです。
上尾市の図書館をめぐっては、上平の複合施設問題、本館老朽化、民間への業務委託、職名としての司書不在、図書館協議会のありかたなど、多くの問題や課題があります。
ブログ筆者は、この先も図書館を利用する者として、図書館側の実情も理解したうえで、上尾の図書館のあり方について関心を寄せていきたいと考えています。
3月4日~5日のサービス一部休止の告知については、3月2日更新でホームページに掲載されています。
ブログ「まちウオッチング」No54 (3月4日更新)に、ホームページに掲載された内容をコピペして掲載しています。
図書館のことでの情報公開の文書交付の折には、またお誘いくださいますようお願い申し上げます。
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の3月2日のサービス一部休止の件が、現在図書館HPから削除されています。
他の終わった図書館のイベント等がいまだに残されているのに、こうした記事が削除されてしまう、つまり市民が検証できないことが問題だと考えています。
その場合、《まちウォッチング》をはじめとした市民のブログが頼りになりますね。その意味でも、市民からの発信は大切だと思います。
情報公開請求の処分通知の手交については、しばらくの間、郵送でのやり取りになることが考えられます。