誘導的設問が多い市民アンケートは作成者側の《集団浅慮》が主要因

上尾市教育委員会が今月実施した「子供たちのための新しい学校づくりに関する市民アンケート」。 対象者は18歳以上の市民3000人でしたが、私のところにも回答用紙が届きました。 このアンケートの問題点は、すでに当ブログ記事<…

「市民的視座からの提言」により、上尾市議会『市の概要』が改訂

当ブログでは、折に触れて、私がおこなっている情報公開請求等を通じて公開された文書・資料等に基づいて上尾市の行政・教育行政について読者の方にお伝えしています。 また、実際に私が情報公開請求の「処分」の通知書を受領する際は、…

5名の教育委員に向けた「3つの質問」の書簡を渡してもらいました

7月4日の教育委員会臨時会(「非公開の会議」とされました)に合わせて、上尾市教育委員のみなさん(5名)に教育総務課経由で書簡を渡してもらいました(内、当日欠席の1名については7月15日に渡していただいたとのことです)。 …

市教委による「市民アンケート」。これはいったい何に使われるの?

7月4日頃に上尾市教育委員会からの大きめの封筒が届き、開けると「アンケート」なるものが入っていて、「なに、これ?」と思われた市民の方もいるのではないでしょうか。 かくいう私の自宅にも、この「アンケート」が届きました。 中…

「識見を有する」教育委員の発言&それを「聞き流す」市教委事務局

先週(6月24日)上尾市教育委員会6月定例会を傍聴しました。 当日は「非公開の議事」が無かったため、傍聴者は最後までいられましたが、会議の所要時間は「結果概要」によれば、わずか37分間でした。 傍聴していて、相変わらず教…

情報公開請求を契機にして、上尾市の行政に少しだけ「改善の兆し」が

私が市に情報公開請求をおこなう理由は、上尾市行政や教育行政について「これはおかしいな」「本当のことが知りたい」と考えるからです。そして、このことは「ひとりの市民として」許された合法的かつ民主的な権利(=知る権利)を行使す…

「議会改革度調査 2021」への上尾市議会事務局の回答とは?

上尾市議会6月議会の一般質問が始まっています。私は議会場での傍聴はしませんが、関心を寄せている質問について、中継録画で質疑を聞いています。 上尾市議会事務局への情報公開請求の結果、早稲田大学マニフェスト研究所による「議会…

「議会報編集委員会」の会議録から見える「上尾市議会のリアル」

前記事でお伝えした上尾市議会への情報公開請求の「処分(=開示・非開示の決定)」が示されました。 今回私がおこなった情報公開請求は、次の2点。 ① 請願の文言(内容)のHP等への公表について ② 「議会改革度調査」への上尾…

議会で1票差否決の請願本文がHPに不掲載という「不可解な事態」

上尾市議会において、議案や請願に対して賛否が分かれることはあり得ます。 とりわけ私は、委員会では可決されたにもかかわらず、 本会議では否決となった市民からの請願の存在に関心を寄せています。 直近では、3月議会でそういった…

市民として「強烈な違和感」を覚えた上尾市教育委員会5月定例会

5月25日、上尾市教育委員会5月定例会を傍聴しました。 議案・報告は各11件。所要時間は約1時間半(休憩を含む)。傍聴者は4名でした。 「上尾市一般会計補正予算に係る意見の申出について」という議案は、「非公開の会議」とさ…

上尾市図書館による「学校統廃合」関連のレファレンスサービス(2)

前記事では、現在「全市的な問題」となっている「学校統廃合・学校再編計画」に関する資料や検索先などについて、私が上尾市図書館にレファレンスサービスをお願いしたところ、ていねいな回答があったことについて述べました。 今記事で…

上尾市図書館による「学校統廃合」関連のレファレンスサービス(1)

上尾市図書館に依頼していた「学校統廃合」に関する「レファレンスサービス(=資料を探す手助け)」ですが、先日その結果を受け取りました。 結果はA4版6枚にわたっており、当方の「時間は多少かかってもよいので、できるだけ詳細に…

「上尾市図書館 利用者アンケート(5/31迄)」を出しませんか

(追記)上尾市図書館に要望したところ、本館1階の利用者アンケートの設置場所が少し西側に移動しました。この結果、今までより目立つ位置になりました(記入用の机・椅子もあります)。 現在、上尾市図書館では「利用者アンケート」を…

「水泳モデル事業」を利用したい市教委事務局 & 言いなりの教育長

4月25日、上尾市議会で「学校施設更新計画基本計画調査特別委員会(以下、「調査特別委員会」と略記します)」が開かれ、傍聴をしてきました。 この日は、「上尾市立学校の水泳授業 及び プール施設のあり方基本方針について(以下…

「隠れ教育費」問題-保護者負担の実態を見ようとしない上尾市教委

昨夜(4月22日)のNHK「首都圏情報  ネタドリ!」は、「家計を圧迫?どうする コロナ禍の”教育費”負担」というテーマでした。 番組をご覧になって、「子どもの通う学校でも、いろいろな名目で集金がされています」との感想や…

<男女共同参画推進>は表向き? 実際は「言行不一致」の上尾市長

前々記事【「男女共同参画」はどこに行った?上尾市教育委員会に漂う「後退感」】に書いたとおり、市議会の同意を得たとはいえ、畠山市長は矢野誠二氏を新しい教育委員に任命しました。このことは、「男女共同参画推進の観点からは明らか…

<独断専行>に走る市教委事務局 & それを許している教育委員たち

現在、上尾市教委HPに掲載されている「教育行政重点施策」。 実は、この「重点施策」の中に、市教委事務局の<独断専行>とも言える内容が含まれています。また、学校の働き方改革基本方針に関し、学校教育部長は信じ難い市議会答弁を…

「男女共同参画」はどこへ行った? 上尾市教育委員会に漂う「後退感」

年度初めの4月1日、上尾市教育委員会の臨時会を傍聴しました。傍聴者は2名でした。 「臨時会の結果概要」によれば、会議の所要時間はわずか7分間。 しかしながら、今年度の上尾市教育委員会の雰囲気を感じるのには十分な時間でした…

「卒業」の季節に思うこと

3月は「卒業」の季節ですね。 今の学校を卒業し、次の学校に進む方や社会に出る方。 あるいは、長く勤めた仕事や、様々な役目に区切りをつける方など 「卒業」はそれぞれの人生の節目であると思います。 かく言う私も、この3月、慶…

やはり「監査委員は悪行をなす執行機関の防壁にすぎない」のか?

過日私が起こした「住民監査請求」(=上尾市職員措置請求)の結果が監査委員事務局から手交されました。残念ながら、監査委員の判断は「棄却」でした。 今記事では、今回の監査請求についての現時点での状況などについてお伝えします。…